更新:2021/01/13

国民大運動静岡県実行委員会が川勝知事と意見交換

 1月12日、静岡県内の労働組合や分野別の市民団体がつくる国民大運動静岡県実行委員会が川勝知事と意見交換を行いました。静岡の林克さんのフェースブックへの投稿から紹介します(2021年1月12日14時26分)。

 労働組合や分野別の市民団体がつくる国民大運動静岡県実行委員会が1月12日に県庁内知事室で行いました。10月に県の全部局に対して丸一日かけて数部屋で交渉を行い、最後7項目に絞って知事交渉をしました。毎年やっています。

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 リニアで知事と意見交換

 今日は大運動の知事交渉、コロナ、少人数学級、公契約と並んでリニア、浜岡(両方とも私の担当)の意見交換をしました。

 リニアについては、訴訟の会の共同代表として、訴訟について評価してもらっていることについて謝意を表しました。私たちとしても「静岡県は一つ」と立ち振る舞いたいと表明。その上で県民の声をよく聞いてほしいと要請。

 川勝知事は、「今国の有識者会議をしているが、おかしな運営をしている(私から「とても中立じゃないですね」の合いの手) 。でもそれだけで終わらない。県の環境保全連絡会議専門部会、次は利水団体の意見を聞かなければならない。手続きはまだたくさんある。その間私がブレたら、遠慮なくしかってほしい」と述べました。

 私から「コロナで『リニアに対する状況が変わった』とする知事の発言を大事にしてほしい」と要請。

 知事は「今、コロナで大都市部はひどい状況、リニアが開通すれば感染ルートになる。そんなこんなでいらないという人が増えている。しかしこれまで副知事などに積み上げてもらった経緯を大事にしてやっていきたい」と述べ、お互いに理解し合うかたちで懇談を終えました。