残土を本山に置く理由

 本山産業森林組合(本山更生会)の山林内の谷にリニアのトンネルの残土を埋め立てる理由として、ダンプカーが里に下りてこないためという人がいます。JR東海さんも住民がそう言っていると言っています。豊丘村公民館の館報「とよおか」に面白い記事がありました。


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 洗濯物が粉じんで汚れては困るというのが本当の理由らしいのですが、200台で「こんな事があっていいのだろうか」だったら、大鹿の1300台以上というのについては、この作文書いた人は篠塚さんはどう考えているんでしょうか? こういうのを屁理屈と言うのです。

 中間地域で大多数の住民にとって「おこぼれ」なんか期待できないリニアなんですから、リニアに反対と言わなくても残土は置くなといえば良い。

 さて、実は本山に運べば人家のあるところをダンプが通らずにすむという理由なんですが、実は本山に運んだとしても人口が少ないとは言っても集落内を通過しなくてはならないところがあります。そこではどういうことがあったか。村なのか、自治会なのか、JR東海なのか、そこの住人に対して、別の所にアパートを借りて工事の間中移転しろといっているそうです。住人は当然、拒否しているとのこと。

 JR東海のやり方も強引なんですが、その取り巻きの長野県、市町村、そのほかリニア推進のお先棒担ぎのお調子者たちも、常識がないというかなんというか、困ったものです。

(2017/04/27)