出来事・ニュース:2025年6月


6月21日(c) 『信毎』8面 "国交相、北陸新幹線延伸ルートの見直し予定ない"。

6月21日(b) 『南信州』1面 "飯田市 路線バス復調、30万人超に 公共交通改善24年度実績"、『信毎』12面 "バス利用者、30万人台回復 飯田市9路線、5年ぶり 昨年度"。

6月21日(a) 『中日』26面 "原則ヘボン式に改定の見通し ローマ字表記 答申案"、『日経』38面 "大江戸「Ôedo」→「Ōedo」 ローマ字表記移行、文化審小委が大筋了承 ヘボン式、社会に定着"(* 1つ目の Ôedo は 「O」の上に「^」)。現実には、ローマ字表記が行われているのは主に地名などです。日本語の文章をローマ字でみんなが普通に書いて読んでいるわけじゃないです。古くは進駐軍に、最近は訪日客に媚びるためにやることなので、文化審議会で審議する必要があるのかなと思います。文化審議会なら、だいたい 「*」のところ、つまり、新聞の活字には、A,E,I,O,U の上に「^」とか「-」を載せた活字があるのに、PCのキーボードにはないことを問題だと思わなければマズイはず。ドイツ語のPCのキーボードには「ä」、「ö」、「ü」のキーがあるのに、日本語キーボードに母音を示す字母のうえに「^」や「-」を載せたキーがないことの方が問題です。米軍兵士の犯罪に対する警察の捜査権の違いと似てますね。HTMLの文字実体参照を使えば、「Â」とか「Ê」とかはできますが面倒です。音を伸ばす場合は「Aa」とか「Oo」とすればそれでも良いのですが、小学校ではまず「Â」とか「Ê」で習ったはずですね。

6月20日(f) 『信毎』27面 "長電3人死傷事故当時 風速計故障の可能性"。

6月20日(e) 『日経』17面 "JR東、銘柄米を輸送 あきた新幹線 こまちで運ぶ"。

6月20日(d) 『日経』16面 "ビジネスINSIDE:発注者とゼネンコン 立場逆転 中野サンプラザ、再開発白紙に 清水建設「工費2倍」譲らず"。

6月20日(c) 『日経』15面 "日立、伊で都市交通システム"。⇒ 日立 > 日立レールが参画する企業グループがイタリア・ブレシア市の新しいトラムシステムの契約を締結  こういう路面電車とか地下鉄とか通勤路線なんかは世界に輸出先がありますが、超電導リニアの輸出はまず無理だと思います。

6月20日(b) 『赤旗』12面 "CO2植林で相殺困難 化石燃料企業200社保有分を評価"。

6月20日(a) 『赤旗』12面 "総局日誌:今回は 東海・北陸信越 住民の声 伝えるのは"。瑞浪市大湫の水枯れ問題で、住民説明会では住民から疑問や不安の声ばかりが上がったのに、市長は住民説明会に出席していたのに、県の環境影響評価地盤委員会で「JRの説明を聞いて住民は安心した」と発言。

6月19日(f) 『信毎』2面 "大鹿での要対策土活用工事 来月末までに対応方針を回答 JR東海 県「助言」受け"。

6月19日(e) 18日夜、JR東海が大鹿村交流センターで小渋川橋梁工事の説明会を開く:『SBC(信越放送)』"リニア中央新幹線 大鹿村の小渋川橋りょう 2025年秋に工事を開始  完成は2030年6月中を目指す 長野"。/ 『信毎』19日2面 "大鹿の小渋川橋りょう JR 11月までに着工"。/ 『中日』20日13面 "小渋川架橋工事 秋ごろに JR東海 大鹿の住民説明会で示す"、『南信州』1面 "「小渋川橋梁」秋ごろ着工 JR東海 30年6月の完成目指す"。/ 『朝日』21日23面 "大鹿・小渋川橋梁 今秋に着工 リニア巡り村民に説明会"。

6月19日(d) 『信毎』11面 "飯島町 残土使い初の事業へ 天竜川沿い 農地13ヘクタールかさ上げ"。約40~50万㎥の残土が必要だろうと思いますが、それだけの残土が予定通り、計画通りに本当にスムースに出てくるだろうかと…?

