出来事・ニュース:2023年12月

終了、12月21日 FoEジャパン主催の「オンラインセミナー:未来の交通インフラが環境破壊!?〈シリーズ第4弾〉~東京外環道・リニア・北陸新幹線から見る大深度地下法の問題点」。オンラインで参加(無料)できます。プログラム詳細や申し込みは、FoEのこのページから。

終了、12月10日 日本科学者会議東京支部の「第22回東京科学シンポジウム」(9・10日)の「リニア分科会」(10日、13時15分~17時まで)。オンライン参加(申し込み必要)できます。詳細は、日本科学者会議東京支部で確認願います。分科会の報告内容はこちら


12月31日(a) 英仏間のユーロトンネルに浸水し高速鉄道が運休:『読売オンライン』 "ユーロスター、トンネル内浸水で全面運休…年末休暇の旅行客らに影響"

12月29日(a) 28日、国交省はJR東海の工事実施計画(その3)を認可:『静岡新聞』 "リニア開業「27年以降」に変更認可 国交省 JR東海の工事計画"。

12月28日(f) 『朝日』7面 "西九州新幹線 国・県きょう協議 佐賀内のルート案 動くか"。⇒ 『佐賀 NEWS WEB』17時51分 "新幹線西九州ルート 新鳥栖・武雄温泉間の整備で国と県が協議"。

12月28日(e) 『日経』15面 "JR東海 リニア製造に3300億円 1日144本想定"。記事の初めのほうでは「営業運転のための車両技術は開発済み」と書いていますが、最後のほうでは「現在、冷却に高価な液体ヘリウムを必要としない『高温超電導磁石』の安定運用…といった技術開発を進めている」と書いていますから、結局、鉄道なら車輪にあたる、超電導磁石は、一番重要な部分なんですが、その材質がまだ決まっていないということで、「開発済み」は書類の上のことだけですね。1時間に5本なら飯田に停車するのは、多くて1日3本(朝、昼、晩)、または朝晩のみか昼に1本だけという可能性もありますね。リニアに比べると随分低廉な高速バスがたぶん営業しているから大丈夫です。各駅停車を含めるなら1時間5本では、東京の人が文句を言うんじゃないかと思います。

12月28日(d) 『南信州』1面 "飯田市「活プロ」 4視点で取り組み深化 産業振興審議会が答申"。「交通・物流ではリニア中央新幹線の2027年開業が困難な状況を踏まえ、先行的な取り組みとして『長野県駅と名古屋間での部分開業に向けて産業界、行政、関係期間が連携して働きかけを』求めた」

12月28日(c) 『信毎』7面 "JR芸備線「再構築協議会」は来年開催"。

12月28日(b) 『信毎』10面 "世界の交通事故死1日3000人超 WHO報告 所得少ない国で多い傾向"。

12月28日(a) 『信毎』9面 "バス事業者99%「運転手不足」 地域公共交通の危機 鮮明に 地公研、全国アンケート "。

12月27日(e) 『静岡新聞』 "川勝知事、2023年の漢字は「脱」 リニア開業時期「27年から脱した」 コロナ禍、熱海土石流警戒区域も"。

12月27日(d) 『静岡新聞』 "リニア開業目標「2037年だけ」 部分開業の正当性主張 川勝知事会見 【大井川とリニア】"。川勝知事は、今回の申請で開業時期についての目標は「2037年の全線開業」しかないのだから、神奈川と甲府の部分開業は可能なはずといっています。

12月27日(c) 『中日』10面 "ながの回顧2023(2)青崩峠トンネル貫通 地域活性化 期待と懸念"、『南信州』7面 "つながる三遠南信:竜東4地区 IC周辺の振興に向け 青崩峠トンネル内を視察"。

12月27日(b) 25日、中川村リニア対策協議会:『信毎』19面 "ダンプ往路のみ松川町を通らず 来月から JR報告"、『中日』11面 "発生土を使った堤防 JRが整備事業説明 中川村対策協"。関連で、23日、小和田地区の堤防整備と基盤整備の着手式:『中日』11面 "工事安全願い着手式"。

12月27日(a) 『朝日』19面 "自殺「過重な業務で」 リニア関連 多摩川精機を提訴 労災認定、会社は違反認めず"、『中日』27面 "過重労働で自殺 遺族が提訴 飯田の企業に賠償求め"、『信毎』22面 "社員自殺 多摩川精機提訴 安全配慮義務違反と遺族"。

12月26日(h) 『信毎』21面 "北陸新幹線騒音9地点基準超過 県環境部発表"。

12月26日(g) 『信毎』21面 "残土に工事の産廃混入岐阜・中津川の処分場"。

12月26日(f) 『信毎』9面 "肥薩おれんじ鉄道への措置「今回が最後」 鹿児島全市町村計7億円を支援"。

12月26日(e) 『日経』1面 "鉄道免許取得 18歳から 来年度にも ローカル線の人手確保"。

12月26日(d) 『南信州』5面 "読者寄稿:難題抱えるリニア工事、開業はいつ実現するのか?(後編)"。筆者・赤羽目壮人さんは南アルプス中央構造線エリアジオガイド。前編は12月7日掲載。静岡工区の長野工区よりの西俣非常口のヤード建設には林道整備や仮橋の復旧を考えると3~5年はかかりそうだと書いています。また冬場の工事は無理ではないかとも。西俣非常口は斜坑が約3.5㎞、本坑部分が3㎞で合計6.5㎞。2020年6月にJR東海の金子社長は一番距離の長い西俣非常口からの掘削に毎月100mのペースで掘削したとして5年半かかり、電気設備工事や試運転に2年で7年半でできるから、着工を認めて欲しいと川勝知事を説得していました。長野工区の実績から、西俣からのトンネル掘削は最低でも約11年~15年程度はかかるはず。さらにヤード整備に3~5年、試運転などに2年であれば、静岡知事が静岡工区の着工を認めてから20年以上かかるはず。赤羽目さんも開業は早くても20年以上先になるだろうと書いています。

