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出来事・ニュース:2021年2月

3月の予定 3月13日 2月6日開予定が延期になっていた、第6回 龍江の盛土を考える講演会が3月13日に行われます。テーマ「竜江のリニア残土盛土計画を考える ~ 谷を埋める龍江の計画に対する考察」。講師:村松武さん。会場は飯田市龍江公民館大会議室。13時30分から(受付13時から)。コロナ感染防止の関係で先着50名となっています。開催日が2月6日になっていますが、案内チラシです。

3月の予定 3月4日 飯田信用金庫主催の第51回しんきん経済講演会「日本経済の明日を読む!!―地域に産業と雇用を作り出す」、講師は「サンデーモーニング」に出演の金子勝さん午後1時半から、飯田市育良町のシルクプラザ。会場は先着30名(社名と職業、名前、住所、電話、FAX、取引のある支店名を記載の上25日までにFAX0265-53-1132で申し込む)、または、オンライン(ズーム)参加(飯田信金HPから申し込み)(『南信州』2月5日6面、"金子勝氏迎えて信金経済講演会 3月4日")。⇒ 飯田しんきんのイベント情報/金子勝さんは、こんなことこんなことこんなこと をいっているんですが、飯田信用金庫もリニア任せの風潮に危機感を感じるようになったんでしょうか?

3月の予定 3月3日(水) 下伊那北部5町村主催「リニア時代を見据えた北部5町村の地域づくり」。18時から20時まで。Youtube Live のオンライン開催で一般参加可(https://www.youtube.com/watch?v=OWvki_FxhLQ)。内容は:基調講演 「リニア中央新幹線と地域経営~7年後への視点と工程表~」講師:櫛引素夫・青森大学教授。パネルディスカッション「リニア時代の下伊那北部5町村の未来をどう描くか」、コーディネーター・櫛引素夫、パネリスト・下平義隆(豊丘村村長)、仲平誠(仲平工業代表)、森下敏彦(大鹿歌舞伎愛好会)、松前桃子(若者代表)、大平仁(株・アイテク社長)、昼神賢児(有・ジンズ代表取締役)。(『南信州』2月24日7面 "3月3日 リニア見据えた北部町村 一般参加募る オンラインでシンポジウム"、豊丘村HP > オンラインシンポジウム『リニア時代を見据えた北部5町村の地域づくり』を開催します)。※ 豊丘村のHPに掲載のURLではアクセスできません。スラッシュの後にスペースがあるため。出来上がったページのURLでアクセスできるかどうか確認する注意力もない役場が本山に130万立米の残土を置くとは、空恐ろしい話です。▼なお、櫛引素夫さんは『東洋経済オンライン』に新幹線と地域開発に関連して連載記事(「新幹線は街をどう変えるのか」)を書いています。リニア関連では、「長野県駅、リニアの「隣村」で住民は何を思う? 新駅ができる飯田市の東、豊丘村の将来」、「リニア開業「8年後」、長野・飯田の歓迎と戸惑い 積み上がる課題と残土、将来像をどう描く」など。▼イベントタイトルでグーグル検索するとトップが豊丘村のページがでてきます。▼Youtubeにはチャット欄もあるようなので意見のある方はどんどん書き込みをしたら良いと思います。静岡県の大井川の問題が解決しない限りリニアはできないという現実について考えないとリニアを見据えたまちづくりなど話し合えるはずないわけです。そういう現実を見ない内容であればとんでもないことです。後日閲覧もできるようです。

終了 2月27・28日 飯田アカデミア第91講座:「通勤電車の社会史 ~ 東京の通勤はなぜ『痛勤』なのか ~」。28日の第3講は「『高速鉄道』の登場」 申し込み方法など詳細は ⇒ 飯田市 > 飯田アカデミア2020 第91講座   「通勤電車の社会史 -東京の通勤はなぜ「痛勤」なのか-」/東京の通勤問題は、インフラの整備が常に需要に追いつけず利用者に要領や交通道徳(マナー、あるいはベビーカーでもたつく人に舌打ちするような感覚を植え付けてきた)を強いてきた。現在のコロナ対策のありかたにも国民の自粛や努力頼みという点は共通するところがある。講師の高島修一さん(経済学者)には『都市鉄道の技術社会史』(2019年、山川出版社)という著書があるそうです。

終了 2月6日 スライド上映会「夢のリニア 建設現場の真相」。2月6日(土)15:00~16:50(入場無料)。場所 諏訪市駅前交流テラスすわっチャオ第4会議室( JR 上諏訪駅前)。スライド上映&トーク 宗像 充(ライター、大鹿の十年先を変える会)。工事が先行してきた、大鹿村、山梨県早川町、そして沿線の現状はどうなっているのかスライドで紹介。主催 リニアを考える登山者の会 TEL 0265-39-2067。コロナ対策のため予約をお願いします。定員12名 (予約先: 080-5142-1618 13 時以降 小畑)。 案内チラシ/『朝日・長野県版』4日19面 "リニアの現状 スライド上映会 6日、諏訪で集い"


2月28日(b) 『南信州』2面 "コロナ対策などただす 飯田市一般質問16人通告"。飯田市議会の一般質問の日程。9日11時20分から新井信一郎市議がリニア長野県駅について、10日10時半から後藤荘一市議がリニア関連事業、国民健康保険税について質問。