6月19日(c) 『朝日』6面 "温室効果ガスの排出・人的資本・生物多様性 企業の情報開示 萎縮防げ 「虚偽記載」リスク軽減 金融庁が検討"。

6月19日(b) 18日、JR東海が新幹線車両と在来線特急車両の追加投入を発表。 ⇒ JR東海 > 新幹線車両(N700S)および在来線特急車両(HC85系)の追加投入について / 『中日』8面 "インバウンド まだまだ伸びる 新幹線を追加投入 JR東海、28年度までに"。

6月19日(a) 17日、JR東海の紀勢本線で運転士の体調不良で列車が緊急停止。 ⇒ JR東海 > 紀勢本線 徳和駅~松阪駅間および高茶屋駅における緊急停車について そういえば、運転士が体調不良を起こして…という事件はJR東海ではけっこうありました(参考:[2015年6月29日] 熱中症に関する業務委員会 会社の熱中症対策では不十分! 死者が出てからでは遅い!)。JR東海 > 東海道新幹線における運転士の運転室一時離れについて[2021年5月20日]/『朝日』 "40分で2度の緊急停車、運転士「記憶がない」 JR東海の紀勢線"。/ 『中日』19日24面 "運転士意識障害 紀勢線2度停止 乗客30人けがなし"。

6月18日(c) JR東日本のE8系列車4本が故障でダイヤ乱れる:『NHK NEWS WEB』 "東北新幹線 最新型のE8系で故障相次ぐ 単独での運転は取りやめ"、『日経』35面 "東北新幹線で車両故障 東京-仙台 5時間半運転見合わせ 5万4700人に影響"、『信毎』23面 "東北新幹線 また見合わせ 5時間半 回送の故障で後続足止め"。 ⇒ JR東海 > 東北新幹線 宇都宮~那須塩原駅間 回送列車(E8系)が故障した事象について / 『朝日』19日29面 "東北新幹線トラブル 他区間同系編成でも 直近納車のE8系4編成"、『中日』19日22面 "E8系不具合 同日に4編成 東北新幹線最新型"、『日経』19日35面 "新幹線E8系 不具合4県 JR東の新車両、原因調査"、『信毎』19日25面 "E8系、4編成で不具合 東北新幹線トラブル当日 補助電源装置が故障、専門家「設計段階ミスの可能性も」"。

6月18日(b) 「中央新幹線」にツバをつけたJR東海:『南信州』6面 "リニア開業延期 8割が引き続き期待 不透明さに懸念も"。「しんきん南信州地域研究所」が2月に行ったアンケートの結果。「開業時期の不明確さが『期待しない』『不安を感じる』理由の上位に上がる傾向は年々強まっている」。開業時期が不明確な理由が、工事の困難だとか、人手不足であれば納得出来る人もいるだろうと思います。しかし、JR東海の掲げる建設目的に合理性がないことがあって、本当は何のために造るのですかといえば、東京と大阪の間の高速鉄道による旅客輸送を独り占めするために、将来競合する可能性のある「中央新幹線」をJR東海のものにしたいということで、そのためには、開業時期にこだわる必要性はないからということになれば、それはちょっとおかしいという話になると思います。つまり、「中央新幹線」にツバをつけた。/ 『信毎』5月15日(紙面16日10面)

6月18日(a) 北陸新幹線の大阪延伸で、米原ルートの費用は0.9(米原乗り換え)~1.6兆円、小浜ルートは3.9兆円:『中日』3面 "「米原」費用9000億~1.6兆円 石川の議員試算 新幹線「小浜」下回る"、『日経』5面 "米原ルート、0.9 ~1.6兆円 北陸新幹線 議員ら事業費試算"、『信毎』6面 "米原ルート事業費「9000億~1兆6000億円」試算"。

6月17日(e) 『信毎』6面 "市町村の職員減対策 「国・県が事務代行必要」 総務省研究所が報告書"。

6月17日(d) 『日経』10面 "揚水発電、東南アジアで8倍に タイなど4カ国で33年にも 再エネ拡大、需要調整役 「自然の蓄電池」"。

6月17日(c) 『日経』7面 "Deep Insight:石破首相こそ「いつも腰砕け」 小竹洋之"。「選挙目当てのバラマキに走るポピュリスト(大衆迎合主義者)の空疎さを、国民の多くはきっと見透かしている。限られた国費を何に使うのが賢いかも、大半が理解していると思う。この国の有権者をもう少し信用し、骨のある改革を問うてもいいのではないか」。リニア中央新幹線についても、石破氏はまともな考え方をしていると思います。だけど、いまのところ、まあ、ほかにもいろいろ課題があるのですが、いまのところ動こうとしません。

