更新:2022/01/23

車輪の発明は…

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 「車輪の発明」で検索したら、"紀元前の偉大な発明!「車輪」|WEBコラム|商品案内 ..." というページがでてきました。

小さな力で物を移動させる事ができる「車輪」は、力持ちの男性だけでなく、女性や子供の力でも大きく重い物を運べる画期的なものです。

 これは、建築金物・建築資材を扱う商社(杉田エース)のページ。キャスターも扱っているようで、キャスターについて書かれたものです。「小さな力で物を移動させる事ができる」というのは、「省エネ」ということですから、これからの時代、車輪を使わずに車体を持ち上げて列車を走らせるというリニアモーターカーの発想は古い、見当違いというしかないと思います。

 超電導リニアについては、かなり変な記事もまともな記事ものせている『東洋経済オンライン』の "「車輪」がこんなにも奥深いと知っていますか" が面白いです。100項目のうち、最初のページの、「1.車輪は人類黎明期の最も重要な発明の1つ」から「18. 以降、鉄のタイヤの時代が1900年も続いた」あたりまでと、「5ページ」の「乗物にかかすことのできない車輪」の「87. 鉄道の車輪は1万km走ると、平均で約0.1㎜摩耗するといわれる」からあたりが特に参考になると思います。

 『東洋経済オンライン』のページより短くまとめられている "車輪は いつどこで生まれたか"。

一般に車輪は、省エネルギーに役立ちます。われわれの移動と必要物資の輸送にとって車輪の利便性は高く、これなしには暮らせないほど生活に浸透しています

 「歴史的に見ると、革新性に富んだ技術は軍事技術を変革し、経済発展を進め、覇権確立に力を貸してきたことが分かります。」という部分にひっかかる感じがするかもしれませんが、「革新性に富んだ技術」は基本的に、誰でもが安全に安心して使えるべき民生用(民需)の技術の中から出てくるのだろうと思います。

 大井川の水の問題の関連で名前がでてくる「日本軽金属」の関連ページ、"車椅子を生み出した車輪の発明"。