12月26日(c) 『中日』20面 "新幹線を運転中に競馬ニュース閲覧 JR東海、スマホで1分"。

12月26日(b) 『中日』11面 "スポットライト現場:アルピコ交通 来年3月末で長野-松本線廃止 バス客回復も乗務員不足 県 人材確保へ支援を強化"。

12月26日(a) 『朝日』6面 "速達や一般道の輸送 運賃割り増し案 トラック運転手不足に対応 国交省有識者会議が見直し"。

12月25日(b) 『日経』7面 "鹿島、下請けと資材共同配送 ヤマト系と提携マッチング トラック1割削減へ 24年問題対応"。無駄な大型開発事業を止めることも必要。

12月25日(a) 『中日』7面 "社説:新幹線敦賀延伸 乗り換えに一層配慮を"。

12月24日(e) 『静岡新聞』 "静岡・浜松両政令市に新市長 議会対応と実行力注目【追跡2023③】"。

12月24日(d) 『中日』14面 "村の未来について喬木中生が提言 市瀬村長にアイデア 喬木"、『南信州』2面 "喬木中 村の未来を考え政策提言 特産品PRや空き施設活用など"。『南信州』によれば、堰下のガイドウェイ製作・保管ヤードの後利用については、中学生が行った生徒や保護者対象のアンケートでは、商業施設を求める声が多かったようです。

12月24日(c) 23日、エス・バードで「次世代エアモビリティ」をテーマにシンポジウム:『信毎』23面 "「エアモビリティ」将来像は 飯田 企業関係者らパネル討論 南信州での産業化に意欲"、『中日』14面 "「空飛ぶクルマ」模型を展示 飯田市など 運転新技術シンポ "。自動車のように世界中で普及して行くとすれば産業として将来性はあるかも知れませんが、企業関係社の皆さまが、現実問題として、ちょっと空を眺めてそんなもの普及するんだろうかと考えてみたら良いと思います。クルマは「車輪」あるからクルマです。なんで「車輪」がついているかといえば、地球の陸上では輸送方法として合理的だからです。リニアが「車輪」を無くして浮上させることに非常に無理をしているのも同じです。/ 『南信州』26日1面 "飯田市 「空飛ぶクルマ」活用探る シンポで模型試乗やパネル討論"。

12月24日(b) 『信毎』25面 "県内駅着工1年 有志が反対運動 飯田"。

12月24日(a) 22日の大鹿村リニア連絡協議会の記事:『中日』12面 "不溶化持続性、風評被害に懸念 大鹿村連絡協 要対策土で住民"、『南信州』1面 "大鹿村 要対策土に不安の声も JR東海 小渋川変電所造成で活用"。

12月23日(f) 『産経』"リニア開業遅れ受け、山梨で高まる部分開通の待望論 実験駅を観光利用の声も"。

12月23日(e) 『静岡新聞』 "難波市長「県が言うべきではない」 リニア部分開業"。環境問題や鉄道輸送の安全性について関心があっても、その点について、国民一般は意見を述べる権利はないというのが、リニアの認可取り消し訴訟に対する東京地方裁判所の判断でした。難波市長の考え方も同じですね。また部分開業をして、延伸する価値があるか見定める事は、必要だし、今の計画通りなら静岡県に影響があるんだから、静岡県知事が部分開業について発言するのは当然許されると思います。

12月23日(d) 『静岡新聞』 "今年の漢字は「創」 新静岡市政づくり 尽力"。

12月23日(c) 22日、大鹿村リニア連絡協議会:『信毎』26面 "要対策土 大鹿村内の工事で使う方針 JR東海 村民らに説明 風評被害への懸念出る"、"JR東海 計画の進め方に疑問 住民合意得てから工事を"。工事完了予定が「2027年以降」に変更された点について、21日の関係市町村とJR東海の意見交換会では、自治体が行う関連事業やリニア開業に期待する事業活動への影響についての発言が多かったようですが、大鹿村の場合は工事による迷惑がいつまで続くのかという委員の発言が目立ちました。南アルプストンネルの3つの非常口と、伊那山地トンネル青木川非常口からの掘削は、3つは難しい地質部分を掘っているので、残り1つは本坑部分への連絡トンネルを掘っているので、どこもかなりペースダウンしているようです。静岡に近い除山非常口からの掘削は、本坑部分の先進坑が残り3.9㎞になっていますが、この区間を、JR東海が希望する2026年11月までに掘削するのは、非常にハードルが高いのではないかという委員の指摘がありました。2023年はじめ頃の掘削ペース約55m/月で約6年かかります。これから土被りが多くなる中で2026年11月までの3年(36カ月)で3900mを掘るには1カ月に108mのペースを維持しないと不可能です。丹羽社長は最近、静岡工区の工期に関連して月100mというペースは精いっぱいのものと発言していたと思います。長野県の場合は、阿部知事が着工を遅らせるようなことはなかったし、反対運動も工期を遅らせる程のものはありませんでした。工事完了次期の公表について具体的な時期を示すよう求められた長野県担当部長は、工事の困難な現状が過ぎれば適切な時期にと説明しましたが、その中で小渋川橋梁は発注さえできていないといっていました。ここは7年の工期です。「2027年開業」という目標はスローガンだけで、いろいろな現場の段取りなどをきちんと積み重ねて導き出したものではないといえるでしょう。いったん立ち止まって計画全体の見直しをすべきだと思います。
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12月23日(b) 『赤旗』10面 "激震地帯走るリニア みえネットが津市で学習会"。

12月23日(a) 『朝日』34面 "大型トラック 最高90キロ 高速道路の速度引き上げ 「2024年問題」対策"、『赤旗』12面 "トラック最高速度90キロに 物流「24年問題」現場は懸念"、『日経』42面 "トラック速度90キロ容認 高速道路、80キロから上げ 警察庁検討会"。トラック関連で:『赤旗』12面 "人手不足改善 賃上げで 運輸・建設 党国会議員団申し入れ 「24年問題」"、『日経』17面 "貸し切りトラック高値圏 運転手不足 中小依存に限界 年末年始の需給逼迫"、"荷主の悪質行為 是正要求相次ぐ 国交省 長時間の荷待ちなど"。