6月17日(b) 自然由来だろうとヒ素はヒ素:『中日』4面 "「錬金術」ついに実現? 鉛から金の原子核 欧州研究所が事象確認 …でも一瞬で消滅"。トンネル工事で出てくる残土にヒ素が入っていることがあって、JR東海は必ず自然由来だといいます。この間、話をしていて、山の中からヒ素が出て来るといったら、山の中にヒ素があるんですかと驚かれた方がいました。ヒ素は、例えば原油からから合成して、つまり化学的に合成することはできないので、もちろんヒ素以外の元素もそうなんですが、全てのヒ素は自然由来のはず。それをわざわざ「自然由来」というのは、工場で製造された食品とか、工場の跡地なんかに含まれるヒ素とは違うという意味なんでしょう。しかし、どっちも毒なことは全く同じです。

6月17日(a) 『朝日』19面 "卵「縦に落とすと割れにくい」本当? MITなど 高さ変え180個で実験 横の方が柔軟 衝撃を吸収できる"。 このニュースは5月9日に『信毎』や『日経』がのせていました。卵パックをよく見るとパックは卵の側面=ヨコで支えています。経験的にはヨコで支えた方が良いことは分かっていたと思います。

6月16日(a) 『赤旗』(紙面2面) "改定環境影響評価法成立 「電事連要請の緩和」 山下氏が厳しく追及"。

6月15日(a) 14日、福井県南西部6市町の首長らで構成する「北陸新幹線小浜-京都ルート建設促進同盟会」の総会:『信毎』7面 "「小浜ルートで延伸を」福井南西部の首長ら決議"、『中日』3面 "北陸新幹線小浜-京都ルート 早期実現へ決議案採択 "。「稲田朋美衆議院議員(福井1区)は、石川県での米原ルートへの見直しを求める声を念頭に『約50年前から決まっており他の選択はない。(延伸区間に)1円も払わないところに言われたくない』と述べた。」(『中日』)。

6月13日(e) JR東海がICT活用に向け組織改正を発表。 ⇒ JR東海 > ICT活用の推進に向けた組織改正について

6月13日(d) 『南信州』2面 "6月市会 一般質問要旨 12日 古川仁氏 市独自の水質調査は 「要対策土」ヒ素実施方向"、『信毎』2面 "要対策土で飯田市 水質調査 橋りょう工事活用受け方針"。 ⇒ Youtube "令和7年(2025年)6月12日 飯田市議会 第2回定例会一般質問 1日目 日本共産党 古川 仁 議員"

6月13日(c) 『信毎』6面 "核のごみ最終処分場 受け入れ「賛成」ゼロ 全国47知事アンケート"。長野県知事は「現状では、受け入れを検討するかの議論を行える段階にない」とアンケートの自由記述に答えたそうです

