ちょっと気になる話

 リニアとは直接関係ないようにみえますが、実は大いに関係があること。こんな記事をよみました。

説明して! 高森議会議長 どうなってるの?
議会議長は不偏不党・公正中立で議会内では議員が自由闊達な意見交換が出来るように保障し、二元代表性の一方の雄として町政を監視し、提言などを通じて充分な役割を果すことが要求されます。
したがって議会内での発言は議会外では責任を問われないことが憲法でも保障されています。
ところが現在の高森町議会議長は自分の意見と合わない議員の議会での発言に対し、議会外の会合の挨拶で公然と攻撃したそうです。
これでは、町民の声を自由に議会で論議できない、形骸化した名前だけの町議会となってしまいませんか。

 消息筋によれば事が起きたのは3月24日議会最終日、議会関係者のほかに町長から役場の係長以上が出席したの懇親会の席上。筆者は何度も聞きなおしたのですが、議長さんのたとえ話の部分、かなり不穏当ともとれるものだったらしく、わが耳を疑って、後日他の出席者に確かめた人もいたそうです。攻撃の対象になった議員さんは自分のことを言ってるとわかったそうです。自民支持も含め一応民主主義的な議会の有るべき姿を理解している議員さんたちは非常に違和感を感じたそうです。

 この議長の任期は6月議会までだそうですが、是非とも議長の辞職勧告によって辞めてもらうべきだと思う町民は少なからずいるでしょう。本当は、議員を辞職すべきだと思います。

 集団自衛権の問題などは国の問題だと突っぱねるような連中が、安倍首相が国会でやっているのと同じようなことを町の議会に持ち込んでいるわけです。

 昨年度の町政懇談会(正式名称はもっと今風の名前です)で、また町内各方面から、議会として町民に対して議会報告会をしてほしいという要望があったそうです。しかし、町を通してですから、議会事務局から議長の間でもみ消され討論の場には出されなかったようです。この議長は町民の直接の声を聞くのが嫌なのでしょう。

 民主主義が大事だと思う高森町議会の議員さんは団結して極右とちゃんと闘ってください。

 リニアに欠けているのも民主主義、基本的人権の尊重です。

(2015/05/09)