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出来事・ニュース:2020年10月

11月の予定:11月23日 「南アルプスから学ぶ会 トークセッション 南アルプス再発見」。講師: 大蔵喜福さん・宗像充さん、会場:大鹿村・大河原交流センター、13時30分~16時。午前中フィールドワーク「夢のリニア、建設現場の真相」、10時から11時30分(予約必要、連絡先 0265-39-2067 宗像)。主催 南アルプスから学ぶ会、大鹿の十年先を変える会(問い合わせ 0265-39-2067 宗像)。

11月の予定:11月9日~15日 高森町公民館文化祭。リニア関連の展示を行う予定です。今年は収穫祭やステージ発表(2日間)がありませんが、会期は1週間、ゆっくり見れます。ご来場を。

11月の予定:11月7日 集会"「今あらためて公共事業を問い直す」~諫早干拓とリニア中央新幹線" 4月4日に予定されていたのとほぼ同じ内容だと思います。今回はzoomで参加できるようです。詳しいことは ⇒ こちらのPDF。リニアについての講演は礒野弥生さん。zoom参加の申し込みは10月30日までに。

11月の予定:11月1日 学習会「自治組織の役割と行政の関係性を考える」。主催:南信州地域問題研究所。会場日時:飯田市勤労者福祉センター2階で14時~16時。


10月31日(b) 『オレンジ6』(SBSnews6) "長野県内のリニア工事現場の今 静岡から視察 県議と専門家が見たもの(10月29日)"、"リニアの現場から 井川漁協がJR東海との本格的な交渉に(静岡県)(10月30日)"

10月31日(a) 『47ニュース』30日 "難関トンネル着工でつまずき 工事進むリニア中央新幹線"。リニアの工事は始まっており、始まってしまった以上さっさと作らないともったいないという考え方はあろうが、今一度、合意形成のための議論があっていいと思う。

10月30日(d) 大井川流域周辺住民がリニアの静岡県内の工事の差し止めを静岡地裁に請求(『静岡新聞』"リニア建設でJR提訴 大井川利水者ら 工事差し止め請求"、『静岡新聞』31日 "「命の水断固守る」リニア工事差し止め原告団 静岡で提訴後に集会")。/『信毎』31日33面 "リニア差し止め求め静岡の茶農家ら提訴"、『赤旗』31日14面 "リニア工事差し止め提訴 静岡県内区間 住民ら「水利権侵害」(web版)"、『中日』31日31面 "リニア工事で住民差し止め求め提訴 静岡、「自然に影響」"、

10月30日(c) 『南信州』1面コラム日限に、市民の声を聴く―が選挙戦の大きな公約の一つであった。市民の要望が市政に届かないという苦情がよく聞かれた。これを実行するには市長だけでなく職員も同じ目線でないと目標倒れになってしまう。ちょっと私的な印象だが、新庁舎になった頃から市役所を訪れる際、理屈でなくどこか敷居が高くなった気がする。。へーそうなんですか、というような感じ。

10月30日(b) 『信毎』33面 "リニア工事巡り静岡の住民ら署名活動へ"。/『静岡新聞』 "市議ら「水を守る」署名運動 流域8市2町【大井川とリニア】"。

10月30日(a) 『南信州』"「村づくりの目途ついた」"。29日、大鹿村議会の全員協議会の席上、柳島村長が今期で引退すると説明。

10月29日(h) 28日にJR東海社長の会見。『中日』9面 "JR東海「来期は黒字に」 初の通期赤字 コロナ次第 不透明感"、『中日』25面 "JR東海 終電変更なし"。

10月29日(g) 『赤旗』4面 "工事中止など訴え 東京外環道訴訟 原告・弁護団が会見"(共産党東京都委員会のHPにコピー)。

10月29日(f) 『信毎』1面 "斜面"。…科学技術という日本語は1940年、総力戦のため科学者を総動員した際に用いられた始めた…

10月29日(e) 28日、飯田市の佐藤市長が初の定例会見。⇒ 続きを読む

10月29日(d) 『静岡新聞』 "トンネル掘削、影響「極めて小さい」 専門家会議座長コメント、複数の前提条件付き【大井川とリニア】"。

10月29日(c) 『静岡新聞』 "国交省専門家会議「信頼感の源」 JR東海社長、進展に期待【大井川とリニア】"。

10月29日(b) 『デモクラシータイムス』 "菅首相、50年に温室効果ガスゼロ宣言?!【山田厚史の週ナカ生ニュース】20201028"。7分30秒から三菱スペースジェットの開発凍結について。山田さんがスペースジェットは実は国策だったといっています。で、2019年6月25日の『Business Journal』に真壁昭夫さんの "“国策”MRJ、新規受注ゼロで事業存続の危機…成功したホンダジェットと真逆の発想" という記事がありました。もともとMRJは“国策航空機”として開発が進められた。具体的には、経済産業省が「環境適応型の高性能小型航空機研究開発」プロジェクトを推進したことが始まりだった。政府としては、航空機や宇宙産業におけるイノベーションの発揮を目指した。…MRJが“日の丸航空機”と呼ばれるゆえんだ。。飯田市や南信州広域連合は産業振興の重点に航空機産業を掲げてきました。JR東海が超電導に拘り続ける姿は三菱重工の自前主義に重なります。リニアも国策、航空機産業も国策、満蒙開拓も国策。だから牧野さんは中央とのパイプを強調してきたと思うのです。佐藤新市長がそのへんに気づいておられるなら未来は明るい鴨長明は『方丈記』。

10月29日(a) 『信毎』3面 "リニア残土 伊那市に 大鹿の28万立方メートル受入(web版)"。/『中日』14面 "残土 工業団地拡張に活用 伊那市 来年からJR負担金で造成"。/『南信州』31日8面 "伊那市が残土受け入れ表明  リニア 大鹿村トンネル掘削土28万立法メートル"。

10月28日(e) JR東海やJR東日本で赤字予測。『日経』(紙面29日17面) "JR東海、今期最終赤字1920億円 民営化以降初の赤字"。JR東海は28日、2021年3月期通期の連結最終損益が1920億円の赤字(前期は3978億円の黒字)になりそうだと発表した。1987年の民営化以降で初めての最終赤字に転落する。…野村証券の担当アナリスト、広兼賢治氏はJR東海について「もともと費用が合理化され収益性が高いため、大きな費用削減や運賃変更による収益改善の可能性が低い」と指摘する。このため新幹線需要が戻らない限りは厳しい業績が続きそうだ。 関連ニュース:『タビリス』8月26日 "JRの現状は国鉄末期より深刻。コロナ禍で鉄道事業の傷深く"。JRの鉄道事業は、国鉄最後の1986年度より、深刻な状況といわざるをえません。。中津川線にとどめを刺したのも国鉄の赤字。/『信毎』29日1面 "JR東海 初の赤字 21年3月期 1920億円 新幹線利用激減/JR東日本 赤字2643億円 鉄道以外も収支悪化 9月中間"、『中日』29日1面 "JR東海 初の通期赤字 新幹線利用減響く 1920憶円見通し/9月中間 JR東 2643億円赤字"、『日経』29日17面 "東日本、上期初の赤字"、『朝日』29日9面 "JR東海 初の赤字予想 21年3月期 1920億円、新幹線利用低迷/JR東、赤字2643億円 9月中間 売上高、過去最低"、『赤旗』29日8面 "JR東、赤字2643億円 9月中間 旅客収入落ち込み"。/『南信州』30日2面 "JR東海が初の赤字予想 コロナ影響し通期1920億円"。

