再検討:高森南小学校


準備書。


写真A。35mm相当レンズで撮影。右側の前景が住宅工事のため随分変化しています。しかし中央の電柱と遠景の稜線や建物との重なり具合、画面左の稜線の範囲などはほとんど同じです。左手前の木立のてっぺんと遠景の建物の重なりもほぼ同じになっています。撮影位置はこの位置で間違いないはずです。したがって、準備書に使われた写真は35mm相当レンズの画角といえます。


写真B。同じ位置から28mm相当で撮影。35mmとでは特に前景がかなり違ってきます。

 なお、準備書の写真のさらに左のほうには、壬生沢川の橋梁(右の谷の部分)と変電施設の予定地(左の段丘の上)があるのですが、視野の外になっています。


写真C。35mm換算112mmで撮影。(関連画像)


写真D。撮影位置。ここは「日本一の学校桜」として知られています。 桜の時季、小学生たちは桜の木の下でお花見給食を食べます。


写真E。お花見給食(4月10日撮影)。

こんなに景色の良い場所がたくさんあるのにリニアなんて本当にいるんですか?

※ 写真A~C(3月31日撮影)を4月27日に撮り直したので文章を書き換えました。2014/04/28


補足 2014/10/04

 下の写真は写真Bにこのページ一番上の準備書の写真の左右に写っている範囲を黄色い縦線で書き込んだものです。


 数字はピクセルで、左右全体で590ピクセルですから黄色い線の範囲は、479÷590×100≒81% です。28mmの左右の画角の 65度×0.81≒53度 ですから大体35mm相当(54度)の画角です。左右のカットした量は19%。