6月13日(b) 『日経』10面 "民間機の超音速飛行解禁 米政権、開発競争見据え 太平洋横断、4時間半"。

6月13日(a) 『中日』15面 "設備投資や人材確保策を補助 路線バス維持へ県が支援制度"。

6月12日(g) 『信毎』10面 "高森町 大型商業施設が並ぶ山吹下河原 特定用途制限地域 設定へ 3エリアに分け建築・業種規制"。

6月12日(f) 『信毎』3面 "ヒ素の水質調査結果 飯田市に伝達を開始 JR東海、初回は基準値未満"。

6月12日(e) 『日経』15面 "日立、鉄道の売上高最大2兆円に"。 ⇒ Hitachi Investor Day(2025年6月11日)モビリティ事業戦略

6月12日(d) 『日経』10面 "米の自国主義、水利用に危機 日本も実は「純輸入国」"。

6月12日(c) 『南信州』7面 "土壌雨量が超過 上伊那で運休 飯田線"。

6月12日(b) 11日、JR東海の丹羽社長は会見で瑞浪市大湫の地下水位低下について水位回復の見通しはないので代替水源を確保すると述べ、またこれまでの経緯について報告書をつくるとのべる。NATM工法は水にさからわないのが基本なので、工事は当初の計画通り進んでいるとJR東海自身は考えていると思います。環境影響評価で地上の被害の重大さを想像していなかったのでしょう。土曽川橋梁工事の有害残土投入について「理解を深めていただけるように取り組んでいきたい」と述べる。住民が「理解を深める」ってのは、上手くダマされるってことだと思わないとマズイ。:『中日』24面 "水枯れ経緯や対応 JR東海が報告書 リニア工事で方針"、『毎日』 "水位回復「有効手段ない」 JR東海社長 周辺の水源活用検討 瑞浪・リニア掘削工"、『信毎』3面 "要対策土の活用 「理解へ取り組み」 JR東海社長"。/ 13日の『静岡新聞』"「静岡県と性質違う」 JR東海社長 岐阜の水位低下受け" によると、丹羽社長は大湫の問題を引き起こした日吉トンネルと南アトンネル静岡工区では薬液注入の性質が違うので切り離して考えて欲しいと述べたそうです。どちらもNATM工法なので、水があれば水を抜いてしまう、またはトンネル坑口から排水できるような水量になるまで待つのが基本という点は同じはず。JR東海が手本にした北薩トンネルでは湧水に基準値を超えるヒ素が含まれていたので垂れ流しにできないので湧水を止めようとした(*)けれど水圧でトンネルが壊れて(**)しまった。南アトンネルでは、北薩トンネルと同じような工事は無理なので、ともかく水を抜いてしまう、減った分は他から持ってくりゃいいでしょという考えなんだろうと思います。しかし、湧水からヒ素などの重金属がでたら、完全にアウトでしょう。そうなったら、北薩トンネルもそうだろうと思いますが、掘ってはいけない場所なんだと掘ってみて分かったんですから、トンネルを完全に埋め戻すしかないと思います。(* 北薩横断道路 北薩トンネル出水工区 - 日建連表彰 土木賞 | 日本建設業連合会、** 北薩トンネル(国道504号)関連情報)

6月12日(a) 『中日』9面 "ホテルアソシア高山 来秋ヒルトン高山に スイートルーム増へ"。 JR東海 > JR東海グループとヒルトンが提携し、「ヒルトン高山リゾート」を 2026 年秋にリブランド開業!

6月11日(L) 『信毎』25面 "福岡で道路陥没"、『朝日』"福岡で道路が陥没、幅4m、深さ2mの穴 近くで下水道工事"。福岡市 > 福岡市発注の公共工事に隣接する道路陥没について福岡市発注の公共工事に隣接する道路陥没について(第2報)福岡市発注の公共工事に隣接する道路陥没について(最終報)

6月11日(k) 『信毎』25面 "飯山線、車両不具合で3本区間運休"。

6月11日(j) 『信毎』11面 "喬木村 12年ぶりの選挙戦、手探り 村民は論戦に期待と注文"。リニア工事の影響に関連して、「選挙戦のこの機会に、立候補者に要望を伝えるなど『有権者の姿勢が大切だ』と」話した住民がいるとしています。飯田下伊那では選挙の時にはリニアに触れない、議会でもリニアの問題点については発言しない、そうしないと選挙で落ちるということもありました。いくらリニアについてだってマズイことは改めなくてはという動きは今でも一部の議員だけに限れれていると思います。リニア建設に認可が降りてからもう11年、今頃になってリニア工事の悪影響を訴え始めるってのは、やらないよりは良いのですが、なんか感度が悪いと思いますね。

6月11日(i) 事故を防ぐためにも、起きた時の衝撃力を弱めるためにもスピードを落とすのは有効だと思います:『信毎』5面 "速度30キロ規制ゾーン 歩行中の児童 死者ゼロ"。

6月11日(h) 『日経』15面 "JR東社長ら報酬返上 子会社の人件費過大請求で"。

6月11日(g) 『日経』15面 "東北行き新夜行列車 JR東、27年春に 全席グリーン、不定期運行"、『信毎』27面 "全席個室の 電車の「ブルトレ」 JR東"。

6月11日(f) 『南信州』7面 "三遠南信道 早期開通へ思い共有 飯喬道路3工区 建設促進期成同盟会が総会"。

6月11日(e) 『中日』9面 "鉄道会社 コラボでGO JR東海と近鉄 志摩のいいとこ アピールします 名鉄と東急 ちょうどええ名古屋 泊まろまい"。

6月11日(d) 『中日』8面 "JR東 3日間乗り放題券 普通列車 全線9000円で"、『信毎』21面 "3日間9000円で乗り放題「パス」 JR東、普通列車全路線で"。

6月11日(c) モスクワ-平壌間、世界最長距離を走る国際列車の運行が再開:『中日』5面 "片道8日 世界最長区間 モスクワ-平壌 17日再開"。

6月11日(b) 『信毎』9面 "しな鉄 最終赤字4200万円 2期ぶり 脱線事故で修繕費かさむ"、『日経』31面 "しなの鉄道、設備投資増で最終赤字"。

6月11日(a) JR東海が山梨実験線で5月にあった車両火災の原因を発表:『産経』10日 "リニア試験車両の出火はケーブル被覆損傷による異常電流が原因、17日に試験運転再開"、『山梨 NEWS WEB』10日 "リニア車両火災の原因は“ケーブル損傷しショート” JR東海"、『朝日』10日 "リニア車両内の出火、電線の絶縁不良が原因 17日に走行試験を再開"(紙面は、『朝日』13日19面 "リニア出火原因 電線の絶縁不良 山梨・都留の実験線")。/ 『中日』11日22面 "出火原因はケーブル損傷"、『信毎』11日27面 "リニア車両火災 ケーブル原因 山梨の実験線 17日に走行試験再開"。