10月28日(d) 27日に喬木村の阿島北コミュニティセンターでJR東海が説明会(『南信州』28日 "天竜川橋梁年内着工へ (紙面29日1面)"、『信毎』29日27面 "天竜川橋りょう・喬木村の高架橋 12月にも準備工事着手 JR説明")。橋ができたとしても駅ができない。静岡の南アルプストンネルもできない。どうするの。中津川線の二の舞。伊那谷の悲願と煽りまくった責任を誰もとろうとしないことも、反省なしも同じでは困ります。牧野さんは良いときに落選したのかも知れません。/『中日』29日16面 "天竜川橋梁 12月準備工事へ 喬木 JR東海が住民説明会"。

10月28日(c) 『中日』11面 "日本車両製造2年連続減益 国内向け車両は好調"。日本車両はJR東海の子会社。

10月28日(b) 『日経』 "次世代新幹線が試験走行 JR東、時速380キロ到達"。『NHK NEWS WEB』 "次世代新幹線 走行試験公開 最高時速360キロで営業運転目指す"。個人的には時速300㎞以上のスピードが必要だと思いません。しかし、400㎞近くの速度が鉄の車輪とレールで可能なのですから、走行方式が全く違う超電導リニアにそれほどの意義はないと思います。JR東海自身も新幹線の試験車両で430㎞程度のスピードを記録したことがあったはず。/『中日』29日25面 "JR東、次世代新幹線 初試乗会 ALFA-X 時速382キロ到達"。

10月28日(a) 『南信州』 "「新しい飯田市を一緒に」"。飯田市の新しい佐藤健市長が初登庁。 「前例踏襲に陥らず、できない理由ばかりを探さないようスピード感を持って」と訓示した

10月27日(d) 『静岡新聞』 "大井川直下の地質に関する議論、深まらず JR、大量湧水の可能性には言及 専門家会議【大井川とリニア】"。『信毎』28日2面 "トンネル掘削工事の地下水影響「小さい」 静岡工区有識者会議"。

10月27日(c) 『静岡新聞』 "「大量湧水、可能性小さい」 JR東海、調査会社の記載否定【大井川とリニア】"。

10月27日(b) 『中日』"リニア全線整備早期実現を要望 連合会、国交省に提出"、『信毎』 "国内短信:リニア沿線経済団体、早期着工へ国に調整求める"。

10月27日(a) 『南信州』が1面トップに三菱スペースジェット凍結のニュース、"三菱重工 スペースジェット凍結へ 飯田の関係者 「依然として重要」"(web版)。

10月25日(c) 『静岡新聞』 "JRの湧水資料公表拒否 流域「信頼関係築けない」反発 着工後の透明性にも疑念【大井川とリニア】"。

10月25日(b) 『信毎』21面 "道路陥没、近隣住民に不信感 東京・調布 直下で大深度地下掘削 リニアでも同様の工事準備"。JR東海が進めるリニア中央新幹線も、東京、神奈川、愛知の一部区間で大深度地下を利用する予定で、掘削準備が進む。過去には神戸市の送水管の事例があるが、道路の陥没はこれまでに確認されていない。 この記事、ちょっとピントが外れています。問題は大深度ではなくシール工法でないと掘れない場所、あるいは掘れる場所でのトンネル掘削が地表に与える影響被害の問題。リニアでも都市部で大深度利用はしますが、風越山トンネルの東側3300m区間はシールド工法なので、飯田市の上郷・黒田地区は被害の心配があります。大深度利用のトンネルではこれまでに陥没事故は無いですが、シールド工法では、東京の御徒町で1990年1月22日に道路を陥没させる事故はじめ、最近では新横浜で2回立て続けに起きています。NATM工法でも、リニア中央アルプストンネルの山口工区(中津川、2019年4月)、北陸新幹線柿原トンネル(福井県あわら市、2017年9月8日)や、北陸新幹線では長野県内で中野市の高丘トンネルで建物にゆがみや傾きが生じるなどの被害が出ていました(『産経』2017年6月1日)。高丘トンネルについて『産経』によれば、工事を行った運輸機構は、トンネル工事で建物に影響が及ぶのは珍しいことではない。 と言っています。それなら、どんな深さのトンネルでも、どんな工法でも、事前に個別の地権者ときちんと話し合って補償など約束事をきちんと契約の形で整えてから工事を行うのが当たり前でなくてはならないと思います。もともと、地権者の権利は地下と上空に及ぶと民法に定めがあります。なかには事業そのものに公益性がないと判断して交渉に応じない地権者さんがいたとしてもおかしくないです。「公共事業は理に叶い、法に叶い、情に叶わなければならない」
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10月25日(a) 『赤旗』13面 "座り込み場所に土砂投入 長崎・川棚町 緊迫 石木ダム建設計画 工事阻止へ連日抗議"。/『朝日』21日 "長崎・石木ダム 県、座り込み場所を土砂で埋め尽くす"/『長崎新聞』25日 "石木ダム 土砂搬入で深まる対立 私物申告、あす撤去期限"。

10月24日(d) 『静岡新聞』 "JR、2カ所で地質調査 湧水懸念の河川直下は含まれず【大井川とリニア】"。

10月24日(c) 『南信州』24日2面 "コラム各駅停車:リニア"。『南信州』の記者さん19日のエルゼロ系の試乗の寸感。一番大きく変わったのは恐らく座席だろう。…多層構造のクッションを採用したといい、走行時の振動も心なしか軽減されたように感じた。この記者さんは他社の記者さんたちと同じように、サスペンションなどより基本的な部分の改良で振動が改善されたという印象を受けなかったのでしょう。おそらくJR東海も説明しなかった、出来なかった。これまで、報道関係への試乗会のたびに、JR東海の技術担当者が開業までにはブラッシュアップするといっていたのは、たぶん開発現場の世間に対する「SOS」だったと思うんです。大手のマスコミは、特に新聞は、乗り心地が改善されないことは安全性や技術そのものの適否にも関係するのではないかという視点できちんと調査して報道をしてもらいたいと思います。

10月24日(b) 『赤旗』15面 "なしのつぶて 外環道工事ルート上 異常事態なのに 東日本高速 住民に不誠実対応 東京・調布 道路陥没(web版=日本共産党東京都委員会HP)"。外環道工事は2001年に施行された「大深度法」による認可に基づいています。同法は首都圏と中部圏、関西圏での公共工事に限り、地下40メートルより深い場所であれば、地権者に無断で掘ってもよいとする法律。「地表に影響を与えない」ことが前提 のはず、法で 法でお墨付き を与えた前提が明らかに崩れたと思います。飯田では、北条から松川橋梁の間の風越山トンネルのうち東側3300mはシールド工法。土被りはこんな感じ(路線縦断面図)。地質が違うとしても、飯田市はJR東海に対して工事の地上への影響について改めてただして詳細なデータと共に市民に公表すべきだと思います。なおこの縦断面図を見て気付いたこと:1.8000mの最小半径のカーブがシールド区間に含まれていること、2.8000mのカーブは約300mの直線区間の次に逆方向の8000mのカーブに続いていてほぼS字カーブになっていること、3.勾配が35パーミルと結構きついこと、4.トンネルの太さ(高さ)が8mになっていること(シールドマシンの直径は実際に利用するトンネルの太さより大、残土量が少し増えるのでは?)。『赤旗』15面 "いつ落ちるか 道歩くの怖い 調布陥没 住民が国に要請 原因究明・データ開示を(web版)"

