更新：2021/12/10

『静岡新聞』の最近の記事から(2021年12月10日(a))

リニアと大井川関係

　川勝さんの失言ばかりが目立ってますが、大井川の問題は、JR東海さんにとって良い方向に向いているわけじゃありません。

1．の記事によれば、川勝知事は、県の有識者会議で科学的な議論を継続し、ＪＲ東海がルート変更を含めた意思決定をしやすくする必要がある、水資源や生態系に関する問題を技術的に解決できるかについては、１年８カ月にわたって議論している国土交通省専門家会議が影響を回避する具体策を示せていないので「クリアできなければどうするかという認識を当事者は持たざるを得ない状況になっている」、「事業者のＪＲ東海が問題に対して、どういう決断をするのがふさわしいか。（県が）相手（ＪＲ）の立場に立ちながら現状認識を共有し、意思決定しやすい環境を作り上げていく」と述べています。

4.の記事によれば難波副知事は、JR東海の最初のアセスメントは不十分とし、影響の回避、低減に正面から取り組むことなく、環境アセスの手続きを進めようとすることが議論の長期化の原因と指摘。3.の記事で、難波副知事は、「仮にＪＲが中止する場合は、株主や社会に説明できる理由に基づき判断すると想定される」として、国などとの関係性に影響は出ないとの考えを示しています。

川勝知事の失言問題関連

　大井川の減水問題の具体的なことがらについては、国交省の有識者会議にお任せっぱなしの自民党。こういう問題では俄然元気が出てきます。そして、川勝さんは「サル以下」、つまりサルを選んだ大多数の県民もサル以下という誹謗は保守系無所属議員に任せるという知恵もある。

『Yahooニュース(静岡朝日テレビ)』8日7時35分 "静岡県議会でリニア巡り論戦　川勝知事VS元島田市長　「丹那トンネル水枯れ」は大井川の教訓か"
そのぶれない暴言、失言、あるいは詭弁、そしてその後の言い訳、発言撤回、謝罪、二度と不適切な発言はしないと反省するも毎年ワンパターンの繰り返しで学習能力ゼロ。サルは一回反省すれば直ります。あなたは何回反省すれば直るのでしょうか？永久にムリです。じゃあどうしたらいいのでしょうか。解決方法はただ一つ、静岡県から『去る』ことです。この記事のコメント欄を読むと、桜井県議さんは、川勝さんを攻めたつもりが自分のところへブーメランが返ってきているという感じがしないでもないですね。