6月10日(f) 『信毎』10面 "飯田地方卸売市場 多くの水産物と加工品 購入方式変わり 小規模店「不便」 事前注文制 小分けした少量で買えず 「大量に買っても余らせるだけ」"。

6月10日(e) 『日経』17日 "JR東海をAIに格上げ ムーディーズ"。

6月10日(d) 『日経』15面 "常磐線など 再エネ100%に JR東、茨城33拠点で"。 ⇒ JR東日本 > JR 東日本とイーレックスのオフサイト型コーポレート PPA による脱カーボンの推進について

6月10日(c) 『日経』15面 "西部池袋線 JR武蔵野線と直通検討"。

6月10日(b) 『中日』10面 "昼神温泉 新たな魅力づくり リニア 村が地域マネージャー採用へ"。

6月10日(a) 8日、JR東海は土曽川橋梁のP1橋脚のケーソン基礎へ要対策土の投入を開始:『信毎』1面 "要対策土 飯田で使用開始 県内初 工事現場 抗議活動も"、3面 "焦点:要対策土 不安残し搬入 飯田市街地 基準値超すヒ素が半永久的に 安全確保 JR・行政に重責"、『読売』27面 "要対策土 投入開始 飯田"、『中日』10面 "要対策土搬入開始 橋脚の中詰め材に 土曽川架橋工事"。
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要対策土を積んだ1台目のダンプカーが到着。2025年6月9日午前9時34分撮影(Exifの撮影時刻は8分遅れ)。住民の会がJR東海に問い合わせたところによれば、この日は、午後天候が崩れたので、全部で10台(5台×2セット)で合計80袋、35㎥を搬入。1袋あたりは0.44㎥。なので、ダンプカー1台に8袋。要対策土の比重を2.5とすれば、1台あたり8.8トン、この日のダンプカーの最大積載量は9.2トンだから、だいたいそんなものだろうと思います。全部が「小牧ナンバー」でした。長野工事事務所のJR東海職員によると、土のうの内側にはビニール袋があり、水がしみないそうです。角のとがった岩クズを入れるのでビニールには穴があくと思います。土のうは1回使用したら廃棄するそうです。現場の土砂を使うなら、こういう無駄も出ないはず。帰りのダンプカーが国道に出るとき車の列がなかなか途切れず、時間がかかるようでした。いったん左折で南に走ってどこかで方向転換をして、もと来た国道を北へ戻って行きました。ダンプカーの入口付近にずっといたJR東海の職員は長野工事事務所の所属じゃないようですが、どこで方向転換をしているのかたずねましたが、分からないとのことでした。それくらい説明しても良いだろうと思いますね。[「左折できません」の表示は、このすぐ先の土曽川の両岸の道路が通行できないという意味 ] / 『南信州』11日1面 "要対策土搬入始まる 飯田市のリニア駅工区で"、『赤旗』11面 "リニア有害残土 使用開始 長野・飯田の工事現場 市民が抗議行動"。

6月7日(L) 『信毎』12面 "南牧村、野辺山駅を購入へ JRと環境整備など協定"。

6月7日(k) 『信毎』11面 "染色工場、迫る決断の時 飯田の県道拡幅で土地明け渡し求められ 女性4人の「5代目」 赤字抱える中「続けたいが…"。

6月7日(j) 『信毎』2面 "県、電気バス導入補助を計上 補正予算案 環境負荷の低減図る"。

6月7日(i) 『日経』15面 "ゼネコン、攻めの海外受注 国内縮小で成長市場へ 清水建設、ケニアで独自技術"。

6月7日(h) 『赤旗』4面 "南武線ワンマン化中止を JR東に川崎市民連絡会議 「安全対策を講じて」 「列車遅延の解決を」"。

6月7日(g) 『中日』31面 "JR東海運転士 行き先表示 勝手に変更 SNSに写真投稿"。 ⇒ JR東海 > 在来線乗務員の不適切な行為についてs

6月7日(f) 『中日』30面 "薬剤注入の代替案 JR東海は示せず リニア水位低下"、『赤旗』4面 "湧水止める工事中止へ リニア JR東海に住民不安"、『信毎』3面 "岐阜の地下水位「回復案を」 専門家会合 JRの対策終了を受け"。

