更新:2022/05/03、05/06 一部修正

「高森町のサッカー場と場外舟券売場建設について考える集会」

 3日、「高森町のサッカー場と場外舟券売場建設について考える集会」が高森町下市田の下市田区民会館で開催されました。

 高森町が山吹地区で計画している公認のサッカー場建設は赤字が目に見えています。これは町も認めている。計画は、社会教育に役立つという表向きの目的とは別に、また、町民や山吹区民の意志とは別のところから出て来た経緯があるようです。例えば、地域開発を営業内容の一つとする企業がアイデアを売り込んで町がそれにのったというようなことがなかったのかという点。

 町議の中で町の議会への説明の仕方についての認識にくいちがいがあって、町の議会へのはかりかたにも問題がありそうです。共産党議員の見解は、町が議会に最初に行った説明は検討することを承認して欲しいというものだったといい、他の議員は計画を進めることを承認して欲しいというものだったという。具体的な予算など詳細が決まっていない段階の説明は検討すると解釈できるという3人の共産党議員が反旗を翻したことについて、最初に賛成した以上、次の段階で反対するのはおかしいと、自らの議会報告に書いた議員さんも参加していました。

 壬生町長は山吹地区から出ており、サッカー場については山吹区民は歓迎しているのだろうと思っていましたが、計画地に含まれる蛍パークは元は防災広場として始まっており、山吹区のかかわりかた(山吹区の所有)から必ずしも歓迎しているわけではないようです。「Jリーグ山雅」が練習に使うというが、観客席の規模からせいぜい子どものサッカー試合に使える程度のものという指摘がありました。

 この指摘に対して、会場から、サッカー場の費用は町民一人当たり年間1000円に過ぎないのだから、子供たちにサッカーをやらせたいとは思わないのかという、やや場違いの問題意識の意見も出ました。しかし、こういう多数に受け入れやすい意見もあるという考えがなければ、なにか新たな開発(箱もの)をやって行政の成果を示そうとする町側の姿勢は変わらないでしょう(リニアでは、東京へ展覧会や音楽会や観劇などに行くのが便利になる)。

 これまでのいきさつには、下市田のガイドウェイヤード受入れ候補地の話と似たところもあります。一度も選挙を経験していない2期目の町長の暴走という声もあるんじゃないかと思います。

 人工芝にするか芝にするかという検討資料がありました。どちらを選択しても、環境負荷はかなり高い。SDGsがはやりですが、SDGsを声高に主張する一方で女性議員をどう喝するようなパワハラ町議はじめ町議の大多数がサッカー場建設に賛成しているようです。

 舟券売場については、運営する企業が用地を探していたものの、近隣のダイエイパチンコ、宮下高森営業所の2カ所で話がまとまらず、国道153号線の高森荘入口交差点の北東の農地に目を付けたということ。

 町議会が舟券売場の建設に反対の決議をした場合は舟券場外売り場は建設できません。予定地の中に町議会議長(山吹地区選出)の土地が含まれているとの情報もあって、議会運営に影響は出ないのかという心配もあります。

 舟券売り場については松川町も関係あるとの指摘もありました。

 公認サッカー場、場外舟券売り場ができると、新たな天竜川の橋ができる高森町のこの一帯は、「かわまち」、カインズホーム、ドンキ・ユニーなどとともに、町内の「賑わいの中心」になるという構想なのだろうとは思いますが…