2月28日(a) 『南信州』1面 "地域づくり計画作成へ 北部事業組合議会が定例会"。管理者の下平喜隆豊丘村長は定例会(25日)のあいさつで、コロナ禍で都市部からの転出やリモートワークなどの動きが広がっていることを受け、リニア時代に向けて時代の流れが確実に変わってきている。豊かな自然県境の維持、住環境の充実に取り組み、安心で元気で活力ある南信州地域をつくりあげていこう」と訴えた。 カギカッコを一つはずして「リニア時代に向けて時代の流れが変わってきている」 とすると:⇒ コロナ禍でインバウンド需要、ビジネス需要の激減でJR東海が赤字に転落、静岡県では大井川の水の問題でいまだにトンネル工事が始まらない、また各地の工事の遅れで2027年開業は無理、工事の影響の陥没事故など世間の目は厳しい、世界の潮流は環境重視、一極集中経済から分散経済へ、そもそも重厚長大のリニアの発想が時代遅れ。下平村長が宗旨替えしたわけもなく、県元気づくり支援金を活用してリニア駅開通後を見据えた北部地域づくり計画構想の作成に取り組むそうです。

2月27日(b) 『日刊スポーツ』コラム政界地獄耳 "リニアささやかれる暴走とは"。関連:「JR東海労ニュース」 No.2575(2月24日)経営が厳しいのはコロナではなくリニア!リニアをやめれば黒字!

2月27日(a) 26日、長野県は(1)風越山トンネル工事に関連した野底川東側の地下水調査、(2)天竜川橋梁の準備工事についての環境保全計画、(3)中央アルプストンネル尾越工区の準備工事についての環境保全計画についての助言をJR東海に通知(『信毎』2面 "飯田・野底川東側の地下水調査 「頻度増を」県がJRに助言"、『南信州』11面 "天竜川橋梁の保全措置に助言 県がJRに 河川への影響「適切対策を」")。(1)のJR東海の保全計画県の助言、(2)のJR東海の保全計画県の助言、(3)のJR東海の保全計画県の助言 などは、長野県のHPの " 長野県における環境影響評価対象事業の手続状況 > 中央新幹線(東京都・名古屋市間)" からたどれます。

2月26日(d) 『静岡新聞』 "リニア工事の湧水流出問題、JRの説明変遷 試算の根拠不明確"。

2月26日(c) 『中日』13面 "緊急宣言の解除 「期待感は半分」 JR東海社長"(web版)。

2月26日(b) 『南信州』7面 "送電線工事現場で手を挟まれ重症 豊丘村神稲"。

2月26日(a) 『中日』19面 "開業後の昼神温泉 戦略推進委で構想 阿智で初会合"、『信毎』27面 "昼神温泉郷の活性化検討、委員会設置"。/『南信州』27日11面 "リニア見据えた温泉街づくり 新時代戦略へ構想推進委発足 阿智村"。

2月25日(c) 『静岡新聞』 "着工、地元の理解前提 川勝知事が国交省見解評価【大井川とリニア】"。

2月25日(b) 『信毎』23面 "残土運搬「県道回避を」 松川の女性有志 JRに要望書"。伊那インターそばの工業団地拡張に大鹿のリニア残土を運搬する計画では、松川町の中心部、大島地区の一番の大通りの県道をダンプカーが通過する予定。これについて、松川町内の女性有志が署名1653人分(町民が1424人分)を添えて、県道を通過しないようにJR東海の工事事務所に要望を提出(24日)。/この道路沿線に、は松川町で一番の商店街、役場、小中学校、駅、またリンゴ販売所などあり、松川インター入口からの観光客などの通り道でもあります。こんなところつかって残土を運びたいと言い出すことは、なにか他に魂胆があるか、リニア計画への反発を高めたいためかと思ったりします。現在、松川町から飯田市や喬木村まで残土が運ばれていますが、すべて高森町内を通過しています。高森町では、町民は知っているんですが、町も議会も区長会も通過していることを全く知らないようです。高森町内ではすべて国道153号線だけを走ります。国道は町のものじゃないので、飯田市も喬木村も高森町には断らなくても良いということで何の連絡もしていないのでしょう。そうそう、25日にはじめて、代替地へ残土を運んでいる「宮下」(長野市から進出した企業)のダンプカーを153号線で見かけました。大方は、小牧、浜松、新潟、福島、岩手など県外のダンプカーが運んでいます。県内では小林工業くらいしか見たことがありません。/『南信州』26日7面 "町の中央部通行しないで リニア残土運搬 松川町の女性有志が要望"。

2月25日(a) 『中日』29面 "中津川で発生残土 市内で処分へ協議 リニア工事でJR東海"、『信毎』7面 "残土の恒久処分場 JR、中津川に計画 ヒ素など重金属含む土壌も 現地からは不安の声"。

2月24日(c) 『信毎』7面 "コンパス:某組織トップ交代のドタバタ 「上」で決定 根元に学校教育 山口美和"。残念なことにこの国では、いつのまにか「上」の方で結論が決められている、ということを時々経験する。会議は行われるが、議論をさせて意見を聴くようなフリをしながらその意見はどこにも活かされず、当初から決まっていた方向で話が進んでいくのだ。。山口さんは原因の一端が学校教育にあるといっているんですが、もはや教育できない大人はどうすれば良い。「新聞を読め」となるんですが、その新聞がややあやしい。『中日』の社説 "調布陥没の波紋 リニア工事は大丈夫か"。だいたい「大丈夫か」って、しっかりやってくれないとリニアができないじゃんという意味でもあろうかと思うのです。ポイントは大深度ということじゃなく、トンネルを掘れば地上に少なからず影響が生じる場合が多いので、市街地の下を通る部分は問題が出る可能性が大きいということ。だから、大深度適用は東京、神奈川、愛知だけれど、飯田市内の風越山トンネルも市街地の下を掘るのに言及がない。道路や鉄道には公益性があるがゆえに国費が投じられたり、特例が認められたりしていることを事業者は肝に命じてほしい。安全確保や情報開示の徹底など、真摯な姿勢を忘れてはならない。。さて、『中日新聞』これまで、リニア計画について大人が判断を誤らないための情報を提供して来たのか問いたいですね。まあ、これからちゃんとやる気持ちなら、それでいいんですが。

