更新:2025/07/09
リニアの地上走行区間の工事ようすほか、6月29・7月8日
土曽川橋梁
6月29日撮影。土曽川橋梁の橋脚P1。6月9日からケーソン基礎内部にヒ素の混ざった残土を大鹿から運んでいます。この日は日曜日で工事は休み。ケーソン工事では現場から残土が出ます。本来、基礎内部に詰めれば片付くのですが、JR東海は約30キロ離れた大鹿村からヒ素の混ざった残土を運んでいます。ここで出た残土は喬木村阿島に運んでいます。
6月29日撮影。喬木村阿島堰下地区にある「ガイドウェイ製作保管ヤード」。西半分は舗装もできて、ガイドウェイの部品(画面奥)がおいてあります。ここではガイドウェイの製作はやっていません。手前はヤードの造成に使う水路用のコンクリート製品。
6月29日撮影。ガイドウェイヤードは全体の造成は済んでいません。現在は、土曽川橋梁のケーソン基礎工事で出てくる残土を持ち込んでいます。
6月29日撮影。土曽川橋梁の橋脚P2のケーソン基礎。周囲は人が住む市街地です。
7月8日撮影。土曽川橋梁の橋脚P2。オレンジ色のパイプはマンロック、マテリアルロックか?
7月8日撮影。国道153号線の拡幅部分の土曽川の橋梁の橋台。
飯田線と「上郷座光寺道路」の交差の工事
国道153号線の「きたのじょうはし」手前から土曽川右岸の河川管理道路へ侵入するダンプカー。
行き先は、飯田線と「上郷座光寺道路」の交差部分。
飯田線と「上郷座光寺道路」の交差部分。
きたんじょうばし
「きたのじょうはし」(1963年3月竣工)。対角線上の別の親柱にはどんなふうに漢字でかいてあったか…。たぶん地元では「きたんじょうばし」という方もいるのだろうと思います。[ 補足 2025/07/14 ] このコンクリート製の親柱はできてから62年。ひび割れがいくつも見えるし、アルカリが溶け出たあとも見えます。ヒ素入りの残土を中に詰め込んだ土曽川橋梁の橋脚のケーソン基礎だって寿命があるはず。しかし周辺の人間の生活はそれよりもっと長く続くはず。
[ 補足 2025/07/14 ] 上の写真の対角線上(西北)の親柱には「北の条橋」と書いてありました(下左)。
![]() | ![]() 転落防止のフェンスが曲がって、路肩とフェンスの間で水平方向で隙間ができています。工事の看板の下の方が宙に浮いています。橋の名前はフェンスの支柱と草で車道の側からでないと見えない状態です。支柱が曲がったのは2023年2月以降。 |
Goolgeマップのストリートビューで確認したら、2023年11月×(曲がっている)、2022年10月〇(曲がっていない)、2021年7月〇、2020年10月〇、2019年5月〇、2018年9月×、2017年10月×、2014年8月×、2012年6月〇、と割合と頻繁に車がぶつけるようです。もっと頑丈なガードレールか何かしないと、車が川へ転落するかも。
薬師前
「薬師前」はバス停の名前。
薬師堂(右)と北条自治振興センター(左)に上るための階段の撤去作業をしていました。これは長野県の事業で、リニア駅へのアクセス道路の一つの県道拡幅のために。大変不便になりますが、このあと、人が集まりやすくする工夫は考えていないようです。
人の住む場所に要対策土を置くべきでない
県道市場桜町線の「たつ坂」の途中から土曽川橋梁の橋脚P1のケーソン基礎工事現場(丸印)を見たところ。市街化した人が住む地域のなかに、ヒ素が基準値以上に混ざった残土を置くこと、始末することは明らか。環境のことを考えるなら絶対にあり得ない話です。
飯田市の上郷公民館の駐車場から土曽川橋梁の橋脚P1のケーソン基礎工事現場(丸印)を見たところ。
上郷座光寺道路
中央自動車道の座光寺PAにあるスマートインターとリニア駅を結ぶ「上郷座光寺道路」の道路工事。土曽川沿いで行われています。すごい埃が舞い上がっています。
「上郷座光寺道路」の道路工事。
「上郷座光寺道路」の道路工事。
フルーツライン(県道15号線)の土曽川大橋から下流側を眺めた、「上郷座光寺道路」の道路工事。
フルーツラインの土曽川大橋から下流側を眺めた、「上郷座光寺道路」の道路工事。
土曽川大橋の上から環境調査。
フルーツラインの土曽川大橋から上流側を眺めた、「上郷座光寺道路」の道路工事。
フルーツラインの土曽川大橋から上流側を眺めた、「上郷座光寺道路」の道路工事。
「上郷座光寺道路」の道路工事。道路下に道を設けるためのボックスカルバートのようです。
「上郷座光寺道路」の道路工事。画面奥の林の手前の暗い部分に土曽川が流れています。川のこちら側の土地に入るためでしょうか。
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