更新:2025/07/16
続・下條村睦沢の残土置場のようす
コンクリートの寿命は50~100年
「下條村睦沢の残土置場のようす、6月29日」の続きです。
これは、飯田市側の現国道151号線をまたぐ道路の上から撮影。手前に地面が見えるのが現在、残土の埋立工事をしている部分(前回紹介)。奥に見える2棟のアパートの手前に「道の駅」が見えます。「道の駅」から、この写真では手前の林に隠れていますが、阿智川のすぐそばまでが残土埋立の予定地です。(見えているのはこのあたり)
国道の旧道の橋の飯田市側を見てきました。「この先万歳橋通り抜けできません」の看板。
「万歳橋」の飯田市側。
現在の国道の「万歳大橋」が見えています。
橋の欄干を見ると老朽化はあきらか。コンクリートは「万歳」=1万年なんてもちません。ネットで調べるとこの橋ができたは1935年(昭和10年*)で約90年前。コンクリートの寿命は50~100年は本当みたいです。
* 『下條村誌(下)』(p1302-1305)によれば、万歳橋は延長31m、幅員5m、コンクリート製で1935年3月10日に渡り初めが行われた。万歳大橋は延長170.1m、幅員8m、1972年8月完成。
橋の通行が禁止されたのは、2022年6月~2023年11月のあいだ。Googleマップのストリートビューは、下條村側は2023年11月に橋の手前で撮影された画像で橋には立ち入り禁止の柵があり、橋の中ほどで撮影された2022年6月の画像ではまだ立ち入り禁止になっていない。
道路脇の崖のようす。
道路脇の崖のようす。
参考ページ
- ブログ:工場長の製作日誌:万歳橋 2014-04-05
2014年の旧道・万歳橋のようすが紹介されています。なかなか良い写真があります。
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