12月22日(i) 『日経』17面 "トンネル工事 佳境に 清水建設、フィリピン南部 現地の作業員育成急ぐ"。

12月22日(h) 『日経』5面 "整備新幹線に2275億円 来年度総事業費 9割は札幌延伸に"。

12月22日(g) 『日経』1面 "イオン、物流網を再構築 トラック輸送距離1割削減 ルート最短に 人手不足に対応"。

12月22日(f) 『南信州』1面 "松川町 福与河原圃場整備で覚書 推進に向け地元やJR東海と"。天竜川左岸、宮ケ瀬橋の下流の18ヘクタールの農業地を20万㎥の残土をつかい嵩上げする計画で、松川町と「福与河原圃場整備共同施工組合」(約60人の地権者団体)とJR東海が事業推進に向けた覚書を交わす。高森町の下市田河原では、用途は違いますが10.3ヘクタールに15万㎥の残土をいれて産業用地の造成が行われましたが、約1mほど嵩上げできた感じです。

12月22日(e) 『信毎』25面 "生コン洗浄 廃棄物処理法違反疑い 作業員を書類送検 駒ヶ根署"。記事によれば、おそらく施工会社がやらせていたことなのに、1人の作業員を送検したことになります。/ 『中日』19面 "生コン混入の水放出 男性作業員書類送検 中川の工事で駒ヶ根署"。

12月22日(d) 21日、JR東海社長が名古屋市内で定例会見:『信毎』2面 "「早期開業へ全力」 JR東海社長強調"、『日経』19面 "リニア、ダム取水抑制で基本合意"、『中日』28面 "取水抑制 東電と基本合意 JR東海、リニア静岡工区"。

12月22日(c) 21日、長野県飯田合同庁舎で9回目のリニア工事の関係市町村とJR東海の意見交換会:『中日』18面 "開業時期めどJR明言せず"、『信毎』2面 "県内工期 現時点で変更なし JR東海 市町村長と意見交換"。/ 『南信州』23日1面 "JR東海 県内工期に変更なく 関係市町村 意見交換会 「ペースダウンなく全力で」"。

12月22日(b) 『静岡新聞』 "田代ダム取水抑制案 JRと東電RP合意 湧水流出対策【大井川とリニア】"。

12月22日(a) 『静岡新聞』 "社長 部分開業を否定 JR東海 知事案「現実的でない」【大井川とリニア】"。

12月21日(g) 『日経』10面 "攻防 交通フィンテック(上) 鉄道、金融事業に乗り入れ 京王やJR東が住宅ローン 顧客と接点確保 ネット銀と協業"、22日9面 "攻防 交通フィンテック(下)クレカ、改札でタッチ決済 三井住友カード、東急・メトロで 交通系ICの牙城攻める"。

12月21日(f) 『静岡新聞』 "記者コラム「清流」 国会議 役割果たしたか"。

12月21日(e) 『静岡新聞』 "水問題巡り公開質問状 JRに市民7団体【大井川とリニア】"。

12月21日(d) 『日経』15面 "リニア、地下5階にホーム JR東海、始発の品川駅 乗り換え 最短3分に"。

12月21日(c) 『信毎』7面 "整備新幹線2275億円"。

12月21日(b) 『南信州』1面 "飯田市議会 地域振興へ整備求める 県施設巡り意見書可決 "、『信毎』19面 "飯田下伊那地域の県施設 整理の動き 「地域振興に資する施設を」 飯田市議会が意見書案可決"。

12月21日(a) 『中日』9面 "5類移行で人流増 「影響は大きかった」 名商会頭 今年回顧"。「JR東海がリニア中央新幹線の開業時期を『2027年以降』としたことについては『重く受け止めている。静岡工区の着工をできるだけ早く現実にしてもらいたい』と述べた」。

12月20日(e) 『静岡新聞』 "南アルプス環境保全 国の専門家会議「報告書」 貴重な生態系守れるか【大井川とリニア】"。

12月20日(d) 『日経』5面 "CO2地下貯留権を創設 排出削減へ官民投資促す 政府、通常国会に法案提出へ"

12月20日(c) 『日経』16面 "ローソンの運転手 異業種と共同配送 収入減問題に対応"、10面 "物流版ウーバー、日本上陸 中国ララテック、24年問題に商機"。

12月20日(b) 『信毎』19面 "リニアで到着後はスローツーリズム 広域観光の事業計画案決定 木曽郡・中津川・阿智・塩尻の協議会"。

12月20日(a) 『南信州』1面 "ワクワクする未来考える 飯田市でワークショップ リニア×空飛ぶクルマ"、『信毎』17面 "「空飛ぶクルマ」活用法は リニア開業見据え考える催し 飯田"。

12月19日(e) 18日、JR東海が小牧研究施設で燃料電池で走る車両の模擬走行試験と水素エンジンを報道公開:『日経』13面 "水素燃料電池の列車で走行試験"、『中日』6面 "水素エンジンで次世代へ 気動車で実用化模索 JR東海が模擬走行試験"。燃料電池車も水素エンジンもディーゼルエンジンに比べまだ出力が小さく実用化には10~20年かかるようです。

12月19日(d) 『日経』38面 "トラック脱輪 冬多発 件数、10年で9倍超 タイヤ交換直後、目立つ 点検・締め直し呼びかけ"。大型車の脱輪は、タイヤ(ホイール)交換あとの点検や締め直し(増し締め)不足が原因というのが国交省の見方だけれど、この10年で急に増加したのであれば、安倍晋三氏の様々な政策のなかのどれかが原因になっていると考えることもできるはず。『日経』は以前、大型車の車輪の取り付けネジがISO方式に変更されたのが原因ではないかと指摘していましたが、この記事ではその点に触れていません。Youtubeなんかで交通事故の動画(ドライブレコーダ映像集や監視カメラ映像集)では、右側通行の地域でも左の車輪が脱輪することが多いように思います。⇒ Youtube で 「run away truck wheel 」で検索: "Top 5 Runaway Wheel Videos"、"Loose Wheels Compilation - 7 minutes" など。