2月24日(b) 『日経』の「中部圏産業特集2021」の「リニア中央新幹線開業に向けた都心部の再開発」(33面)。東京・大阪間を約1時間で結ぶリニア中央新幹線が全線開通すれば、東京、中部、大阪の三大都市圏が一つの巨大経済圏として、世界最大級の経済規模を持つ「スーパー・メガリージョン」が形成されることになる。 リニアでは決まり文句です。Youtube に "HD 記録映画 東海道新幹線" という動画があります。2分24秒付近からのナレーション:京浜、名古屋、京阪神を結ぶ交通の大動脈東海道の沿線の工業生産額は全国総生産額の7割を超え、沿線には我が国総人口の4割以上が集中しています。しかも、目覚ましい日本の経済成長にともない輸送量は年々増える一方で東海道線の輸送力は限界に達しています。これを解決するため‥‥。スーパーどうか別として太平洋側の京浜、中京、京阪神は新幹線ができる以前にメガリージョンみたいになっていたわけで、超電導リニアができれば、"「スーパー・メガリージョン」が形成される" という言葉は、今更何を言ってるのという感じですね。この記録映画けっこう面白いです。ATCだとかCTCだとか、通信技術とか電子技術を大幅に取り入れていることが分かります。一方でモーターの制御は回路を機械的切り替える古い方式を採用している(33分53秒付近)ことも分かります。超電導リニアが反発力による自然の釣り合いに任せて車体を浮かすという考えは、初代の新幹線に共通する点があると思います。衣装は新しいが中味は古い。だからトランスラピッドに比べ開発が大幅に遅れてしまった。

2月24日(a) 『日経』3面下の書籍広告。高橋昌一郎著『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』(講談社現代新書)のキャッチ:科学的に可能だとわかっていることは、やり遂げなければならない。それがどんなに恐ろしいことだとしてもだ 後半は恐ろしいというほどかどうか、少なくとも危険極まりないことなのですが、超電導リニアについても「科学的に可能だとわかっていることは、やり遂げなければならない」と考える技術者もいるかもしれないとすれば、川辺謙一さんが『超電導リニアの不都合な真実』の中で超電導リニアの開発にあたった技術者を批判するつもりはないという考えはおかしいです。

2月23日(a) 『中日』19面 "リニア工事円滑に 市が調整会議発足"。中津川市はリニア工事を円滑に進めること、市民への影響を減らすための調整会議を発足させた。飯田市でも同様の会の初会合が2月16日にありました。

2月22日(e) 『赤旗』2面 "コロナ禍と交通 環境経済研究所 上岡直見代表に聞く 車なければ検査行けず 公共交通維持・拡充こそ"。地方都市ではコロナ禍以前から、車が使えることを前提として生活に必要なインフラが構成されています…車が利用できない人は置き去りになっています「災害に備える」という理由から大型道路の建設計画が加速している地域がありますが、これ以上車と道路を増やし続ける政策は短絡的といえます国はデジタル化の推進として「スーパーシティ構想」を提唱し、過疎地などでの公共交通の切り札としてバスやタクシーの自動運転実験をしています。しかし一般道の自動運転は未完成で事故時の責任問題も未解決のため、普及は期待できません。現状ではバスなど公共交通は人による運転が安全で確実であり、高齢化社会を迎える今こそ維持・拡充する必要があります。日本の交通体系は高速道路や新幹線、飛行機など高速交通が主でした。しかし、統計上、車の利用が最も多い福井県でも2~3割の住民が徒歩か自転車を利用しています。コロナ禍を乗り越えた社会は、徒歩や自転車、公共交通機関を利用すれば日常の買い物や医療・福祉サービスなどにアクセスできるよう、低速交通に配慮した都市と道路のあり方が求められています。飯田市議会は飯田線の乗換新駅中止に関連して新交通システムや自動運転のコストについて比較検討のために調査費を執行するよう求めました。長い目でみれば予算の無駄遣いになると思います。関連して、『信毎』22日10面 "広域観光期待も…見えぬ出口 中部縦貫自動車道の一部 「松本波田道路」工事着手 開通時期、接続先など課題山積"。上岡さんは、『新型コロナ禍の交通』という本を書かれているようです。

2月22日(d) 静岡県は国交省の有識者会議について要請を国交省に文書を送付(『信毎』23日7面 "リニア静岡工区、県外流出回避の工法検討を"、『静岡新聞』23日 "渇水期「流量予測を」 静岡県、国交省に提案【大井川とリニア】")。

2月22日(c) JR東海が2021年3月期の業績予想を下方修正。2340億円の赤字を見込む(『朝日』23日8面 "JR東海、純損失2340億円に 3月期予想 新幹線低調で下方修正"、『中日』23日12面 "JR東海 赤字拡大2340億円 通期予想 コロナ第3波影響"、『日経』23日13面 "JR東海、2340億円赤字 今期最終 新幹線低迷が痛手"、『信毎』23日8面 "JR東海 通期純損失が2340億円に拡大 業績予想を下方修正"、『南信州』24日1面 "JR東海、最終赤字2340億円 新幹線急減で下方修正")。

2月22日(b) 『朝日・長野県版』25面 "工事遅れ指摘 「計画ずさん」 リニア勉強会"。(講師の宗像充氏は)「JR東海は静岡県知事のために2027年開業が不可能になったような説明をしているが、そもそも27年に間に合うような計画になっていない」と断じた。「難工事なのに、計画はずさん。勉強会は2月6日にあったもの。『朝日』は「いつ」なのか書いていません。『南信州』の「このほど」よりどうなのか…。

