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豊丘村・下ツ沢の残土置場、7月27日
下ツ沢(くだっさわ)を、JR東海は「発生土置き場(戸中(とちゅう))」と呼んでます(*)。保全計画書(**)によれば、面積は約3万㎡、容量(埋めれる量)は約26万㎥、最大盛土高約20m。JR東海が地権者から用地を買い上げています。戸中非常口から近いのでベルトコンベアで残土を運んでいます。戸中非常口には、要対策土を区別するための土砂ピットがなく、残土置場に土砂ピットがあります。
佐原の御手形神社の北側から戸中にいく道路沿いの谷ですが、写真は、上流側から下流側という順です。
グーグルの航空写真。
エリア5
手前のフェンスの中は戸中減圧槽(水道)。
エリア4
エリア3
同じ場所の、2020年7月16日のようすが下の写真。
小さな沢から流出した土砂が一部は谷へ、一部は道路沿いに流れていました。
次の2枚。道路が一番低く見えます。
同じ場所の、2020年7月16日のようすが下の写真。右側の小さな沢から土砂が流出しました。土砂は谷に流れ落ちています。現在の状態では、道路に沿って流れる可能性があるのではと思います。
参考ページ:大雨の被害の様子
エリア2
エリア1
戸中非常口(画面左)から伸びるベルトコンベア。
一番下流側。
画面の左が残土置き場の一番下側。道路を覆っている砂はどこから流れて来たのか?
残土置場沿いの道路にも水が流れた跡が見えます。
注
* 当サイトではこれまで「下沢」とかいて「くだっさわ」とフリガナをつけて来ましたが、今後は「下ツ沢」にします。「くだ」(くだぎつね)という動物が住む場所だったのかも知れません。あの家は「くだがついた」ので財産をなくしたと昔は言ったそうです。
** 中央新幹線伊那山地トンネル新設(戸中・壬生沢工区)工事における環境保全について〔・伊那山地トンネル(戸中)・発生土置場(戸中)・豊丘変電所敷地造成〕2020年7月(2020年11月13日 更新、2023年8月10日 更新、2023年12月26日 差替) の p2、p3~p11など
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