12月19日(c) 『日経』2面 "赤字路線再生 地元が主体 富山JR2線、三セク移管 法改正後で初"。

12月19日(b) 『赤旗』10面 "ローカル線は社会基盤 小林県議 知事に存続求める 長野県議会"。

12月19日(a) 長野電鉄が長野市内のバスについて来月21日から日曜運休に:『信毎』1面 "長電バス、日曜182本運休 長野営業所管内共同運行除く11路線 慢性的な運転手不足で"、『中日』10面 "生活の足 運転手不足深刻 長電バス、長野市内で日曜運休来月21日から スキーシーズン やりくり一層困難"。

12月18日(b) 『静岡新聞』 "社説(12月18日)リニア環境保全策 JRは地元と連携密に"。川勝知事の環境省訪問について、筆者は「実を得るためには、無意味なパフォーマンスではなく、より戦略的な対応が必要だった」と評していますが、あてにならない岸田政権よりは、世論を相手には十分な宣伝効果があったと思いますね。国はそもそも県の主張を受け入れる考えはないはずで、それでも意見書を繰り返し提出するのは地方自治のあり方として当然。「新聞」というのは、少なくともリニア計画ついては、自分で調査した実像をもっていないので、表層だけを扱ってしまっているように思えますね。簡単にいえば、自らきちんと研究調査していないといわざるを得ないような記事しか書いていない。

12月18日(a) リニア残土の処分場について審議する御嵩町の審議会が要対策土の受け入れを求めない方針を決定:『中日』23面 "リニア「要対策土」御嵩町拒否へ ヒ素など含む残土22万㎥ 審議会、町長への答申決定"。

12月17日(a) 『信毎』3面 "リポート信州:飯山駅前ホテル計画三たび暗礁 地元事業者に市が一転「補助金不支出」 溝深く 民事調停の事態 北陸新幹線敦賀延伸で周遊拠点に 周辺観光地「誘致実現を」"。

12月16日(j) 『静岡新聞』 "「JR決断に敬意」 開業時期変更で川勝知事"。

12月16日(i) 『朝日別刷りB』5面 "DO科学:鉄はなぜ磁石にくっつくの? 原子が小さな磁石、向きがそろうから"。磁石の吸引力は鉄が相手でも働くので、磁石の吸引力を利用して鉄のレールをたよりに浮上させる常電導の方が合理的。

12月16日(h) 『朝日別刷りB』4面 "歴史のダイヤグラム 原武史:改札のない英国の鉄道"。

12月16日(g) 『日経』35面 " 鉄道輸送、もっと知って JR貨物新潟視点、現場初公開 積み荷、タグで管理 1編成、トラック65台分"。

12月16日(f) 『信毎』27面 "逗子 崩落死で賠償命令 横浜地裁 斜面地管理側に107万円"、"逗子の斜面崩落 賠償命令 マンション管理側に 「危険性認識できた」 横浜地裁"。

12月16日(e) 『中日』1面 "中部国際空港方面→アクセスホーム整備 名鉄 名古屋駅再開発 30年ごろ目標"。

12月16日(d) 『赤旗』12面 "有害残土持ち込むな 北海道新幹線 強行搬入から2年 札幌"。

12月16日(c) 『赤旗』12面 "「みどりの窓口」激減 JR各社 全国446駅451カ所で廃止 田村議員調査 年末年始の大混乱必至"。

12月16日(b) 3月のダイヤ改定関連:『信毎』1面 "長野-敦賀 1時間48分 北陸新幹線来年3月延伸 ダイヤ発表 福井へは最速1時間31分"、26面 "北陸新幹線敦賀延伸 ダイヤ発表 北陸・関西と縮まる距離 県内自治体 誘客へ準備"、"大阪へ どちらで行く? 金沢経由 早いが高い 名古屋経由 遅いが安い"、"来年3月16日のダイヤ改正 等間隔運行を一部導入へ JR東 小海線中込-小諸間"、"しなの鉄道は接続時間短縮"、『中日』27面 "のぞみ 一部終電繰り下げ JR、3月16日ダイヤ改定"、"名古屋-多治見 快速1分短縮へ JR中央線"、『朝日』31面 "東京-敦賀は14往復 JR各社、3月にダイヤ改定"。

12月16日(a) リニアの工事完了時期変更について:『朝日』27面 "リニア工事完了「27年以降」に 知事「具体的に示さず残念」"、『中日』14面 "知事「早期着工を」 開業27年以降延期で"、"「開業時期を早く示して」 飯田市長も発言"、『南信州』1面 "県内工区 「合理的な工期設定していく」 JR東海 リニア工事完了は「27年以降」"、9面 "「静岡との協議進め早期開業を」 飯伊は冷静 時期目安求める声も"、『信毎』2面 "JR東海のリニア開業時期変更 国交相「丁寧な説明を指導」"、"具体的年次なく 阿部知事「残念」"、"「スピード感持ち JR東海と対話」 静岡知事"、19面 "開業予定時期変更受け飯田広域連合長 地元影響 JRに懸念伝達へ"。/ 『南信州』17日1面 "具体的な開業時期「早く」 27年以上受け広域連合長"、"日言"。

12月15日(f) JR東海労組の『NO!リニア』"開業2027年以降!とうとう無理を認めたか!?"

12月15日(e) 『中日』10面 "JR西、運行に再生エネ 26年度にも 北陸線などで置き換え"。

12月15日(d) 『信毎』7面 "しなの鉄道支援制度を要望 知事が国交相に 設備合理化経費など"、『日経』39面 "しなの鉄道「経営支援を」 長野知事ら、国交相に要望"、『朝日』21面 "維持費減へ規模縮小 しなの鉄道支援要請 使わぬ線路撤去費用など"。

12月15日(c) 『信毎』7面 "ANA社長「お客さま乗せた飛行厳しい」 「空飛ぶクルマ」万博へ視界不良"、『南信州』1面 "「空飛ぶクルマ×リニア」 19日 エス・バード ワークショップ"。