6月7日(e) 『朝日』30面 "ANA3社 厳重注意 国交省 上限超す運賃計49億円"。

6月7日(d) 『朝日』30面 "延伸地下ルートに反対決議 京都市議会、北陸新幹線めぐり"、『信毎』3面 "北陸新幹線の大阪延伸計画 京都市内ルート反対決議 市議会 地下水への影響懸念"。

6月7日(c) 5月22~23日にかけて山手線が運休の原因は架線工事で使用した工具のサイズが適切でなかったための締め付け不足:『信毎』23面 "誤った工具で作業し断線 JR東 山手線架線トラブル"、『朝日』29面 "パンタ損傷 架線の施行ミス"。 ⇒ JR東日本 > 山手線新橋駅構内架線断線に伴う輸送障害の原因と対応状況について

6月7日(b) 『朝日』29面 "リニア新幹線の静岡工区 水資源の項目 了承 専門家会議"。

6月7日(a) 5月21日の長野電鉄の事故の突風はダウンバーストかガスとフロント:『朝日』23面 "「ダウンバースト」か「ガストフロント」か 須坂の突風で気象庁が指摘 …"。⇒ 気象庁 > 令和 7 年 5 月 21 日に長野県須坂市で発生した突風被害について

6月6日(c) こちらもふざけた話。JR東海は、9日から土曽川橋梁のケーソン基礎に要対策土の投入を開始すると発表しました(『信毎』6日15時50分 "飯田市のリニア長野県駅工事、9日から基準値を超えるヒ素などを含む「要対策土」投入へ")。飯田市のHPによれば、「2025年6月6日更新」として、「中央新幹線長野県駅(仮称)新設工事に伴う土曽川橋りょうへの要対策土活用に関する確認書」(cache)というページが掲載されています。締結する文書は「中央新幹線長野県駅(仮称)新設工事に伴う土曽川橋りょうへの要対策土活用に関する確認書」(cache)。/ 7日各紙の記事:『信毎(紙面)』1面 "要対策土 9日から搬入 JR東海 飯田の橋脚基礎工事に"、『南信州』1面 "JR東海 飯田市と確認書締結 「要対策土」9日以降に運搬へ"、『中日』7面 "要対策土への不安払拭へ確認書締結"、『朝日』23面 "飯田市とJR 確認書締結 リニア要対策土の活用 今月にも搬入へ"、『読売』27面 "要対策土 確認書を締結 飯田市とJR東海 9日から搬入へ"。

6月6日(b) 3日の瑞浪市大湫で行われたJR東海の住民説明会を取材した樫田秀樹さんのフェースブックの投稿。/ 参考:JR東海 > 中央新幹線日吉トンネル新設(南垣外工区)工事における環境保全について 。水環境については、PDFの30ページ(3-12)の「表3-4-2-1 水環境に関する計画面の環境保全措置」はこんな風に説明。また、「表3-4-2-2(1,2) 水環境に関する工事実施時の環境保全措置」はこんな風に説明。特に後者の、「水資源の継続的な利用」とか「重要な水源の機能を確保…」という部分からは、由緒ある井戸が枯れようが、水が使えりゃいいんだろ文句をいうなとでもいわんばかりの姿勢が見えますね。最後の「本措置については、他のトンネル工事においても実績があることから確実な効果が見込まれる」って、他のトンネルでも、こうやって来たんだから文句をいうなという意味でしょうね。今になってみれば。こんな、ふざけた話がまかり通るようでは困るので、国はJR東海に対してトンネルの掘削は諦めさせて、つまりリニアの工事認可は取り消して、水位の回復や地盤の復旧をさせるよう命ずべきだと思います。/ ジャーナリスト井澤宏明さんのフェースブックの投稿

6月6日(a) 4日、岐阜県は中津川市内のリニアの瀬戸トンネルの残土が運び込まれた同市内の瀬戸地区残土処理場の立ち入り検査で産業廃棄物であるコンクリート殻の混入を発見したと発表。⇒ 岐阜県 > リニア中央新幹線トンネル工事に伴い発生した土砂への産業廃棄物 (コンクリート殻)の混入について(第1報)。 (報道発表資料[Cache])。長野県内でこういう検査をやっているのは中川村だけのようです。