2月22日(a) 『東洋経済オンライン』 "静岡リニア批判、隣県・市町と比べ際立つ過激度 「ゴールポスト」動かしてJR東海を封じ込め "。冒頭で小牧の実験施設の説明をしています。ここをしっかり読んでください。実際のリニアと同じように磁力によって浮上し、車両走行を模擬した状態で実車体の振動を再現する。これによって、山梨実験線走行の乗り心地をより効率的に確認できる。 新幹線のできる前だと思うのですが、国鉄は同じような実験装置を作って振動の研究をしました。安全走行のためです。レールの不整、車輪の変形などと走行速度の関係を調べて、安全に高速走行ができる方法を研究したのです。つまり、台車や車輪が振動するのは、レールの保線作業の品質をあげたり、車輪の工作精度向上や踏面の傾きの調整で低減できるわけです。ところが、リニアの場合、「実車体の振動」とは直線走行を再現した状態で台車が小刻みに振動していることなのです。その振動している台車から上の部分で「乗り心地」を改善するための実験をするという。台車が振動しない工夫はしないのかという疑問がわきませんか。(オマケ)/ゴールポストを動かしてというけれど、国交省の工事認可だって似たようなものです。いやリニア計画そのものが。

2月20日(d) 『信毎』2面 "「脱ダム20年」 治水再び岐路"。脱ダム宣言から20年だそうです。直接関係ないですが、『日経』の読書欄(29面) 「リーダの本棚」は「長野県知事 阿部守一 職業倫理に基づき行動を」。田中知事時代に知り合った宇沢弘文氏の『社会的共通資本』なんかをあげてるんですが…。

2月20日(c) 『赤旗』4面 "陥没は施工ミス 山添氏らに 国交省が説明"。

2月21日(a) 国交省が大井川流域の10市町と意見交換会を島田で開く(『信毎』22日4面 "リニア着工、住民理解前提"、『静岡新聞』22日 "リニア着工「地元理解前提」 国交省、流域10市町に説明※")(※ 22面の関連記事とは、「■流域「中間まとめ拙速」 専門家会議進行 国と相違」以下)。

2月20日(b) 『静岡新聞』 "流量予測と観測値、最大7倍超の差 静岡県、JR東海主張を問題視【大井川とリニア】"。

2月20日(a) 2月10日の立憲民主党の渡辺周氏(静岡6区)の衆院予算委員会での質問に、赤羽国交大臣は、大井川の河川管理の権限について静岡県から取り上げる考えはないと答えたとについて、『日経XTECH』(2月18日)が掲載「国交相がリニア静岡問題の秘策を否定、「ばかげたこと」と一蹴」しています。10日の『静岡新聞』(web版 "国交相、開業「プロセス踏む」 2027年目標に慎重【大井川とリニア】")の最後の1行にもたしかに、大井川上流部は県が河川管理者になっている。赤羽国交相は、国の管理に移行させる可能性を問われると「ばかげたことは考えていない」と否定した。 と書いてありました。大変重大な発言なんですが見落としていました。

2月19日(a) 『デモクラシータイムス』 "【横田一の現場直撃】No.99 島根知事、政府、小池痛撃/官邸傀儡?橋本新会長/外環道、大深度の危険露呈 20210219"。オリンピックが開催できるかどうなのか。島根県の丸山知事は東京に五輪を開く資格はないと発言。リニアも地方に負担をかけるという点で同じ。沿線の知事や市町村長は静岡県の川勝知事のように、また丸山知事のように住民の立場にたった発言をすべき時期にあると思います。五輪のほかに、大深度の話も出てきます。

2月18日(b) 『静岡新聞』 "流域市町長と国交省意見交換へ 島田で21日【大井川とリニア】"。

2月18日(a) 『日経』22面 "ヘリウム輸入価格 最高値 昨年、17%上昇 記憶装置向け堅調"(web版)。

2月17日(e) 『静岡新聞』"新東名の教訓生かして 掛川市倉真地区まちづくり協議会会長・横地静雄氏【大井川とリニア 私の視点】"。

2月17日(d) リニアとは直接関係ないですが、『信毎』13面 "コンパス 古山明男 県教委が中高校向け指標案 「幸福の実現」教育の目標に"。長野県教委が中高生のために「新しい学びの指標」案をつくったことについて関連して。現在の小中高は、高度経済成長期に合わせてできた、サラリーマン養成所みたいなものです。学校は知育だ徳育だとまことに結構なことを言うけれど、現実には、サラリーマン社会に特有の、業務命令への忠実、つまらなさに耐えること、自分の点数を稼ぐために必死になること、先輩後輩の身分社会、そんなことに子どものうちから慣れさせてしまおうという下心でいっぱいです。指標案に「ウェルビーイングの実現」が目標に入っていることについて、子どものウェルビーイングを、私なりにもう少しわかりやすく説明します。ウェルビーイングが実現している学校では、「頑張りましょう」と言う必要がありません。ウェルビーイングのない学校はこんなです。誰かが不登校になると、他の子が口を揃えて「ずるい」と言うのです。ということは、ほんとはみんな休みたいと思っているのです。…宿題やテストに頼る教育は、二流の教育なのです。。決まったことだからと、直接関わる住民の意思に関係なく進める事業計画のあり方が当たり前と受け入れられる社会のあり方の背景には、関係するところがあるように思います。関連記事として『朝日』(長野県版)16日に "「自分なりに価値観もっている」「よいところがある」― 中高生に質問 長野県教委が試行へ"。「自分なりの価値観や考え方をもっている」「自分にはよいところがあると思う」などに県立中高の生徒全員が答え、教員が支援する。そんな取り組みを長野県教育委員会が2021年度から試行する。「生徒一人ひとりを大切にするため」と県教委は言うが、「内心に踏み込むやり方で危うい」という研究者の声もある。 古山さんの説明にしたがえば、県教委のやろうとしていることは全くの見当違いんのマヌケと言うしかないですね。発想が子ども以下。