10月24日(a) 『中日』9面 "東京一極集中の是正へ検討開始 名古屋商議所など"。名古屋商工会議所と中部経済連合会は、新型コロナウイルス感染拡大で行政機関や企業、人口が首都圏に集中しているリスクが再認識されたとして、中部圏の魅力向上と機能強化を軸に、来年1月に提言をまとめる方針。 ただし、リニアがなくても良いという方向はなさそうです。

10月23日(c) 『静岡新聞』 "湧水資料、JRが公開を 静岡県、国交省に指導要請【大井川とリニア】"。

10月23日(b) 17日の『朝日デジタル』"鉄の広場:一生懸命やっているのに…リニア、響かぬJRの「誠実」"。一生懸命やっても、その程度。そういうことがわからないJR東海。一生懸命やっても、ダメなものはダメ。「悪意がないならバカ」というコトバもあります。「一生懸命やっているのに…」は、大企業のエリート社長が言うコトバじゃないと思います。

10月23日(a) 『信毎』"斜面"。「ナイトタイムエコノミー」は「夜間の経済活動」と訳せばいいのだろうか。国土交通省がその活性化に熱心に取り組んでいる。… 大阪の地下鉄で終電を2時間遅くして午前2時台にする「実験」を行った。… 終電から始発まで車両が走らない深夜から未明が、線路の保守点検をする貴重な時間帯 … JR西やJR東が来春から近畿エリアや首都圏で終電を繰り上げるのは、(保線労働者の)働き方を改善したいから … 国交省は鉄道に安全運行を求める役所でもある。「ナイトタイムエコノミー」で終電を繰り下げるなら保守点検の時間はどう確保しろというのか … 無理に無理を重ねて利便性が成り立ってきた現実を利用者も知るべきだろう

10月22日(c) 『赤旗』 "主張:調布市の道路陥没 外環地下工事との関係究明を"。リニアの中間駅から西に掘削する風越山トンネルはシールド工法。深さが40m~80m程度。地質は違いますが、同様の事故が起きない保証はないです。

10月22日(b) 『信毎』22面 "飯田市政転換 問われる 政策の具体化 市民との「対話」やJRと向き合った先に"。

10月22日(a) 『日経』 "三菱重工が国産ジェット凍結 開発遅れ、需要も低迷"。相次ぐ設計変更や生産トラブルにより、納期を6度延期。これまで1兆円を超える開発費を投じたようだが収益につながらず、業績悪化の要因となっていた。追い打ちをかけたのが、コロナ禍だ。国内外の航空各社は利用者の大幅減で急速に業績が悪化。MSJの需要も当面、見込めない状況に陥った。。新たに飯田市長になった佐藤さんは、選挙中、航空機産業一辺倒の牧野さんの産業振興策を変えなくてはと言っていました。経済の専門家と言われたのに牧野さんは、これだけの世の中の変化を見通せなかったのですから、退場するのは当たり前。全日空も赤字。国内外の航空会社は厳しい経営状況にあり、今後、機材の買い替え計画などを見直すことも予想される。航空機関連部品を製造する企業が多い中部地方でも、影響を危ぶむ声が聞かれる(『中日』1面 "ANA赤字5300億円 通期予想 過去最大、大型機半減")。

10月21日(f) 『静岡新聞』 "湧水資料公表、再び拒否 JRが静岡県に回答【大井川とリニア】"。 『静岡新聞』の 資料の大井川直下部分に「涵養(かんよう)された地下水が大量に存在している可能性があり、高圧大量湧水の発生が懸念される」と記されている との報道に関連して、静岡県はJR東海に資料の非公表を再考するよう求めていました。 JR東海は20日、… 流域住民に不安を与えかねないとして公表を拒否する方針を改めて文書で伝えた。…環境影響評価(アセスメント)の関係資料について「専門知識を有する関係者による分析・議論を踏まえずに単に公開をすれば、流域の不安解消にはつながらず、むしろ不安を与えてしまう結果になりかねない」と非公表にしている理由を説明 。もうどっちみち2027年の開業は無理です。時間があるのですから、公開してから、いろいろな専門家に説明してもらっても同じだと思います。まあ、JR東海に環境重視の考えがあったなら認可前にもできたことだと思いますが。アセスでは毎秒2トンの減水の可能性があるといってたわけで、その理由を言わなかったとしても、理由があるからそういったはず。JR東海のいってることは無意味です。説明会で、参加者に忌憚のないご意見をいっていただくために非公開にするというのと考えかたは同じで、JR東海に都合が悪いからだと思います。品の悪い表現で申し訳ありませんが、JR東海さんは、こんなケツの穴の小さい考えで、南アルプスにデカイ穴を開けようなんて大それてます。

10月21日(e) 『静岡新聞』20日 "水量確保と水質保全を 静岡県内の農林水産3団体、川勝知事に要望【大井川とリニア】"。

10月21日(d) 『信毎』20面 "10.18飯田市長選 「一票の大切さ感じた」 計46票 佐藤さん 最多28票 若者対象の模擬投票 結果まとまる"。飯田市長選に関連して行われた高校生の模擬投票でも佐藤さんがトップだったそうです。

10月21日(c) 『信毎』20面 "飯田市政 転換 「対話」通じ説明責任を リニア乗換新駅 新文化会館 ~ 見直す方針"。新市長の佐藤氏の飯田線のリニア乗換駅新設とりやめの方針について、上伊那地域の複数の首長は、議論に前向きな姿勢を示す。伊那市の白鳥孝市長は「(交通を取り巻く)状況が違ってきている。もう一度義トンをし直した方がいい」と指摘。駒ヶ根市の伊藤祐三市長も「最善の方法を今後協議したい」としている。伊那市長の (交通を取り巻く)状況が違ってきている というコトバ、違ってきた状況とは、コロナ禍でわかったこと、リニアや新幹線による移動の重要性についてどうなのかということだろうと思います。

10月21日(b) 『朝日』26面 "4ゼネコン 排除命令へ 公取委方針 リニア談合 2社に課徴金"。独禁法に照らして「談合事件」として立件できるのかについて疑問の声があった「リニア談合」。大成建設と鹿島は、現実的に受注可能な会社は限られ、そもそも競争が存在していなかった と主張しています。リニア反対の理由というのか、キャッチコピーというのか、そういうものにはならないと思います。

10月21日(a) 東京・調布の陥没事故関連。『朝日』25面 "ニュースQ3 いきなり道路の大穴 1カ月前から異変"、『赤旗』1面 "道路陥没 国交省にただす 東京・調布 直下で外環道工事(web版)"。

10月20日(e) 『Yahooニュース』(静岡朝日テレビ)によれば、静岡県議会の会派「ふじのくに県民クラブ」が大鹿村のリニアの工事現場を視察したそうです("南アルプストンネル工事の課題は…静岡県議13人が長野・大鹿村のリニア工事現場を視察" または "look.satv.co.jp")。今現在、南アルプストンネルの長野工区は、3つある斜坑の内、釜沢と除山は工事が中断していること、小渋川はこの3か月ほとんど掘り進めていないこと、スケールが静岡より小さいのですが、豪雨などで災害の影響を受けるとアクセスが難しい場所で工事が行われていること、トンネル工事そのものが予定通りの掘削ペースで進んでいないこと、長野工区の進捗状況からも2027年開業は絶望的なことを理解してもらえればと思います。小河内沢の減水について、JR東海の影響評価の方法に、大井川と共通点の難点があることも。どうでもよいことですが、記事に出てるので。残土を活用して嵩上げした村のグラウンドは以前より面積が小さくなってます。県議さんのコメント、佐野愛子県議 「この村の残土の置き方に注目していたが、グラウンドを作ってもらうとかそういうことは別問題として、課題があると思いました」。/案内役の塩坂さんのフェイスブックの 投稿1投稿2(動画あり)。投稿1の岡田某氏のコメントが強烈。