12月15日(b) 『東京新聞』 "リニア新幹線の事実上延期受け、途中駅予定の街は「粛々と整備」「反対は静岡だけじゃない」"、『信毎デジタル』"立ち退いた住民、「27年」前提に動いた経済…リニアの開業後退、困惑の飯伊「いつまで負担と影響続く」「約束守るべき」"。『信毎デジタル』でコメントしている、飯田商工会議所・原勉会頭にしても飯田市・佐藤市長にしても、リニア計画が上手くいかないことに気づいていなかったはずはない。ふざけるなといいたい。『信毎デジタル』が掲載している写真で、リニアのため空き地になった場所は、JR東海がもともと予定していた場所でなく、飯田市長や商工会議所が変更させた結果です。約200世帯が移転している。/ 『朝日』27面 "リニア「27年以降に」 JR東海 工事完了時期を変更"、『中日』1面 "リニア開業「27年以降」 JR東海認可申請 静岡未着工で"、『赤旗』12面 "リニア開業「27年以降」 静岡着工遅れ変更"、『日経』19面 "リニア工事完了27年以降 JR東海 静岡で着工メド立たず"、『信毎』1面 "リニア開業時期「27年以降」 JR東海が変更 国に認可申請"、2面 "開業後退 困惑の飯伊 JR東海「27年以降」明文化 立ち退いた住民 「27年」前提に動いた経済 「協力に応え約束守るべきだ」"、"愛知知事「一日も早い全線開業を」"。2014年の申請(その1)の「中央新幹線品川・名古屋間工事実施計画(その1)」では、「工事の着手及び完了の予定時期」として「着手予定 認可の日」、「完了予定」として「平成39年」(2027年)となっていて、工事が完了しても試験運転の期間が必要なはず。「開業」となっていませんね。こういう大規模な計画で、そもそも「工事完了時期」が確実でないことは当たり前だと思います。だから「完了予定」となっている。開業時期は初めからあいまいだったといえますから、それを真に受けた県や市町村はどうかしていた、どうかしていると思います。具体的にいくつかの工事現場について調べても、順調にいったとしても、そもそも2027年までに工事が物理的に完了できないところがありますよ。開業時期を真に受けた形だった長野県や市町村の責任は重大だと思います。JR東海が「2027年以降」と変更したことは、大東亜戦争についていえば、鈴木内閣がポツダム宣言を黙殺したあたりと同じかなと思います。

12月15日(a) 『静岡新聞』 "田代ダム案「有効な手段」 菊川市長【大井川とリニア】"。

12月14日(f) JR東海がリニア中央新幹線の駅舎などの工事について国交省に工事の認可を申請。同時に完成時期を「2027年以降」への変更を申請。:『信州 NEWS WEB』19時23分 "JR東海 リニア中央新幹線の開業時期を2027年以降に変更"、『静岡新聞』 "リニア開業「27年以降」に変更 JR東海、工事申請で初明記"。 ⇒ JR東海 > 全国新幹線鉄道整備法の手続き中央新幹線品川・名古屋間の工事実施計画(その3)及び変更の認可申請について(令和5年12月14日)。次の申請は、「工事の中止」だ。

12月14日(e) 『信毎』2面 "大鹿の南アトンネル工事で発生 要対策土を変電所工事に JR東海 初の利用先決定"、『中日』13面 "トンネル工事出土 要対策土は基準値内 JR、試験施行結果 変電所造成で活用へ。" ⇒ JR東海 > プレスリリース・最新情報長野工事事務所からのお知らせ大鹿村内における不溶化による対策土の活用に係る検討について / 『南信州』1面 "JR東海 大鹿変電所で要対策土活用 試験施工で不溶化効果を確認 "。

12月14日(d) 『静岡新聞』 "リニア静岡県内工区の解決策「議論継続以外ない」 知事会見、県議会答弁と食い違い?"。

12月14日(c) 『静岡新聞』 "知事「国の専門家会議、問題を明確化」 環境報告書は「課題残る」 定例会見で見解【大井川とリニア】"。

12月14日(b) 『信毎』2面 "一部区間先行開業 静岡知事再び首長 リニア「できるところから」"。

12月14日(a) 『南信州』1面 "飯田市 リニア駅周辺の景観検討 来年3月「環境・景観配慮指針」公表へ"。

12月13日(h) 『静岡新聞』 "リニア「解決策」巡り応酬 自民「ルート変更では?」 知事「策あるが言うのは失礼」 静岡県議会"。

12月13日(g) 『静岡新聞』 "JR東海社長 静岡県、市との意見交換「実務レベルで始めたい」【大井川とリニア】"。

12月13日(f) 『静岡新聞』 "13日から一般質問 牧之原市議会"。

12月13日(e) 『日経』17面 "JR、年末年始予約44%増 6社昨年比 コロナ前水準超える"。

12月13日(d) 『日経』17面 "阪急連絡線 乗り入れ検討 JR西 「新大阪-関空」相互運転へ"。

12月13日(c) 『中日』6面 "ひかり 夜間 停車回数増 静岡、浜松駅 3月から"。

12月13日(b) 『信毎』7面 "静岡知事、JR東海にリニア工事の見直し求める考え"、『中日』6面 "「リニア工事見直し必要」 静岡知事が県議会で発言"。

12月12日(a) 『赤旗』11面 "減水対策 認められない リニア訴訟 原告が言論 静岡地裁"。

12月12日(d) 『中日』13面 "のり面崩壊「揺れ」で防ぐ 中日本高速が検査手法 期間短縮・足場不要で効率化"。

12月12日(c) 『中日』28面 "しらさぎ 全席指定に JR特急 敦賀延伸に合わせ"。

12月12日(b) 『信毎』27面 "しなの鉄道で車両不具合、部分運休"。

12月12日(a) 11日、ストップ・リニア!訴訟の中間判決について控訴を棄却した高裁判決を不服として原告130人が上告:『信毎』27面 "リニア原告適格訴訟、130人が上告"。

12月10日(c) 『南信州』1面コラム「日言」。「紆余曲折はあったが飯田市への駅設置が固まり、官も民もこの年をターゲットにしてさまざまな地域計画の策定を進めた」。「この年」は2025年から2027年へと変化して、いまはもうどうなるかわからない…