6月5日(f) 6月5日、豊丘村議会の一般質問で壬生村議が本山残土置場へ要対策土を処分するJR東海の計画について質問。つづきを読む

6月5日(e) 『NHK NEWS WEB』 "リニア 相模原で新駅の工事現場を公開 掘削機の機材搬入始まる"。「リニア中央新幹線のトンネル工事をめぐっては、▽岐阜県内の現場で地下水が湧き出し、周辺で井戸の枯渇や地盤沈下が起きているほか▽東京 町田市の現場近くでも一時、地中から水と気泡が湧き出ているのが確認されています。」

6月5日(d) 『赤旗』 " “万葉集”の山に盛り土 参院環境委 山下氏「産廃疑い」"(紙面4面)。 ⇒ 山下よしき 活動レポート:奈良県香芝市の二上山にある廃棄物中間処理場を調査、住民の皆さんと意見交換

6月5日(c) 『中日』22面 "名鉄の暫定バスターミナル 地下街にサービス拠点 名古屋駅再開発で設置検討"。

6月5日(b) 『朝日』6面 "自走ロボ 配送員不足に助け舟 セブン、都内で実証実験"。

6月5日(a) 『朝日』1面 "郵便トラック 許可取り消しへ 点呼問題巡り国交省 2500台5年間"。

6月4日(e) 『信毎』10面 "飯田信金、地域経済支え100年 小池貞志理事長に聞く"。「リニアは2027年度に開業と言われていたのが、10年以上先になるとしか発表されていない。ゴールはよく分からないけれど、走り出してくださいと言っても誰も走らない。開業まで準備期間ができたと思うしかない。一方で、人口減少が進む。飯田下伊那は1世帯あたりの子の数が多いのが特徴だったが、近年はそうでなくなってる。今まで地域の強みと思ってきたことを開業までの10年、15年と維持することが必要だ」

6月4日(d) 『信毎』8面 "空飛ぶクルマ実用化へ連携 山梨県・日航など 山間部の交通手段"。「リニア中央新幹線が開通した際には県内観光地に向かう際の交通手段とする構想もある」

6月4日(c) 『信毎』6面 "東京一極是正「特効薬」なく 関係人口増へ「ふるさと住民」制度新設 政府、地方創生の基本構想案"。

6月4日(b) 3日、JR東海は岐阜県瑞浪市大湫地区で住民説明会を開き現在のトンネル内への湧水対策を中止すると説明:『朝日』21面 "リニア 湧水対策の工事中止 JR東海「重大なリスク想定」"、『中日』25面 "瑞浪 薬剤注入を中止 地盤沈下 さらに10~20センチか リニア工事"、『信毎』6面 "湧水低減の薬液注入を中止 JR東海 岐阜のリニア工事現場"。地下水位の回復は不可能だといい、さらに地盤沈下まで起こして、この上リニアの建設をさせてくださいというのは横着過ぎると思います。原因はトンネル工事と分かっているのですから、たぶんリニアの建設を諦めるなら回復させる手立てはあると思いますね。/ 『中京テレビ』"リニア工事で低下の水位 回復しないと説明 JR東海"。"「いろんな意見が出たけどもやっぱり住民としては納得がいかない」(住民男性)「他の(方法)を検討しているのかと思えないんですよね。本当にもっと本腰いれて調査してほしいです」(住民女性)"。トンネル内への湧き水を止める対策をすると将来トンネルが壊れる可能性があるとJR東海は説明したようです。JR東海は北薩トンネルの湧水対策で行われた「RPG工法」を採用しようとしましたが、昨年7月に北薩トンネルで崩落事故がおきました。北薩トンネルの場合は、湧水に基準値を超えるヒ素が検出されたので、トンネル内への湧水を坑口から垂れ流しにするわけにいかず、湧水を減らす方法として「RPG工法」を採用したのですが、瑞浪のリニアの日吉トンネルの場合は、JR東海の立場としては、湧水を垂れ流しにしても問題はないわけです。ただし、地上の地域の農業や日常生活は大変な迷惑を受けるはずです。つまり、開き直った。とんでもないことです。トンネルを諦めるなら、水を戻す方法があるんじゃないかと思います。そうそう、JR東海が南アルプストンネルが可能だと判断したのは飛騨トンネル(2008年7月開通)です。飛騨トンネルでは現在でも発電ができるくらいの湧水量があるようです(環境に配慮した取り組み飛騨トンネル水力発電設備の完成)。