10月20日(d) 豊丘村下沢の残土置場(26万立米)についてJR東海がまとめた環境調査結果と保全計画について、長野県は19日、JR東海に対して助言を通知(『信毎』2面 "豊丘の残土置き場 JR保全計画 「環境保全措置実施を」県助言")。⇒ 長野県 > "豊丘村内発生土置き場(戸中)及び中央新幹線伊那山地トンネル(戸中)に係る報告書に対する県の助言をJR東海に通知しました"(10月19日)。"助言"。関連ページ ⇒ "戸中の残土置場予定地付近の豪雨被害"。「助言」を読むと下伊那漁業協同組合も残土の谷埋めについて関係者ということがわかります。/『南信州』2面 "盛土の安全対策求める 県が助言 豊丘戸中の残土置き場巡り"。

10月20日(c) 『赤旗』4面 "残土で谷埋め立てか 相模原市 リニア考える集会"。

10月20日(b) 19日中川村議会の全員協議会の席上、中川村がリニアの工事車両の通行についてJR東海と取り交わす確認書の案を示す(『信毎』26面 "JR東海とリニア工事車両巡り 中川村が確認書案示す"、『中日』12面 "工事車両の確認書案 中川村が議会に提示")。『中日』によれば、村議から環境基準内であれば悪化しても良いのかとの質問に、宮下村長は「(環境基準の)数字を上回れば、(通行を)止めて協議する。要望が出れば調整する。JRの誠実な対応を信じる」と答えた そうです。「美しい村」である中川村はもともと静かな地域。JR東海は当初、環境影響評価の段階で中川村では説明会を開きませんでした。関係自治体でもなかった(cf ガイドウェイヤードの計画が出るまではリニアと関係なかった高森町はずっと関係自治体)。当時の曽我村長は、わざわざ大鹿村で行われた説明会に出向いて、工事車両が通るのは中川村の部分がほとんど、静かな場所なのだから、国の基準で判断するな、中川村には連絡もない、「やったもん勝ち」で良いのかとJR東海に、迫りました。村長が変わって、JR東海に対する態度がずいぶんと甘くなったものだなと思います。党派と関係なく、民間出身の人と役場職員からなった人の違いかなと思います。民間出身でも飯田市の前市長の牧野さんみたいな方もおられますが…。だし、リニアを巡る今現在の状況を理解できていないように思います。

10月20日(a) 新たに飯田市長に当選した佐藤さんが、リニア乗り換えのための飯田線の新駅について建設取りやめる考えを改めて示す(『信毎』19日1面 "リニア県駅構想 「地元負担建設取りやめ」 佐藤氏意向"、『信毎』20日2面 "リニア乗換駅 地元負担の建設取りやめ 「県や伊那谷と合意形成」(web版)")。

10月19日(e) 『赤旗』11面 "台風・大雨 林道崩落、仮設道路は流失… 土砂崩れ 川筋変えた 静岡 県民ネット調査"。「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」は毎年リニアの工事が行われる現地を調査してるそうです。『赤旗』記者の同行取材記事。

10月19日(d) 「日暮れて道遠し」。JR東海が山梨実験線で改良型の試験車両を報道陣に公開。⇒ 続きを読む /『朝日』20日29面 "感じた 時速500キロ リニア改良型公開"、『中日』20日24面 "リニア広く快適に 改良型 初の試乗会"、『日経』20日13面 "改良型リニア 走行公開 JR東海 乗り心地・内装改善" 『信毎』20日34面 "先頭部の空気抵抗/座席の機能改善 改良型リニア 内部初公開"。/『南信州』8面 "デザイン一新、乗り心地を向上 JR東海 リニアの改良型試験車内を公開(web版)"。/『南信州』22日3面 "リニア 乗り心地大きく向上 改良型試験車に記者が試乗"。

10月19日(c) 18日、東京都調布市で掘削工事中の外環道の大深度トンネルの地上部分の住宅街で陥没事故(『赤旗』"住宅街の道路陥没 地下で外環道トンネル工事 東京・調布 山添氏が中止要請のなか" 紙面13面)。/「NEXCO東日本」の "東京外かく環状道路(関越~東名)工事現場付近での地表面陥没について【第1報】"、"【第2報】"、"【第3報】"。/樫田秀樹さんのフェースブック、10月19日の投稿。/『朝日』25面 "住宅街の道路 深さ5メートルの穴 東京・調布 けが人なし"、『朝日』20日27面 "工事影響「可能性も」 ネクスコ東日本 調布の道路陥没"、『中日』13面 "住宅街の道路陥没 地下で外環道トンネル工事 東京・調布"。/『信毎』20日35面 "東京の住宅街 市道5メートル陥没 直下で外環道トンネル工事 原因判明まで中断"

10月19日(b) 18日、リニア新幹線の静岡県内区間(10.7㎞)の工事差し止めを求める住民が訴訟のため発足総会を開く(『信毎』27面 "リニア差し止め 30日提訴 静岡の住民ら「大井川に影響」"、『静岡新聞』"リニア差し止め30日提訴 静岡で総会、工事反対の県内住民ら")。 ⇒ 関連ページ / 『中日』26面 "リニア差し止め提訴へ 流量問題で静岡の住民ら"。

10月19日(a) 昨日(18日)行われた飯田市長選挙で、新人の佐藤健さんが次点の現職牧野光朗さんに大差をつけて当選、… 続きは こちら

10月18日(c) 『静岡新聞』"民間事業 政治関与鈍く 国民の理解得る議論を【大井川とリニア 第3章 “国策”の舞台裏⑤完】"。

10月18日(b) 『中日』10面 "なんしん見聞録 飯田の丸恵食堂 リニア関連工事で閉店 地域と共に歩み55年"。

10月18日(a) 飯田市長選関連の17日の新聞記事。… 続きは こちら

10月17日(g) 『静岡新聞』"地方創生という大義 期待が先行、衰退懸念も【大井川とリニア 第3章 “国策”の舞台裏④】"。

10月17日(f) 『中日』30面 "テレビ設置 届け出義務要望 NHK 受信料未契約者 照会も"。JR東海よりのNHKは、こういうフェイク報道をするのに、テレビ受信機の有無について届け出義務を要望しているようです。届け出の無い国民は、訴訟を起こされる可能性もあるようです。/『産経』16日 "NHK、テレビ設置届け出の義務化要望 氏名照会も求める"。

10月17日(e) 『中日』9面 "リニアで「熱」量届ける・テレワーク「熱」高めて サイボウズ社長ら 名古屋語る"。テレワークもリニアも、オシャレでいいじゃんという欲張りさんもいるんだろうとは思いますが、社会全体としては、テレワークするなら、リニアはいらんと思います。