12月10日(b) 『南信州』1面 "国有識者会議が報告書 静岡の環境保全 JRの計画を認める内容"。

12月10日(a) 『中日』20面 "小中生らの絵でヤード彩る 除幕式 高森や喬木でお披露目"。/ 『朝日』12日23面 "リニア開業後は… 子どもたち壁画に 高森・喬木のヤード"、『南信州』12日3面 "子どもの絵でヤードに彩り 喬木村戸高森町 JR東海 リニア開通後の地域を想像"。/ 『信毎』15日16面 "リニア作業施設の囲いに子どもたちの絵 高森町と喬木村で 除幕式「殺風景」から一転"。

12月9日(m) 『南信州』1面コラム「日言」によれば、飯田文化会館で行われた「おいでなんしょ寄席」で出演した桂文珍さんが「なかなか出来ない」(リニア)といったそうです。まあ、事実だからしょうがいないですが…。

12月9日(L) 『信毎』25面 "労災隠し疑いの都内企業不起訴 トンネル工事 地検飯田支部"。

12月9日(k) 『信毎』7面 "リニア静岡工区の環境保全に全力を 国交相がJR東海に要請"。

12月9日(j) 『信毎』7面 "名古屋のリニア調査掘進で1月に説明会 "。

12月9日(i) 『日経』14面 "アジア便り:中国地下鉄の不便解消、渋谷にならう"。

12月9日(h) 『赤旗』10面 "リニア 災害対策示せ みえネットが県庁で会見"。

12月9日(g) 『朝日』34面 "横浜の列車逆走 3人不起訴処分 車両設計担当ら"、『中日』30面 "新交通逆走3人不起訴"、『日経』41面 "新交通の逆走3人を不起訴 地検、設計担当者ら"。

12月9日(f) 『朝日』33面 "リニア工事 おおむね了承 環境への影響最小に JRに注文 静岡工区 国の有識者会議が報告 静岡知事、歩み寄る気配なし"。

12月9日(e) 『静岡新聞』 "記者コラム「清流」 どうもおかしい"。

12月9日(d) 『静岡新聞』 "JR社長「環境保全 全力」 専門家会議報告書受け 国交相が要請【大井川とリニア】"。

12月9日(c) 『静岡新聞』 "国交相「課題解決へ取り組み着実に」、環境相は「丁寧に議論された結果」 リニア国専門家会議の報告書受け"。

12月9日(b) 『静岡新聞』 "原告、追加提訴へ 静岡地裁 リニア訴訟"。

12月9日(a) 北海道で「普通貨物車」の左後輪が外れ歩行者にあたって歩行者がケガ:『NHK NEWS WEB』 "北海道 登別 タイヤ脱落し転がり歩行者に衝突 男性1人軽いけが"。「普通貨物車」というコトバを使うとどんな車なのかちょっと分かりづらいです。マスコミが問題にすべき点は左側の車輪の取り付けネジが逆ネジなのか正ネジなのかという点だと思います(ISO方式かJIS方式かの違いが問題)。普通貨物というと「1ナンバー」の車ということなのだろうと思いますが、積載重量で2トンの車でも「1ナンバー」はあります。2トン車は左側の車輪の取り付けネジは逆ネジのはず。NHKは脱輪の原因の一番重要な原因がどこにあるのか隠そうとしているようです。参考ページ1(外部):『物流ウィークリー』2022年4月4日 "タイヤ脱落事故「9割以上がISO方式」 それでも「点検の問題」"。こういう感覚の国交省が認可したリニアについては安全性は確かめられていないと思った方が良いと思います。参考ページ2(外部):『MHO ENGINEERING』2022年2月1日 "大型トラックのタイヤ脱落事故の原因はISO規格のネジ!国交省の矛盾とは?"。車が右側通行の国であればあまり問題のないISO方式だけれど、左側通行の日本では危険という指摘。国交省は安全性を無視しているとしかいいようがないですね。

12月8日(e) 静岡工区の環境保全について審議する国交省の有識者会議が最終的な報告書を国交大臣に報告:『信毎』2面 "静岡工区環境保全 有識者が報告書 地域と情報共有 座長訴え 静岡知事「課題残る」なお反発"、『中日』30面 "リニア静岡工区の環境保全を要請へ 国交相、JR東海に"、『静岡新聞』"「社会の要請に応えた」 環境保全議論 国交省会議の中村座長【大井川とリニア】"、"リニア工事の国交省会議が報告書提出 静岡県やJR 環境保全策議論へ"。

12月8日(d) 『中日』30面 "三重、奈良で環境評価 リニア名古屋以西 JR東海が開始"、『日経』16面 "名古屋以西の環境アセス着手 リニア中央新幹線"、『信毎』2面 "名古屋以西 アセス開始 JR東海"。

12月8日(c) 『赤旗』10面 "クローズアップ:長野 立ち止まって検証必要 リニア中央新幹線 中止へ県民運動広げよう"。

12月8日(b) 『南信州』1面 "議員報酬条例改正案を否決 喬木村議会12月定例会が開会"。「本年度一般会計補正予算案は…堰下ガイドウェイヤードの一部土地購入費1678万円…などを盛った」

12月8日(a) JR東海は非現業の社員の東海道新幹線全区間で通勤を認めると公表:『中日』13面 "東京-新大阪 JR東海、社員6000人に容認 新幹線通勤OK"、『日経』16面 "「新幹線で仕事」勤務扱い JR東海 東京-新大阪通勤、可能に "、