2月17日(c) 『信毎』23面 "中電が建設中の清内路水力発電所 小黒川導水路トンネル貫通 工事で出た石は応募者に"。

2月17日(b) 『中日』3面 "中部主要151社 赤字21% 4~12月期決算 鉄道、外食なお苦境"。東海道新幹線旅客が戻らないJR東海(名古屋市)が中部最大の1114億円の赤字を計上した鉄道や、外食産業は赤字が続く社が多い 『中日』9面 "中部企業 業績に明暗 4~12月期決算 外食・観光 続く赤字 先行き懸念"。(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの塚田裕昭主任研究員の話) …コロナ収束後も残る社会の変化として、例えば、会社員が毎日出社しない体制が続いて鉄道の乗客が元に戻らず、駅周辺の百貨店や飲食店の回復が限定的になることも想定される。つなぎ融資で一時的にしのぐだけでなく、事業の縮小均衡や転換を図る上場企業が出てくる可能性がある。 JR東海についていえば、事業の縮小均衡はリニア計画の中止。

2月17日(a) 『中日』3面 "JR東海一時帰休3月末までに延長 新幹線運行減で"。駅員や車掌、運転士ら9500人で1日当たり400人規模。東海道新幹線の3月の運行本数が当初計画より2割程度減ることなどから継続を決めた。 『日経』15面 "JR西、一時帰休3月末まで延長"。

2月16日(c) 『Yahooニュース(SBC)』 "リニア工事に向けてより円滑な連携を・県と飯田市、JR東海が初の調整会議 長野・飯田市"。 県内の他の沿線町村が抜けているだけで、去年の12月14日に開かれた会議と似たような内容に思います。およそ52.9キロの県内の工事区間のうち、これまでにおよそ86%で業者と契約を結び、順次、工事が行われている という説明は同じです。JR東海と長野県は今後の事業全体の確実な見通しを建てれなくなっているのではないかとも思われます。/『中日』17日13面 "事業情報共有へ初会合 県と飯田市、JR東海"。県と飯田市、JR東海の三者が情報共有する会議の初会合が16、日飯田市役所で開かれた。…県飯田建設事務所が事務局となり、少なくとも年4回開き、次回は4月の予定。併せて、事前に工事計画や用地取得計画などを実務者で協議する、工事調整部会と用地調整部会を立ち上げる。会議は冒頭以外非公開。…佐藤市長は冒頭、…北条地区で開いた住民との意見交換会で「三者の連携の姿が見えない」との指摘があったとして「住民にとってどんな連携が必要か、課題があるかを共有し、それが住民にわかる場にしたい」と話した。…(県飯田建設事務所の)細川所長は、県駅のアクセス道路改良事業で、全面積の三割の用地契約が完了したと説明。「2027年の整備完了に向けた前向きな議論を」と呼び掛けた。 建設事務所長の「2027年の整備完了に向けた…」という呼びかけは、県の割り当てだけは済ませるつもり、あとはどうなろうと知ったことじゃないという意識が見えます。/『南信州』17日9面 "三者で進捗や課題を共有 県、飯田市JR東海 連携強化へ調整会議を発足"。細川容宏所長は、アクセス道路として県が整備する座光寺上郷道路について年度内に着工することを報告。国道153号高屋交差点・座光寺間と県道市場桜町線と合わせて「面積ベースで35%の用地取得契約が結べている」と説明/『信毎』17日2面 "JRと飯田市 県が連携強化 「調整会議」初会合"。

2月16日(b) 『日経』 "JR東海支援の米リニア計画 バイデン政権、追い風に 鉄道好き/公共投資重視/脱炭素 30年ごろ開業に前進"。この記事は『日経』の静岡県版(静岡経済)に掲載されたようですが、長野県内で配られている紙面には16日は未掲載でした。記事の最初の部分:JR東海が支援し、米主要都市をリニア技術で結ぶ「北東回廊プロジェクト」が前進した。米連邦鉄道局(FRA)が2021年1月、環境影響評価書の準備書(草案)を公開した。22年初めにも最終的な評価書をまとめる。 草案が公開されたのに、その要点が書いてないですね。準備書で問題点の指摘があるはずなのにその点について記事は、何も問題がないともあるとも、ともかく何も書いていません。おかしな記事です。距離あたりのエネルギー使用量の減少で「温暖化ガスを200万トン以上削減する」と強調する。 と言っているのは 、FRA の準備書ではなくて、事業主体である米企業のボルティモア・ワシントン高速鉄道(BWRR)です。見出しの「鉄道好き/公共投資重視/脱炭素」。バイデン氏は鉄道が好きかも知れませんが、原武史さんみたいにリニアは嫌いかも知れない。一民間企業が公共投資でなくてはできないようなリニアをやるのは無理。現在、鉄道があり40分とか1時間で結んでいるボルチモアとワシントンDCの間をリニアで結べば二酸化炭素の排出は増えるはず(ボルチモアとワシントンDCの間は電化区間)。『日経』は、静岡県民をなめてるんじゃないですか? ⇒ 関連ページ United States Department of Transportation > Federal Railroad Administration > Environmental Impact StatementB-W SCMaglev Project Home PageBaltimore-Washington Superconducting MAGLEV Project Draft Environmental Impact Statement and Draft Section 4(f) Evaluation,January 13, 2021/ DEIS を「見ると」ところどころに、この走行システムは合衆国内では先例がないということば(たぶんそういう意味だと思います)が見えます。超電導磁石を用いた誘導反発方式のアイデアはもともとアメリカです。アメリカでも開発をしようと思った時期があったのですができなかったのかやめたのか、現在、ともかくアメリカで超電導リニアの開発をやっていますという話は聞きません。そういう国で、環境影響評価だけじゃなくて、安全基準とか技術評価の問題もあると思うのです。そのへんのニュースは聞いたことがありません。テキサスの新幹線について安全基準を特例として緩めてもらったということはあったようですが、超電導リニアはなにしろ、全く違う走行方式なのですから、『日経』がはしゃいでいるほどには上手くいかないと思います。『サイエンティフィック・アメリカン』(1992年8月)がトランスラピッドのワッカーズ社長に取材したように、ドイツのトランスラピッドの開発の関係者に意見聴取をしたら、ボルチモア・ワシントンDC間の計画は没になると思います。/ 米国では環境アセスメントは連邦機関が行うことになっているそうです(環境省 > "2.環境アセスメント制度の発展経緯と国際的な対応状況")。