10月17日(d) 『中日』29面 "東海道新幹線は理事列車4000本超 JR冬の運転計画"。JR各社はこの冬前年を上回る臨時列車を運行する。例年行っている需要見込みは公表していない。感染予防のため。

10月17日(c) 「鉄道なのに自転車操業」のキャッチフレーズで有名な銚子電鉄について『中日』12面に "アイデア路線 ぎりぎり コロナ禍、少子化 逆境の銚子電鉄"。JR東海も鉄道事業というのは、民営でやるなら、本来は自転車操業ということを自覚した方が良いと思います。リニアなんかやってる暇はないはず。JR東日本の副社長、会長を歴任した山之内秀一郎さんも、赤字経営に悩まされ続けて、ついに分割民営化した国鉄時代の苦い教訓からすると、鉄道事業において、公共事業みたいに巨額の設備投資による借金を抱えつつの経営は企業を倒産に追い込んでしまう(『LITERA』 2014年9月13日 "JRでタブーになった「リニア新幹線」慎重論…「新幹線の父」の意見も封印")といっていました。

10月17日(b) 飯田市長選関連の16日の新聞記事。… 続きは こちら

10月17日(a) 『朝日』14日2面 "天竜川流域治水中間取りまとめ 県などの協議会"。「天竜川上流中域治水協議会」(国交省天竜川上流河川事務所や長野県、県内流域26市町村で構成)の2回目の会合で流域で取り組む治水対策の中間とりまとめ。国と県の河川整備計画に雨水の排水設備整備や災害伝承など流域市町村が取り組む対策を合わせた内容。今後さらに取り組むべき対策を検討し、本年度内に「流域治水プロジェクト」としてまとめる。…すでに国交省が計画している堤防整備や河川の掘削などに加え、各市町村による下水道施設の整備、森林整備による貯水機能の向上、浸水リスク情報の周知などを盛り込んだ。これを読んで思い出したのですが、本山のジンガ洞の水源涵養保安林指定の解除の予告がったのが8月17日で、40日後には確定するはずだったのですが、どうなったのか。今日でもう2か月。異議意見書を出しました。却下の連絡がまだ来ていません。流域治水の考え方からすれば、130万立米もの土砂を谷に埋め立てることはあり得ない話です。林野庁のHPによれば、水源涵養保安林の役割は、流域保全上重要な地域にある森林の河川への流量調節機能を安定化し、その他の森林の機能とともに、洪水、渇水を緩和したり、各種用水を確保したりします。 (制度に問題点もあるようですが、この場合は、解除して谷に長野県始まって以来の大量の土砂を埋め立てるという点がポイント)

10月16日(c) 『静岡新聞』 "リニア 国土交通省専門家会議 議事詳報⑤"。

10月16日(b) 『静岡新聞』 "前のめりの小委員会、環境面の議論深まらず【大井川とリニア 第3章 “国策”の舞台裏③】"。

10月16日(a) 『信毎』2面 "水資源対応など「丁寧に進める」 JR東海社長"。15日、JR東海の社長の定例会見。認可から6年になるリニアについて、「意義の大きいプロジェクト。沿線でだいぶ工事は進捗した」と述べた。一方、沿線で懸念する声が出ている水資源への対応、用地買収や残土処理などを課題にあげ「丁寧に進めていかなくてはいけない」とした。…「一番大きなポイントは、大井川流域の皆さまにご迷惑を掛けるのかどうか。納得のいく形で議論が進むことが大切だ」と強調。…新たな開業目標への言及は避けた

10月15日(d) 飯田市長選挙関連で3つの新聞記事。『南信州』1面 "市長選挙世論調査 佐藤氏先行、牧野氏追う展開 「公約・政策」重視が最多" と 『信毎』1面 "佐藤氏リード 追う牧野氏 飯田市長選終盤情勢 10.18飯田市長選"。『朝日・長野県版』24面 "市政の継続か刷新か 飯田市長選挙 論点を探る" を読むと、佐藤氏優勢は納得できるかなと思います。リニアを冷めた目で見る市民がさらに増えてきたと言うべきと思います。

10月15日(c) 『静岡新聞』 "湧水資料非公表、再考を 静岡県、JRに文書「不安払拭へ」【大井川とリニア】"

10月15日(b) 『静岡新聞』 "事務次官、異例の知事訪問 国交省27年開業へ焦り【大井川とリニア 第3章 “国策”の舞台裏②】"

10月15日(a) 『静岡新聞』 "JR説明責任「不十分」が半数 静岡県議会ふじ、県民ウェブ調査公表【大井川とリニア】"

10月14日(a) 『静岡新聞』 "官邸主導で財投決定 安倍前首相「すぐやろう」【大井川とリニア 第3章 “国策”の舞台裏①】"。

10月13日(c) 『朝日』が洪水対策についていくつも記事を載せています。3面 "豪雨対策 「流域治水」に転換" によれば、ダムや堤防だけでの対処は難しく、国は流域全体で取り組む「流域治水」にかじを切った そうです。豊丘村の本山ジンガ洞に130万立米のリニアのトンネル残土を埋め立てる計画は、盛土そのものについての心細い安全対策をJR東海はいうのですが、下流域全体についての対策については何も考えてません。削れてできた谷を埋め立てるのですから自然の摂理に逆らうこと。崩れない保証は誰もできません。130万立米という量は治山治水では想定外の量。しかし、林野庁は水源かんよう保安林の指定解除を予告しています。国全体の治水の方針と矛盾します。

10月13日(b) 『信毎』3面 "焦点:転機の飯田 12年ぶり論戦 産業政策 主張が対立 自民や連合 割れる支持"。現職牧野さんが航空機産業振興に力を入れてきたことについて、佐藤さんは航空機産業に偏らない幅広い産業振興を進めるといっていますが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、航空機産業が打撃を受けた点も踏まえたとみられる と書いています。牧野さんは、「菅さんにはずっと、この地域のことを申し上げてきた。そういう仲だ」と中央とのパイプについて強調しているようですが、菅さんの評判てどうなのか。やってることがトンチンカンで先行きが見えないのは菅首相。コロナで先行きの見えないのは航空機産業だけでなくリニアも同じ。牧野さんのアピールはピントが外れているようです。酒の飲み過ぎが原因か?

10月13日(a) 『信毎』27面 "飯田で55年 丸恵食堂 別れの時 丸山さん夫妻 リニア県内駅アクセス道整備伴い決意"。リニアでも国道拡幅でも、移転の補償は国の基準に沿って適正な金銭保証というのが原則で、その範囲のお金で生活再建のできる人は非常に少ないはず。公共事業やそれに準ずるような事業で立ち退きを迫る場合、移転対象者の事業が個人負担なしに再建できることを補償の内容とすべきだと思います。それができないような事業は、たぶん不必要な事業だと思います。国策だとか国家的プロジェクトだとか、「長年みんなでやってきた」(何を?てな感じですが、リニアに批判的なことをいうと返ってくるコトバです)とかいわれていますが、無意味なことでも、マヌケすぎる計画が止められない止まらないの見本がリニアです。