12月7日(d) 5日夜、中央アルプストンネルの萩の平非常口のある清内路で地元説明会:『信毎』21面 "阿智「クララ沢」巡りJRが地元説明会 他工区から新たに残土運搬 計画提示 戸惑う住民も"、『南信州』1面 "クララ沢 来年7月にも準備工事着手へ 阿智村清内路 JRが残土置き場の工事説明会 "、『中日』13面 "阿智・クララ沢残土盛土 来年7月にも準備工事 JRが説明"。ヤードや残土捨て場の工事で最初のうちは、他の工事現場の残土を持ち込むという説明があったそうです。これまでの計画の説明会で説明をしていなかったのでしょう。JR東海のやり方だと思います。(1)大鹿村の釜沢地区は道路事情が悪いので、JR東海は残土は3万㎥を最終処分しただけで、残りは仮置きにしました。そして、道路事情のよい小渋川非常口と釜沢非常口の間の先進坑をまず貫通させ現在は先進坑を工事車両の運行に使っています。清内路でいえば、松川工区(妙琴原)からの掘削(4.9㎞+3.9㎞)を南アルプスストンネルと同時期からはじめれば、萩の平の非常口(斜坑1.9㎞・本坑3.9㎞)は必要なかったはず。または、国道256号線沿いから斜坑を掘れば良かったはず(南アルプストンネルの西俣非常口は斜坑3.5㎞・本坑3㎞、千石非常口は斜坑3㎞・本坑3㎞、除山非常口は斜坑1.9㎞本坑5㎞。)。残土は非常口近くの谷にびちゃればいいやというJR東海の自分勝手で横着い考え方があると思います。(2)地元の住民の要望で残土置場計画を撤回させた例が、豊丘村と松川町で5カ所(合計約670万㎥)ありました。リニアに反対でなく谷埋め残土についてのみへの反対です。(3)伊那山地トンネルは名古屋方面の本坑口から掘削する計画でしたが、地元の事情で中止、本坑口と3カ所の非常口の4カ所から掘る計画は3カ所からの掘削に変更しています。(4)リニアルートは最初JR東海が決めていた位置は高森町から飯田市北部にかけてでしたが、飯田市のわがままで現在のルートになりました。地元の住民が粘り強くダメといえば何とかなるということです。静岡県の例も似たようなものですね。

12月7日(c) 『南信州』もいよいよこんな読者寄稿を掲載するようになったのかと…:『南信州』5面 "難題抱えるリニア工事、開業はいつ実現するのか?(前編) 赤羽目壮人"。

12月7日(b) 下條村・火沢のリニア残土埋立候補地についいて:『信毎』21面 "下條 トンネル工事残土活用 睦沢埋め立て計画話し合おう 村、ワークショップ開催へ"。関連で、『南信州』2面 "来年方針 「持続可能な村づくり取り組む」下條村議会12月定例会が開会"。

12月7日(a) 『朝日』7面 "アンモニア混焼「化石賞」経産相反論 「日本の技術理解されていない」"。世界から理解されていない「日本の技術」ってけっこうあるんじゃないかと思います。リニアなんかそうですね。なぜ理解されていないか分からないところが問題。

12月6日(i) 『静岡新聞』 "静岡市長、静岡県の姿勢批判 燕沢残土「災害時責任、JRだけでない」【大井川とリニア】"。

12月6日(h) 『静岡新聞』 "田代ダム案は「有効な方策」 島田市長答弁【大井川とリニア】"。

12月6日(g) 『信毎』6面 "ウクライナ 反転攻勢「失敗」と米紙 戦況膠着 方針巡り米と摩擦も" という記事は「【キーウ共同】米有力紙ワシントン・ポスト電子版は…」とはじまっています。『ワシントン・ポスト』は世界的に注目されている新聞社だと思います。その『ワシントン・ポスト』が2021年6月24日に "Baltimore cites ‘equity, environmental justice’ in saying no to high-speed maglev train project(ボルチモア市は『公平性と環境正義』を理由に『高速リニアモーターカー計画にノー』)" という記事を掲載しました。『朝日』、『日経』、『中日』、『信毎』、『南信州』、『赤旗』、『静岡新聞』(電子版)は毎日チェックしてますが、また『読売』は2021年6月分紙面、『毎日』(電子版購読)はサイト検索で調べた範囲では、この記事について、またはこの記事が伝えている内容について、これら国内の新聞は報道していません。内容は、JR東海がもくろんでいる米北東回廊の超電導リニア計画(ワシントンDC・ボルチモア市間)の環境影響評価の草稿への意見書でボルチモア市が計画の中止を勧告したというもの。⇒関連ページ:ボルチモア市の反対はリニア計画に打撃

12月6日(f) 『信毎』23面 "北陸新幹線など地震時緊急停止システム改良"。

12月6日(e) 『信毎』7面 "ローカル線分岐点 地方鉄道 新規参入に税免除 特例2年間 土地・駅舎取得しやすく"、"利用低迷の地方路線「全体的傾向変わらず」"。

12月6日(d) 『信毎』17面 "中川村のリニア残土利用工事、土地購入議案可決"。

12月6日(c) 『信毎』7面 "国内短信▼リニア報告書、静岡知事が環境相の働きかけ要請"。/ 『静岡新聞』 "「南アルプス保全を」 川勝知事、環境相に申し入れ書 リニアトンネル工事"。

12月6日(b) 5日の阿智村議会12月定例会で熊谷村長が、七久里の残土活用先と清内路の残土置場のうち「坊主沢」について説明:『中日』13面 "七久里での残土活用「有効」 阿智村長判断 工業団地などに活用検討"、『南信州』1面 "残土置場 「坊主沢」除外を要望 阿智村 清内路地区内での活用検討へ"、"七久里での活用を正式検討へ 阿智村議会定例会が開会"、『信毎』17面 "阿智村 残土置き場候補の一つ「坊主沢」 候補からの除外 村がJRに要望 自治会意向受け"。

12月6日(a) 『中日』9面 "人出不足など経済課題議論 中京大の公開講座"。国交省の黒田昌義国土政策局長は「リニア中央新幹線で東京、名古屋、大阪を結ぶ空間軸は成長の源泉」と述べたそうです。

