更新:2021/06/02

下沢残土置場と戸中斜坑ヤード

下沢の残土置場

 佐原から戸中へ行く道路脇の谷、下沢(くだっさわ)へ26万立米の残土を埋める計画。

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既存の砂防えん堤

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表土を取り除いています。

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左のパイプやその先のやぐらは戸中斜坑ヤードからトンネル残土を運ぶベルトコンベアの施設だと思います。

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村民体育館脇へ通ずる道路から見たところ。コンベアは道路の上を横切っています。

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盛土の一番下流側。

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道路は、左が坂島斜坑や本山残土置場や野田平キャンプ場方面。右が途中斜坑ヤードと福島方面。

戸中斜坑ヤード

 次の3枚の写真は野田平方面へ行く道路から戸中斜坑ヤードをみおろして撮影。虻川がヤードの向こうの谷底を流れています。左が上流側。写真は上流から下流側へ。

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 たまたま、数台の車が脇を通りました。1台からJR東海の職員が降りてきました。これらの車はリニアの工事現場を視察に来た人たちをのせていたのでしょう。この三叉路はいったん右方向へ行って道幅の広いところで車の向きを変えないと左の戸中斜坑ヤードへ入れません。この職員は、車を誘導するために降りたのです。

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ヤードの仮囲い。車を誘導していたJR職員さんは徒歩で車を追って行きました。左は「戸中諏訪神社」。

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ヤードの東側から。まだ、仮囲いがヤードの周囲全体に設置できていないし、入口ゲートもできていません。

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ヤードの東側から

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坑口にかまぼこ型の構造物ができています。しかし、まだ、化粧木がのせてありません。当然のせてから掘削を始めるのだと思います。JR東海さんが急かせないかぎりは。南アルプストンネルの小渋川斜坑は2017年7月3日に掘削を始めましたが、この時には化粧木がのせてありませんでした。現在はのせてありますが、掘削開始前にのせてなかったことが、現在工事が難航している原因かもしれません(参考)。

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戸中斜坑ヤードの南側。右に虻川が流れています。上流方向

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上に同じ。下流方向。

福島てっぺん公園

 福島てっぺん公園の展望台から本山がみえるかどうか確かめにいったら、戸中斜坑ヤードのところで見た視察の皆さんがいました。画面の左側付近の地下をリニアの伊那山地トンネルが通ります。

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青いズボンがJR東海の職員。どういう立場の方々の視察なのか分かりません。

 展望台からは本山は手前の木立に隠れて見えません。展望台を降りてから、南の方へうごくと見えます。ここで見た感じからすると、市田駅付近から豊丘中学校のグランドの上あたりに見えるというのはちょっと不思議ですが、そういうもんです。