10月11日(b) 『前衛』11月(p106)に、高瀬康正さんの "コロナ禍のリニア新幹線建設問題 ― 工事中止しかない"。タイトルに示される結論に異議はありません。が、p111の「地下水位が300メートル以上低下する」の節で、 「南アルプスは…花崗岩質が多いですから水を通しやすい…」 と、参議院の国土交通員会(2016年11月10日、議事録PDF13ページ)での参考人の発言の引用しています。最近の静岡県とJR東海とのやり取りの中で示されるトンネルの通過部分の地質図を見たのであれば、「花崗岩質が多い」は正確でないと気付くべきだったと思います。またこの参考人は、地質に関した発言で「私の専門分野ではありませんけれども、こういうことに詳しい方たちとの話しの間では…」(12ページ)といっています。「国会でも有識者が指摘」として引用すべきではなかったと思います。文章を書く前の文献の調査が不十分だったと思います。

10月11日(a) 『南信州』1面 "日言"。リニア中央新幹線は、目標の2027年開業が静岡県のクレームでずれそうだが、同年より遠からず実現する。…巨大な交通革命にいかに対処… 実としては、(1)静岡県のクレームで建設が遅れているわけでなく、JR東海の事前の調査や計画が杜撰すぎたのが原因。長野県は協力的なのに工事は遅れているじゃありませんか。(2)超電導リニアは鉄道やトランスラピッドに比べて劣ります。

10月10日(b) 『静岡新聞』 "生活クラブ生活協同組合・静岡、静岡県の対応を支持 署名2170人分提出【大井川とリニア】"。

10月10日(a) 静岡県の川勝理事が『中央公論』11月号に "静岡県知事の「部分開業」案 国策リニア中央新幹線プロジェクトにもの申す" を寄稿(『中日』"リニアルート変更を論文で訴え 知事が中央公論に寄稿"、『中央公論』11月号)。/部分開業のアイデアなど、リニアに反対でないという姿勢は一応示していますが、リニアそのものがこれからの社会で本当に維持できるのかといった点もいくつか指摘しています。次の選挙で川勝さんを落とすか、河川の管理権限を取り上げるか、諏訪地方を通るAまたはBルートに変更するかぐらいしか、国交省とJR東海にのぞみはないという印象です。

10月9日(b) 『南信州』3面の "飯田市長選 立候補予定者に聞く" の3回目。牧野さんは、欧州に駐在した時、そこで見た小さな田舎町が、古い教会を大切に守りながら、住む人たちが輝く、そのしっとりとした調和に感動した。私は市長になることを決意したとき、飯田をぜひそのようなまちにしたいと思った と答えている。そのヨーロッパでは、前世紀末までにリニアは「過去の人」に、現在ではだれも鉄道の最高速度など問題にしない時代になっている。牧野さんがドイツにいた1999年から2002年の間にトランスラピッドのハンブルグ・ベルリン間の敷設が中止(2000年)になりました(磁気浮上式鉄道年表)。せっかく欧州に駐在したのに見るべきものを見てこなかった。関連ページ ⇒ "現実は空想より現実的"。『信毎』26面 "飯田市長選 立候補予定者に聞く (下)" で、佐藤さんは、しっかり市民の声を聞き、対話する。現市政では、市民が「声を聞いてもらっている」と感じていない。牧野氏は全国市長会の仕事などで市外に出る機会も多い。その結果として、「声が届かない」という市民の感覚はより強くなるのではないか。 といっています。牧野さんは、何を見てきたのか、何のために動いてきたのか?

10月9日(a) 『大竹まことのゴールデンラジオ』"【菅野完さん×青木理さん×室井佑月さん】「問題は『学問の自由』より、もっと手前にある」日本学術会議、総理が6人の任命拒否 第20弾"。菅野さんは「法律に違反している」という点を強調しています。『赤旗』の "学術会議会員任命拒否 科学誌『ネイチャー』が社説 “学術の独立を侵食”" は、『ネイチャー』が 政治家が学術の自治や学問の自由を保護するという原則は何世紀にもわたって存在し、現代科学の中心に位置しているもの と書いているといっています。「原則」というのは必ずしも法律ではなくて、国民がそういうものだと考えているという意味だと思います。ごくごく一般的なキーワードだと思うんですよ「学問の自由」という言葉は。おそらく考えていることは一緒だと思うんですが「学問の自由」を持ち出すと手間がかかるという主張には違和感を感じました。しかし、安倍、菅でむき出しになった自民党の反知性的な性格は勘弁してほしいです。全国津々浦々の自治体や議会にまでそんな傾向がまん延してるんじゃないかと思います。

10月8日(f) 『ビジネス・ジャーナル』"新幹線でボロ儲けだったJR東海、一転して危機…リニア「建設費9兆円」が経営を圧迫"。

10月8日(e) 『静岡新聞』"リニア全線開通時、新幹線停車増「約束ない」 川勝知事"。

10月8日(d) 『静岡新聞』"川勝知事「菅首相の教養レベル露見」 学術会議問題で批判"。川勝平太知事は7日、記者会見で日本学術会議の新会員候補6人の任命拒否問題を巡り、「菅義偉首相の教養レベルが図らずも露見した。おかしいことをした」と首相を厳しく批判した。。まさに「当たり」のコメント。

10月8日(c) 『信毎』7面 "JRに水量の影響資料公開要望"。静岡県は7日、リニア中央新幹線のトンネル工事を巡り、大井川の流量への影響に関する資料をJR東海が一部非公表にしているのは不適切だとして、一般に広く公開するよう求める文書を送付したと明らかにした。JR東海からは難色を示す回答があった。送付は2日付で、回答が7日付。県が公表したJR東海の回答文書などによると、資料は2018年、関係者のみが閲覧できるとの条件で同社が県に貸し出したものとみられる。 / 『静岡新聞』"湧水資料、JR非公表 静岡県に文書で回答「不安与える」"。

10月8日(b) 『信毎』が飯田市長選挙で世論調査の結果を掲載(1、2、19面)。1面 "10.18飯田市長選 佐藤氏・牧野氏 激しい戦い" によれば、選挙への関心は高い。佐藤氏は、市民との対話を重視する姿勢を強調、牧野氏は、4期16年の実績を掲げ、市政の継続を訴える。つまり、牧野さんの市民の声を聞かない姿勢をさらに4年続けるかどうかというところが一番の争点なのかなと思います。2面 "産業振興「幅広く」60% 「航空機産業重視」22%" では、航空機産業よりはもっと幅の広い産業の振興に力を入れるべき、飯田線の乗換新駅については反対が42%で賛成が29%、19面 "飯田市政「医療・福祉」重視21%" では、市民が最も重視する市政課題は「医療や福祉」が最多(19面)。市政課題として「リニア中央新幹線を生かした産業振興やまちづくり」は4番目。「リニアも暮らしも」と語った上郷地区選出の市議がいましたが、市民はリニアより暮らしの安心を望んでいる、という印象を受けました。

10月8日(a) 『南信州』3面 "飯田市長選 立候補予定者に聞く 2"。リニア駅への飯田線の乗換新駅についての質問への答え。熊谷さんは、どうも問題がよく分かっていない様子。牧野さんのは建前的で抽象的。駅設置に明確に反対している佐藤さんのは住民や上伊那の意見を聞いたと書いているし具体的。

10月7日(d) 北条地区の県道市場桜町線に道路西側で接する2か所で道路工事がはじまっていました。
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10月7日(c) 『中日』10面 "現地発ワールド経済:中国 貨物輸送が急増 一帯一路で鉄路躍進"。旧ソ連の地域(1520㎜)と中国やヨーロッパ(1435㎜、スペイン、ポルトガルは1668㎜)では軌間が違います。『東洋経済オンライン』(2017年5月18日) "日本の脅威か?「中国-欧州」貨物鉄道の実力 「一帯一路」構想の先鋒、成功の鍵は貨物量" によれば、コンテナを積み替えているようです。