2月16日(a) 『静岡新聞』 "湧水量、JR説明に矛盾 静岡県が見解案【大井川とリニア】"。

2月15日(a) 『静岡新聞』 "静岡県専門部会、座長談話「正当性に疑問」【大井川とリニア】"、『信毎』16日7面 "リニア国有識者会議に疑念の声も"。

2月14日(c) 『赤旗・日曜版』18・19面 "大深度 安全神話の崩壊 外環道 破たん"。

2月14日(b) 13日夜、福島県沖震源の地震。最大震度6強(気象庁 > 令和3年2月13日23時08分頃の福島県沖の地震について -「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第89報)-)。東日本大震災から10年。やっぱり日本は地震国、リニアは無理・無謀。

2月14日(a) 『中日』21面 "リニアで変わる街の記憶(3)子、孫に農地のこしたいが 飯田市上郷・北条地区 竹内宏之さん(67)"。

2月13日(d) 『中日』20面 "リニア縁 東京の児童と交流 飯田・和田小 ビデオメッセージ撮影"。飯田の小学生と品川の小学生が交流するという話題。リニアをきっかけに友好を深め、「開通式では一緒にテープカットをしたい」との夢も描く。 現実には、小学生も知っている『イソップ寓話』にあるような、田舎のネズミと都会のネズミの生活環境の違いがあって、どちらかといえばそういうことを意識すべき時代だと思うのです。なのに、「リニア縁」でというところに無理があるような…。リニアが非常に素晴らしいものであって地域にも日本にも大いに役に立つものであるなら良いのですが、そうじゃない可能性が非常に高いし、本当にできるのかもあやしくなって来ている状況です。/『南信州』10面 "和田小 品川の児童らと交流へ リニア縁に ビデオメッセージを撮影"。

2月13日(c) 12日、東日本高速道路(NEXCO東)の有識者委員会は調布市の外環道工事現場近くで起きた道路陥没はシールドトンネル掘削中に土砂を過剰に取り込んだ結果地盤が緩んだことが原因と公表(『信毎』7面 "調布の道路陥没、トンネル掘削中の土砂取り込み原因"、『日経』38面 "調布陥没 施工ミス原因 特殊な地盤 掘削機に支障 東日本高速"、『中日』29面 "道路陥没 過剰取り込み原因 東京・調布 掘削工事の管理強化へ"、『朝日』29面 "調布陥没「施工ミス、要因」 NEXCO有識者委 地下でトンネル掘削")。工事のミスだから、気を付ければ大丈夫と片付けることもできないわけじゃないですが。『朝日』に:芝浦工業大学の稲積真哉教授(地盤工学)は、「大深度地下使用法は通常使用されない40メートル以深の使用権などについて定めたもので、土木技術とは別の観点の話。土木工学上は、『地下40メートル以下だから安全』とは全く言えない」と指摘。「同法は事業者が適切に施工するという性善説に立っている。事業者が対策を怠らないような見直しが必要ではないか」と話す。 「地下40メートル以下だから安全」と言えないのであれば、飯田市内の風越山トンネルも、市街地の地下を掘削するという点で都市部の大深度地下と全く状況は同じです。しかも、シールド工法で掘るという点も同じ。/『赤旗』14日13面 "東日本高速不備認める 東京・調布陥没 1000軒に補償検討"。

2月13日(b) 新型コロナ関連で鉄道の経営の状況が良くないというニュースがいくつか新聞に出ていました(『日経』7面 "鉄道、業績底入れ見えず 18社最終赤字、計1.3兆円 今期、収益構造で回復に差"、『中日』8面 "近鉄 赤字過去最大780億円 3月期、300億円下方修正"、『中日』29面 "新幹線、来月も臨時なし"、『信毎』11面 "東海道新幹線臨時列車運休来月31日まで延長"、『信毎』11面 "会社近況 JR東海 利用回復を期し サービス磨く")。『信毎』の「会社近況」:不急の設備修繕を先送りするなどでコスト削減を図る考えだ。 リニア中央新幹線は、沿線の静岡県と環境対策を巡る協議が難航し、予定していた27年開業は延期が不可避の情勢。国土交通省の有識者会議で説明を続け、地元の理解を求めている。… 金子慎社長は「リモートにすべての需要が移行するとは考えていない。サービスの質を磨き、利用を回復させたい」と話し…。金子社長の「サービスの質を磨き」は、JR東海特有の決まり文句みたいです。

2月13日(a) 12日、鹿島は、リニア駅新設工事を巡る公取委の排除措置命令の取り消しをを求め東京地裁に提訴すると発表(『信毎』33面 "鹿島、公取委命令取り消し提訴へ リニア談合"、『中日』29面 "鹿島、取り消し提訴へ")。

2月12日(a) 『静岡新聞』 "工事は住民の理解得て 国交相、JRに指導へ【大井川とリニア】"。赤羽氏は、JRは安全な工事方法の検討や住民説明会を計画しているとして「(JRが工事を)スケジュールありきで進めることはないと承知している」と述べた。 去年6月に金子社長は川勝知事に泣きついたし、その上、国交省からは鉄道局長がねじ込んだのに、この発言はありれます。それとも、いつ開業できるかの見通しがたたなくなったという意味なのか?

