[ 1 ] [ 2 ] [ 3 ] [ 4 ]

大鹿村内のリニア工事のようす、5月18日(4)

小渋川斜坑口周辺

image
アカナギ下(鳶ヶ巣崩壊地)。ここにトンネル残土を盛土する計画があります。奥の方に見えるのは小渋開発の骨材や砂の山。

image
上蔵変電所予定地。残土の仮置き場になっています。以前より高く積まれているように思います。くすんだ赤い屋根は長野県企業局の大鹿発電所。

image
画面クリックで拡大。発電所前から見た残土仮置き場。

image

image
左は小渋川斜坑ヤード内の土砂ピット。表面が汚くなってきています。

image

駅周辺整備の代替地造成用残土は小渋川斜坑ヤード内から

image
飯田市上郷飯沼の駅周辺の移転者の代替地の造成用のトンネル残土は、残土の仮置き場からと思っていましたが、直接斜坑ヤード内から運び出しているようでした。ダンプカーのフロントガラスに緑色の「116」という標識があります。代替地で残土を降ろしているこの車です(参考:大鹿のトンネル残土が上郷へ)。

先進坑で蛇紋岩が

 小渋川斜坑は先進坑道延長の1600mの2割の掘削を完了したようです。大鹿村のリニア中央新幹線情報 No.45 (4月15日) によれば、石綿を含む蛇紋岩が出たとのことです。

・小渋川非常口から掘削を進めている先進坑において先進ボーリングを実施した結果、蛇紋岩が確認されました。確認された蛇紋岩には石綿鉱物の一種が含まれていました。
・今後の対応として以下の対策を講じます
○坑内において散水等による飛散防止
○坑内において集塵機により飛散粉塵を回収
○非常口ヤード周辺において大気中の石綿粉塵濃度を 測定
・先進坑掘削土は、当面の間、坑内に仮置きし、本坑掘 削時に合わせて、坑外に搬出することになりますが、 その際には改めて説明します。

工事車両迂回路の仮桟橋1

image
工事車両の「仮桟橋1」。まだ工事中。

image
撮影位置の右手にJR東海の工事事務所の大鹿分室があります。赤い屋根の家の三叉路は、釜沢・除山斜坑方面(右)と小渋川斜坑方面(手前)の分岐点です。

image
保安林関係の許可標識。期限は2021年10月31日。迂回路の完成は来年の秋ということなのか?

image
砂防指定地内行為の許可標識。期限は「平成38年」になってますが、2026年のことですね。

image
河川敷占用の許可標識。こちらは期限はないみたいです。

ろくべん館、村総合グランド

image
ろくべん館前のトンネル残土5千立米を利用した盛土造成地。

image
画面クリックで拡大。トンネル残土10万立米を活用して嵩上げした村総合グランド。

image
村総合グランド。

image
小渋川沿いの迂回路を走る上郷の代替地へ残土を運んだ帰りのダンプカー

image
152号線迂回路の桟橋3を渡って上郷の代替地造成現場へ向かうダンプカー

県道59号線の迂回路

 大鹿から松川飯田方向は半の沢から先は小渋川の河川敷の管理道路を昼間のみ迂回路として利用。

image

image

image
道路の右は小渋開発。遠方に見えるガードレールは県道59号線。

[ 1 ] [ 2 ] [ 3 ] [ 4 ]