10月7日(b) 『南信州』1面 "飯田市長選 立候補予定者に聞く (1)"。設問は2027年開業延期が現実的となったが、関連事業の見直しを含めた対応は。牧野氏は、飯田市では環境問題をはじめ諸課題を、ルート決定前の環境影響評価の段階までに、地元の皆さんを交えて議論を重ねコンセンサスを得てきた。他の沿線自治体でも同様の取り組みがなされ、それを踏まえて国は工事実施計画を認可したと認識している といっていますが、環境影響評価はルートの決定後だった。事実と異なることを言ってるみたいです。また、延期が正式な通知がないと強調。『信毎』22面 "10.18飯田市長選 立候補者に聞く (上) 目指す市政像" の設問は、JR東海の社長が2027年の開業が難しいと言っている状況下で市長がなすべきことは何か。佐藤氏は、一番大事なのは見通しをしっかり付けることだ、「開業がいつになるか分からない」という状況では、企業も市民もいつまでに何をするかというスケジュールが立てられない。こうした状況が長くなることは一番良くない。まずはJRに説明を求め…できるだけ明らかにして市民に知らせる と回答。『南信州』は駅周辺整備について聞いていますが『信毎』は聞いていない。

10月7日(a) 『中日』12面 "岐路の先に 10.18飯田市長選挙 (中) 中心市街地 悪循環断ち 活気戻るか"。さびれてきた飯田市の中心市街地「丘の上」の問題。さびれた原因は車の普及と泥縄式の道路の整備と大量消費。もう一つ加えるとするなら1973年以降の連綿としたリニアへの待望。リニアの駅で中心が2つになると心配するくらいなら駅周辺整備などしなくて良いし、もっと言えば、飯田市内に駅を引っ張ってくる必要は無かったはず。

10月6日(h) 『静岡新聞』"大井川直下「断層の評価不十分」 県議会委で副知事【大井川とリニア】"、"「難工事、ゼロリスクない」県議会委で難波副知事 対策後、補償の仕組み訴え【大井川とリニア】"。5日の静岡県議会危機管理くらし環境委員会での難波副知事の発言。

10月6日(g) 『信毎』6面 "元号制定の差し止めの訴え却下"。リニア関係で国や県やJR東海が出してくる文書の日付はほとんどが元号表示、そのくせ開業予定は2027年と西暦。昭和、平成、令和、親、祖父母の時代まで入れると明治、大正まであるので、個人的には西暦で整理や記録しています。元号を使うのは、特に官公庁が使うのは不合理です。この判決を下した古田孝夫判事は3月30日に予定されていたリニア認可取消訴訟の中間判決を書いた方。期日は12月1日に延期されました。古田さんは異動になったはずなんですが…。

10月6日(f) 『南信州』の1面コラム "日言:コロナ禍で停滞していた飯伊のリニア計画は、下期に入り加速したかのように見える。…"。加速したとして挙げているものは、具体的に工事の作業が始まったというものはありません。除山斜坑と釜沢斜坑の工事中断が続いていることも触れていません。コラム担当者は静岡の状況もチェックしているんですから、実際は、今年の初夏に明らかになってきた急減速はいまも続いていると書いた方が良かったんじゃないかと思います。

10月6日(e) 松川町のリニア工事対策員会が1日に開催。参加者によると、コロナ感染拡大で新幹線の乗客が大幅に減少したような情勢のもとで、今後計画をどう進めるのかという質問に、JR東海からは、計画通りに進めるというワンパターンの答えが返ってきたそうです。

10月6日(d) 『信毎』4面 "飯田の未来 選ぶために マニフェストスイッチ 10.18飯田市長選"。「リニア」という言葉は、牧野氏の寄せた文書の中に2つあるだけ。リニアの夢もだいぶ色あせた印象です。上郷の「イオン飯田店」で行われている駅周辺整備計画など紹介するパネルや模型の展示を5日に見てきました。場所は「1階の北側入り口近く」、ATMのあるそば。移転対象の方たちが見れば、こんなもののためにと感じるだろうなと思うような、安っぽい(とは言っても90億以上)整備計画の安っぽいジオラマだと思います。現場は近くなので、展示を見たあと散策して見れば、地域社会の今後の発展のためには今のままの方が良いことは一目瞭然だと思います。

10月6日(c) 『南信州』1面 "飯田市長選 高校生が質問投げ掛け 立候補予定者と討論会"。4・5面に討論内容。高校生側の質問に、そもそもリニアって必要なんですか、とか、できるんですかとか、環境への悪影響や地域の分断などマイナスの面についての質問がありません。記事では割愛したのか、そういう質問は出なかったのか、紙面を見る限りは、候補者の立場を忖度した分別のある良い質問をしています。50年前の高校生とは違います。

10月6日(b) 飯田市長選に関連して『中日』が12面に "岐路の先に 10.18飯田市長選 (上) リニア開発 延期にコロナ…先行きは"(web版)。「今の違和感のままでは、土地を素直に提供できない」。リニア中央新幹線の県駅予定地、飯田市上郷飯沼の北条地区に住む男性(67)は顔をこわばらせる。自宅は市が進める駅周辺整備などの区域と重なるが、移転先は決まっていない。…

10月6日(a) 学術会議の会員の任命について菅首相が5日の記者会見で説明。

菅総理大臣は、内閣記者会のインタビューで、「日本学術会議」が推薦した新たな会員候補の一部の任命を見送ったことについて、学術会議に年間およそ10億円の予算を充てていることや、会員が公務員になることなどを指摘したうえで、「総合的、ふかん的な活動を確保する観点から判断した」と述べ…(『NHK NEWS WEB』5日 "菅首相 学術会議の任命見送り「学問の自由とは全く関係ない」")
つまり、学術会議は「総合的、ふかん的な活動」をしていないか、できないと言ってるようなもの。金の力でいうことをきかせる、札びらで横っ面をひっぱたくという考え方だと思います。国民の学者や学問を信頼し尊重する気持に対して、非常に失礼。身の程知らずの発言だと思いました。関連ページ ⇒ 『デモクラシー・タイムス』"【平野貞夫×佐高信×早野透】3ジジ放談 生配信!菅を許すな!学術会議と馬毛島疑惑 20201006"

10月4日(b) 『日経』1面 "春秋:米誌「サイエンティフィック・アメリカン」は、創刊175年、世界で最も古い一般向け科学誌である。…(web版)" 日本では『日経サイエンス』が『サイエンティフィック・アメリカン』の記事を載せています。その1992年10月号に "Trends in Transportation (和訳=「アメリカのリニア」)" 、1995年11月号には "High-Speed Rail: Another Golden Age? (和訳=「アメリカの高速鉄道」)" というリニア関連の記事がありました。

10月4日(a) 『南信州』1面 "市民の選択 6 リニア新時代 駅周辺の課題と対策 問われる政治手腕"。移転対象の住民のしかたないのかなというような声ものせ、駅周辺整備について書いているんですが、最後のほうに、リニアを最重要課題に位置付ける南信州地域の関心は比較的高い。ただ伊那谷全体でみると、果たしてどうか。上伊那からのリニア駅利用も見据えた乗り換え新駅は、設置となれば多額の税金を投じることになる。計画に見合った効果がどこまで見込めるかといった検証を急ぐべきだ。…リニア効果―。そのような言葉は開業すればしだいに色あせる。その先の飯田市にどんな付加価値を求めるのか。… なんて『南信州』が書いています。

10月3日(e) 『静岡新聞』"河川法協議、6カ所想定 工事許可必要、トンネルと交差 静岡県議会委に提示【大井川とリニア】"。

10月3日(d) JR東海が県内駅の工事業者の募集を始めたことについての記事、『信毎』2面 "県内短信:▼リニア県内駅、JRが工事業者公募を開始"、『南信州』1面トップ "リニア駅の手続き開始 JR東海 阿島北も、26年度末まで工期"。「リニア駅の手続き開始」ってなんのことやらちょっとわからない。なにかよくわからないけれどリニア計画は着実に進んでいるんだと思う人もいるかも知れません。しかし、「26年度末まで工期」では2027年開業に間に合いません。電気設備などの工事と試運転に2年必要です。JR東海の金子社長が6月26日に静岡県知事との会談の中でそういっています。用地の取得もほとんど進んでいない状況、静岡の状況をみて応募する業者がいるのかどうか?