6月4日(a) 『中日』9面 "ラインマンが足りない! 送電線の設置、保守担う作業員 ピークの6割 中電PG 協力会社の採用支援"。

6月3日(h) 『信毎』1面 "景観保全 自治体またぎ 県「広域アセス制度」検討 12エリアに「特別眺望点」指定"。

6月3日(g) 『日経』14面 "独から生産設備調達 越ホアファット 高速鉄道レール向け"。

6月3日(f) 2日、都内のリニア工事について大深度地下の使用認可の取り消しを求める裁判の口頭弁論:『赤旗』13面 "リニア工事 陥没の恐れ 東京地裁 大深度地下取り消しへ弁論"。

6月3日(e) 5月24日「春日井リニア新幹線を問う会」が報告集会を開く:『赤旗』10面 "リニア中止へ市民が報告会 愛知・春日井"。

6月3日(d) 5月23日の衆議院国土交通委員会で共産党の堀川議員が北陸新幹線延伸に伴うボーリング調査を不開示とした国交大臣の答弁(4月2日)を批判し改めて開示を求める:『赤旗』2面 "ボーリング調査結果開示を 北陸新幹線巡り堀川氏 衆院国交委"(web版)。関連:『赤旗』4月8日 "掘削調査の結果示せ 衆院委 北陸新幹線巡り堀川氏"。

6月3日(c) 2日、リニアの第1中京圏トンネルの坂下西工区(10.1km)のトンネル内部を報道陣に公開:『中日』22面 "リニアトンネル 本格掘進 名古屋-岐阜・可児で初 29年完了見込み"、『信毎』2面 "本格掘進へトンネル公開 JR東海 愛知・春日井で"。

6月3日(b) 『朝日』7面 "建設現場の土 よみがえる農地 大成建設が技術開発"。

6月3日(a) 2日、リニアの南アルプストンネル静岡工区に関する静岡県有識者会議の地質構造・水資源専門部会:『静岡新聞』 "県専門部会 水資源の対話 全て完了 要対策土の議論も着手"。会議の中でJR東海は、要対策土が「不確実性は高いが、約5万~7万立法メートル」出てくると説明したようです。環境影響評価書本編(静岡)・8-6-1 環境への負荷 - 廃棄物等(4ページ)によれば、静岡工区のトンネル残土の総量は約360万㎥。大鹿村内でこれまで出て来たのが1.7万㎥。大鹿村内では、南アルプストンネル長野工区と伊那山地トンネル青木川工区があって、残土の総量は約300万㎥。長野県内の要対策土の発生量について予測できないとJR東海は説明していますが、静岡では数字を示しています。場所によって説明を変えるのはおかしいです。/ 『日経』5面 "リニア静岡工区「水」解決 県部会容認 生態系など議論継続"、『信毎』2面 "水資源影響 議論完了 工事膠着の発端 静岡の専門部会"。

6月2日(c) 東北新幹線で昨年9月と今年3月に起きた連結器の分離事故で、昨年の事故で外した電子回路の基板が今年事故を起こした車両で使われていたことが判明。事故の原因はいまだに不明:『朝日』25面 "連結分離2事故 同じ基板 「こまち」 載せ替え車で再発"。

6月2日(d) 『信毎』7面 "北陸新幹線、福井で「小浜ルート」早期延伸求める決議"。福井県北陸新幹線建設促進期成同盟会が総会で小浜ルートでの早期延伸を求める決議を採択。

6月2日(c) 『日経』2面 "技術革新レベル世界4位以内に 35年目標 知財計画明記へ"。/ 『朝日』3日 "「知財のJAPAN」へ数値目標 政府計画の草案「35年までに4位以内」"。

6月2日(b) 『信毎』7面 "ロシア西部 橋爆破か 7人死亡 列車脱線 テロ容疑で捜査"、『日経』5面 "ロシア、列車脱線相次ぎ7人死亡"、『朝日』5面 "ロシア 列車脱線や車両落下 7人死亡 「橋が爆破」発表後修正"。

6月2日(a) 『日経』1面 "超知能 迫る大転換(1)人類が生む最後の大発明"。「社会全体に影響を与える技術」(GPT=汎用技術)は人間の歴史の中で24あって、AGI(汎用人工知能)がその25番目になろだろうという記事。記事の図解には、24の「社会全体に影響を与える技術」は「①植物の栽培」とかいろいろあるんですが、その中に「④車輪」と「⑬鉄道」と「⑰自動車」はありますが、「磁気浮上」も「超電導」もない。

6月1日(b) 『日経』1面 "造船3社、水素運搬船量産 川重など協業 脱炭素で世界リード"。水素を運ぶ運搬船の燃料はなにを使うんでしょうか?

6月1日(a) 『赤旗』10面 "リニア残土置き場視察 党山梨県議団 地下水から有害物質"。