『信毎』 2019/07/18

▼JR東海が静岡県に回答案、「慎重に施工」

 静岡県は17日、リニア中央新幹線工事に関する県の中間意見書に対してJR東海が提出した回答案を公表した。同社は「適切にリスク管理を行いながら慎重に施工する」としたが、難波喬司副知事は県庁で記者団に「文章だけで県民に分かりづらい。説明になっていない」と不満を述べた。

 リニアエ事では、長野、静岡、山梨3県にまたがる南アルプストンネル掘削による大井川の流量減少が懸念されている。JR東海は湧水量に上限を設けて超えた場合は工事を中断するなどとしている。

 12日付の回答案では、上限値は「過去の実績から最大を想定した」と説明。「進捗(しんちょく)が遅れている工事を早急に進めることに理解をいただきたい」と訴えた。