2月11日(b) 10日の衆議院予算員会で赤羽国交大臣は、外環道のシールドトンネル工事による陥没事故の原因究明と対策の取りまとめが、リニア新幹線の大深度地下工事の前提と答弁(『中日』3面 "リニア大深度の工事 調布の陥没究明前提 国交相、日程ありき否定"、『信毎』7面 "リニア工事、陥没究明前提")。また、南アルプストンネル工事に伴う大井川流量減少問題の議論や、静岡県条例に基づく自然環境保全協定の締結などを念頭に「(JRには)必要なプロセスは踏んでもらわなければならない」と述べた。(『静岡新聞』10日 "国交相、開業「プロセス踏む」 2027年目標に慎重【大井川とリニア】"。) どちらも立憲民主・渡辺周氏(静岡6区)の質問に答えたもの。今になっても、2027年の開業についてJRが変更したとは承知していない といったそうです。JR東海が変更すると宣言するには事前に国交省との相談するはず。相談を受けていなくても、大井川の問題で専門家会議をやっている国交省、2027年の開業が無理なことが分からないはずはない。不誠実な答弁です。誰が止めると言い出すか、なすり合いが始まったようにも見えます。

2月11日(a) 『赤旗』7面 "民営化はコロナ下機能せず 鉄道を公営化 路線網安定・運行継続へ 英ウェールズ"。関連記事『東洋経済オンライン』2020年7月16日 "「日本式」がベスト?岐路に立つ英鉄道の民営化 コロナ禍で「フランチャイズ制度」見直し論"

2月10日(e) 『静岡新聞』 "国交相、開業「プロセス踏む」 2027年目標に慎重【大井川とリニア】"。大井川上流部は県が河川管理者になっている。赤羽国交相は、国の管理に移行させる可能性を問われると「ばかげたことは考えていない」と否定した。

2月10日(d) 『静岡新聞』 "座長コメント撤廃を 国交省会議に静岡県知事【大井川とリニア】"。

2月10日(c) 9日の伊那谷自治体会議で、飯田市の佐藤市長は、飯田線のリニア乗換新駅について設置ありきではなく、新しい交通システムで接続する方法を検討したいと説明(『南信州』11日1面 "「新交通システムで検討」 伊那谷自治体会議 乗換新駅巡り佐藤市長提案"(web版)、『中日』15面 "「新交通システムで接続」 伊那谷自治体会議で飯田市長"、『信毎』2面 "飯田線接続「新駅ありきでなく」 伊那谷自治体会議で飯田市長提案 異論出ず 飯田市 問われる具体像提示 接続 上伊那も引き続き重要性強調")。市長選挙のときのいい方にくらべて表現が後退した感じがあるんですが、新聞によれば止めることについて異論はないわけで、であれば「新交通システム」との比較検討は不要のはず。「新交通システム」という言葉をうっかり使ってしまった方たちの気が済まないので入れてるだけみたいに思えますね。時間とカネの無駄遣い。どこがとは言いませんが新聞やマスコミもそうですね。「新交通システム」という言葉にとらわれている。元善光寺駅からリニア駅予定地あたりをちょっと散歩してみればわかりますが、「新交通システム」なんかいらない、いらない。超電導リニアが従来の鉄道と結節できないような融通のきかないダメな交通システムだということに気付いてほしいですね。

2月10日(b)『静岡新聞』のニュース:

2月10日(a) 森喜朗さんが失言で責められています。このことについては9日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」で深沢真紀さんが論評しています。大竹まことさんのコメントで森さんの発言の背景はリニアにも関係あると思いました。それはそれとして、8日には海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が貨物船と衝突。森さんは「えひめ丸」の事故があった時首相だったのですがゴルフをやっていてすぐに官邸に戻らなかったと批判され、4月に首相を辞めたことを思い出して、森さんにとってなにか間が悪いと思っていたんですが、今朝『NHK第1』の「きょうは何の日」で2011年に「えひめ丸」がハワイで米海軍の潜水艦に沈められた日だといっていました(2011年)。

2月9日(b) 『日経』31面 "JR東海、水質・流量測定増の方針"。

2月9日(a) 『中日』25面 "河川の水質管理継続 リニア巡りJR東海 静岡県に説明"。

2月8日(b) 『信毎』1面 "斜面:リニア新幹線の工事が始まる前、大鹿村で中高生の思いを聞いた。…"。

2月8日(a) 『信毎』2面 "国内短信:大井川、流量減は回避可能"。

2月7日(d) 『静岡新聞』 "静岡県外流出予測値「突発湧水含まれる」 JR東海が説明修正【大井川とリニア】"。

2月7日(c) 少し前、1月27日の『南信州』4面に "コラム古代東山道(18):人や動物たちだけが行き交う道 市澤英利(飯田市上郷考古博物館館長)"。私達は、自動車がスムーズに行き交える道であってほしいと願い道路の拡幅、橋やトンネルの建設などをしています。今さら何をと言われそうですが、古代東山道の時代には自動車はありません。しかし、人や動物たちが担い手になって、道を通し交流し、交易し、物資を輸送し、情報の伝達などを行っていました。…人と動物たちだけが行き交うネパールの交易路は、決して粗末な道ではありませんでした。そこから彷彿されたのは、地形に合わせてつけられた道筋、集落と集落をつなぎその間には茶店、東奔西走する人々の往来、物資を輸送する馬の隊列など、古代東山道に重なる風景でした。…。魯迅の『故郷』の最後の「思うに…」ではじまる一節を思い出しました。