12月5日(f) 『日経』39面 "米坂線復旧へ検討会議 JR東、沿線自治体などと"。

12月5日(e) 『静岡新聞』 "燕盛り土「危険度高めない」 静岡市長、大規模深層崩壊想定 リニア工事"。

12月5日(d) 『静岡新聞』 "リニア工事 事業影響評価協で環境保全の議論を 静岡の市民団体要望"。

12月5日(c) 『日経』14面 "全線で再エネ由来の電力 西武鉄道、来月から切り替え"、"無線給電システム 東芝、25年にも事業化"。

12月5日(b) 『中日』7面 "中経連、2024年問題で提言 10項目の生産性向上策"。

12月5日(e) 『朝日』25面 "タイヤ外れ死傷事故、監査"。国交省のこの資料は、タイヤ交換時期から2カ月以内、ホイールの取り付けネジがISO方式(車体左側が時計回りで閉まるネジ=正ネジ=普通のネジ)で起きているといっています。また大型車でユーザー自身がタイヤ交換した場合が多いとしています。だから、確実な締め付けや増し締めや日常の点検を呼び掛けています。しかし、『日経』2022年1月14日("タイヤ脱落事故 10年で12倍に ネジの規格変更一因か" ※)は、「2010年のネジ規格の変更があるとも指摘されている」と書いていました。仮払い機(ビバー)の刃を止めるネジは逆ネジです。機械で回転する部分で使うネジは回転方向によって逆ネジを使っている場合がけっこうあります。なんで、大型車のホイールの止めネジをISO方式に変更したのか、国交省が許したのか疑問ですね。安全性より優先される、なにか理由があったんでしょうか? ※似たような記事は『日経クロステック』2022年5月13日 "大型車の車輪脱落事故 締め付け方式変更の影響はないのか"。

12月4日(d) 『日経』30面 "風紋:「大本営」の新聞記者たち 軍と一体「聖戦」に沸く"。

12月4日(c) 『日経』19面 "Inside out いまを解き明かす バス路線、都市に迫る崩壊の波 失われる「生活の足」、東京や大阪でも減便・廃止 公共財かビジネスか議論必要"。

12月4日(b) 『日経』1面 "自動運転へ専用電波 ルール整備・実証急ぐ 26年度にも 民間の開発後押し"、3面 "日本の自動運転、米中に後れ 手続き一元化急務"。道路を車を全自動で安全に走らせるには、地上の設備がやっぱり必要なようです。自動車本体だけで上手くいくようではないですね。なら、バスや電車や運転手が運転するタクシーでいいんじゃないかと思います。電気自動車関連で、『日経』7面 "経営の視点 中国総局 多部田俊輔:中国EV、Z世代が台頭 短期で買い替え、対応急務"。

12月4日(a) 『中日』3面 "エコ移動 「空飛ぶ船」脚光 低コストで高速、安全"。⇒ 日本航空 > "JALとRegent Craft、電動シーグライダーの社会実装に向けた提携開始"

12月3日(b) 『毎日』12時00分 "鉄道もリニアも 欧州が注目する”いいとこ取り”の新技術とは"。ポーランドのNevomoという企業が開発している従来の鉄道の施設をそのまま使えるという「磁気浮上式(?)鉄道」。貨物への応用は、レールの間にリニアモーターの一次側(電流を流す側、固定子、ステータ)を設置、車両側に移動子(mover、回転式モータの回る部分に相当するもの)をレール側のステータに向かい合わせに設置して、遠隔操作で貨車1両ごとを動かすもの(操車場で遠隔で貨車の加速や減速をする装置は日本でもかなり前から使われていたと思います)。レールの間にステータを設置したり、貨車の側に移動子を設置するコストと、分岐装置の問題があると思います。コンテナを使う場合は貨車の順序を入れ替えるような作業の必要性はコンテナを使わない場合より少ないはず。旅客列車の浮上については、加速して行くと浮き上がるのは、似た方式の常電導のHSSTのような方式でも車体に上向きの力が働くことがあるようなので、それを利用しているのかなと思います。問題は浮上してから列車を軌道に沿って走らせるにはどうするのという問題(「案内」をどうするのか)。旅客用の模型を見ると、従来の鉄道というよりはトランスラピッドと似たようなモノレール式の軌道を走っています。この方式だと、同じ路線に従来の列車を走らせることはできないし、逆の場合は自力走行が出来ない。また、分岐装置が大がかりなものになることは、JR方式やトランスラピッドと大差ないと思います。

12月3日(a) 『南信州』9面 "SDGs 「住民に伝えるのが役割」 南部地区研修会 豊丘公民館長の講演に学ぶ"。

12月2日(d) 『静岡新聞』 "リニア「南アルプス駅」市議提案 難波市長は応じず 静岡市議会"。

12月2日(c) 『信毎』7面 "全国最多11選首長 引退へ 83歳の山梨・早川町長 体調面懸念"。

12月2日(b) 『日経』14面 "トラック運転手が商品を陳列 「配送専念を」小売りと協議"。

12月2日(a) 『南信州』2面 "「地域活性は体験型観光から」 リニア見据え北部5町村講演会"。

12月1日(e) 『静岡新聞』 "リニア「一定の前進」 田代ダム案了解に 川勝知事と国会議員意見交換"。

12月1日(d) 『テレビ静岡』 "JR東海・丹羽社長単独インタビュー#1 リニアの意義や静岡のメリットは?ルート変更や部分開業を否"、"JR東海・丹羽社長単独インタビュー#2 補償の請求期限や期間は公共工事の要領によらないと改めて明言"、"JR東海・丹羽社長単独インタビュー#3 有識者会議の報告書案で得た自信 引き続き地元と密な対話を"。

12月1日(c) 11月30日のJR東海社長記者会見の記事:『中日』25面 "田代ダム取水抑制案 東電との詰めの協議へ リニア巡りJR東海"、『日経』13面 "JR東海「東電と合意へ協議」"、『信毎』2面 "ダム取水抑制案了解「ありがたい」 静岡県対応にJR東海社長"。『東京新聞』 "リニア・北品川非常口「調査掘進」中断 JR東海社長「工期に影響ない」"。/ 『静岡新聞』 "「田代ダム案」東電と協議へ JR東海社長が会見「速やかにまとめる」 リニア湧水流出対策"。

12月1日(b) 『中日』8面 "JR東海 新たな試み 駅にIoT対応トイレ 清掃時間の最適化探る のり面で太陽光発電 東海道新幹線沿線3.5キロ分設置"。

12月1日(a) 『朝日』6面 "踏切区間も自動運転 JR九州、来春から"、『信毎』8面 "JR九州、在来線で自動運転 来年3月から 人手不足に備え"。

12月1日(a) 『中日』18面 "松川町 現況やリニア期待 振興へ意見交わす 商工会"。