2月7日(b) 『南信州』3面 "通勤電車の社会史 27、28日に飯田アカデミア"。飯田アカデミア第91講座はオンライン形式もあり。「通勤電車の社会史 ~ 東京の通勤はなぜ『痛勤』なのか ~」。28日の第3講は「『高速鉄道』の登場」 ⇒ 飯田市 > 飯田アカデミア2020 第91講座   「通勤電車の社会史 -東京の通勤はなぜ「痛勤」なのか-」 日本の大都市では通勤が「痛勤」と言われるほどの大混雑が日常化しています。1日2時間を通勤に費やすとして12年勤めれば通勤時間はまる1年になり、一般的なサラリーマンは定年までに約3年を満員電車のなかで過ごす計算になります。これは18世紀に大西洋を渡った奴隷船よりも人口密度が高い空間で、当時の奴隷よりもはるかに長い時間を生きていることになります。なぜこのようなことになったのでしょうか。東京では20世紀初頭に市街電車が、続いて「高速鉄道」(省線電車や地下鉄、郊外私鉄)が登場し、やがてそれらは都市計画のなかに位置づけられました。しかし、設備投資は必ずしも十分に行われず、その不足は人びとの行動様式や物の考え方のコントロールで補われることになりました。それがよく表れていたのが戦時中の交通調整でしたが、基本的な特質は戦後の高度成長期にも引き継がれました。これは、近現代日本社会の一つの特質であったと言えます。

2月7日(a) 『中日』12面 "なんしん見聞録:飯田・丹保地区 リニア事業で変化 有志 歴史を伝えたい"。

2月6日(b) 非科学的でジオパークの理念にそぐわない。『信毎』3面 "南アジオパーク 「条件付き再認定」 パワースポット「非科学的」"(web版)、『中日』2面 "日本ジオパーク11地域を再認定 南アルプスなど"。 『信毎』によれば、南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク協議会事務局の伊那市観光課は…協議会として「パワースポット」を誘客材料にはしていないと説明 って ⇒ 伊那市 > 観光情報 > 分杭峠(気場) 中国湖北省蓮花山のゼロ磁場を発見した有名な気功師、張志祥氏により、この分杭峠のゼロ磁場が発見されました。  蓮花山のゼロ磁場地帯は「人が幸せになれる場所」ともいわれ、多くの人々が癒しを求めて訪れています。その張志祥氏を日本に招いて、日本全国を対象にゼロ磁場を探してもらったところ、蓮花山に匹敵する素晴らしい場所が発見されました。それが分杭峠だったのです。 観光課が担当部署で市のホームページにこんなこと書いているんですから2年後には解除確実か? 参考1:(長野情報)ゼロ磁場 気を集める|伊那市、参考2:発見者は中国の気功師 「紫色の気が渦を巻いている」

2月6日(a) 3月28日に座光寺スマートICが供用開始(『南信州』1面 "座光寺スマートIC 来月28日に供用開始 利便性の工場、リニア開業も見据え"(web版)、『信毎』27面 "座光寺スマートインターチェンジ 来月28日午後5時開通"(web版)、『中日』15面 "中央道 座光寺スマートIC 来月28日に開通")。

2月4日(a) 『静岡新聞』 "環境保つ流量「不足」 川本来の姿に見直しを【大井川とリニア 第5章 渇水から考える⑤完】"。

2月3日(f) 『静岡新聞』 "安定供給 産業の基盤 利用可能量減 発展阻む【大井川とリニア 第5章 渇水から考える④】"。

2月3日(e) 『静岡新聞』 "先人引いた水、地域の礎 元小笠町長・黒田淳之助氏【大井川とリニア 私の視点】"。

2月3日(d) 飯田市議会リニア推進特別委員会で飯田市長が飯田線の乗換新駅の設置について事業費案を示した上であらためて設置をやめる考えを示す。⇒ 続きを読む

2月3日(c) 『中日』13面 "リニアで変わる街の記憶(2)亡き夫との思い出の家 飯田市上郷・北条地区 女性(80)"(web版 ⇒『中日』の購読者は無料登録で読めます)。(1回面は <リニアで変わる街の記憶> (1)伝統の型染め、絶滅寸前) リニアの話が始まってから後の2年前にご主人が病気でなくなって1人暮らしの女性。住宅と土地を売ってお子さんの住む関西地方に移転するという話。主人と過ごした家や、北条を離れるのは悲しいけれど、幾年も生きられないのに子どもたちをほったらかして頑張って家を建てても、今度は処分するのがえらい(大変)。もう北条の人じゃないんだな、飯田の人じゃないんだなと言いながら、ここを去るつもりです。

2月3日(b) 『南信州』1面 "リニア関連道路整備 本年度中に工事着手へ 座光寺上郷道路 土曽川大橋付近の渡河部"(web版)。

2月3日(a) ストップ・リニア!訴訟の2020年12月1日の中間判決について、1月28日に弁護団は控訴理由書を東京高等裁判所に提出しました。⇒ 控訴理由書

2月1日(a) 『静岡新聞』 "減水原因、工事か少雨か 観測粗く影響判断困難【 大井川とリニア 第5章 渇水から考える③】"。

2月1日(a) 『静岡新聞』 "「解決案」の田代ダム 少雨時は枯れる可能性【大井川とリニア 第5章 渇水から考える②】"。


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