10月3日(c) リニアに関係ないと言えないけれど、学術会議の会員候補のうち6人の任命を首相が拒否した事件について:『赤旗』3面に "学問の自由侵害に抗議 任命拒否された2氏 学術会議軽視こそ問題(加藤陽子さん) 多様な言論 社会の基盤(宇野重規さん)"、『中日』1面コラム "中日春秋"、『信毎』1面コラム "斜面"。

10月3日(b) 核のごみの最終処分場を巡り北海道の神恵内村議会が文献調査への応募の請願を採択(『赤旗』14面 "「核のごみ」文献調査応募 神恵村議会が請願採択 北海道" (web版))。『朝日』29面 "一気の議論 揺れる地元 核のごみ処分場 2町村応募へ"(web版) は「こういうこと」がどういうふうに決まってくるか、住民の声が反映させない方法で「決まったこと」になるかの一つの例を示していると思います。

10月3日(a) 静岡県の難波副知事の会見が2日に日本記者クラブで行われました。動画記録あり ⇒ 日本記者クラブ > 2020年10月02日 13:30 〜 14:30 10階ホール 難波喬司・静岡県副知事 会見 /『信毎』3日7面 "「リスク認識 JRと差異」 リニア巡り静岡副知事"、『静岡新聞』3日 "静岡県副知事、JRに注文「影響受ける県側基準受け止めて」 都内で会見【大井川とリニア】"。

10月2日(h) 9月30日に行われた牧野さんの「市長と語る会」の記事が『南信州』2面 "飯田市長選 公約実行「課せられた使命」 現職牧野氏が鼎で語る会"。…大嵐の中にあって、まちの将来がどうなるかが懸かっている…いつになったらリニア・三遠南信道時代の飯田のまちの絵姿を現実のものになるのか―。そんな飯田市にはしたくない」。そう語ると、継続と挑戦の政治姿勢を強調した。市民の間にはリニアは来ないんじゃないか、出来ないんじゃないかという声が出始めている今日この頃。そんな飯田市にしてきたのは誰なのか?

10月2日(g) 市長選関連記事。『信毎』28面 "飯田変化の時代に 4 中心市街地とリニア駅"。

10月2日(f) 喬木村のリニア対策委員会が9月29日に開かれる(『南信州』1面 "準備工事へ意見を聴取 喬木村リニア委 JR東海が事前説明")。JR東海は、天竜川の橋梁工事について7月に三井住友建設などと工事契約を結びました。工期は2026年3月末まで。この秋から工事をはじめたい考え。そういえば、飯田市側(右岸)の路線表示杭のある朝倉材木の資材置き場の材木が片付けてありました。関係があるのかないのか分かりませんが…。

10月2日(e) 基準地価の公表に関連して恒例の記事。『南信州』4面 "コロナ禍の中で先行き不透明感漂う当地方の地価 寺沢秀文 令和2年長野県地価調査結果より 2"。一部抜粋。40年前といえば、リニア建設促進期成同盟会ができた1973年から7年後の1980年。寺沢さんのお仕事の期間は「伊那谷住民すべて(???)」がリニアを推進して来た47年間の8割を超す年数と重なります。

10月2日(d) 北海道の寿都町の町長が核ごみの最終処分場の候補地として手を挙げる意向を示す(『中日』2面 "核ごみ 寿都町応募へ 文献調査、町長が8日表明")。核廃棄物の最終処分場を誘致するという重大な内容について住民の中に強い反対があるのであれば、パスするというのが首長としての当たり前の判断だと思うのです。リニアの残土の問題を見ていると、町の中で具体的にどの場所か、地権者は誰かという問題が重要だと思うのですが、この記事はそのことが書いてない。より具体的な報道が必要だと思います。

10月2日(c) 飯田市がリニアの駅周辺整備計画など紹介するパネルや模型の展示をイオン飯田店で始める。1日から11日まで(『中日』16面 "駅周辺整備計画を紹介 イオン飯田店で パネル、模型展")。周辺整備のデザインの模型はぜひご覧になると良いと思います。ほとんど空き地を造成するだけということがよく分かるはずです。駅本体のデザインは決まっていないので地図の記号みたいにただの白い箱です。これは、たぶん、市ぐるみの選挙対策ですね。イオン飯田店は、駅のできる北条地区に近い場所、北条にお住いの人たちも多く利用していると思います。北条地区では現職への反発を煽るだけのようにも思います。とすれば、現職の16年間の行状に辟易した市職員がこの展示を思いついたのかもしれません。11日は市長選の告示日。/『南信州』3日1面 "飯田市リニア 開業後の姿をイメージ イオン飯田店でジオラマ展示(web版)"。

10月2日(b) 9月30日に阿智村は、が萩の平斜坑ヤードに通じる道路の改良工事や工事車両の通行についての確認書を鉄道運輸機構、JR東海と結ぶ(『中日』14面 "工事車両の通行や村道拡幅で確認書 阿智村とJR東海など" 、 『南信州』1面 "村道改良 10月中に着手へ JRと阿智村 工事車両通行の確認書を締結"(web版) 、 『信毎』29面 "阿智村がリニア建設工事に伴う確認書交わす")。

10月2日(a) 9月29日の大鹿村のリニア連絡協議会についてはこちらにのせています。

10月1日(e) 『静岡新聞』 "残土置き場近く 崩落跡 土砂流入ダム化の恐れ【大井川とリニア 第2章 南アルプスは今④・完】"。

10月1日(d) 『信毎』7面 "大井川の漁協 補償交渉へ"。大井川に漁業権を持つ井川漁業協同組合はリニアの南アルプストンネル工事でアマゴ養殖などに影響が出た場合の補償を求めJR東海と直接交渉に入る方針。2019年4月の要望書についてJR東海から返答がなかったそうです。

10月1日(c) 『信毎』27面 "10.18飯田市長選 牧野氏「選挙公約の実行が使命」"。30日牧野氏が市内で開いた集会での発言。「『ああしたい』というだけでは公約にはならない。問題は実行できるかどうかだ」と強調。実行するには団体、市民などの合意が必要だとした上で「合意はこれまでの信頼関係があって生まれる。そこで初めて公約が血の通ったものになる」と訴えた そうです。リニアに関していえば牧野さんはそういうことを全くやってこなかったと思う市民が多いはず。もうひとついえば、リニア計画ができるものなのかどうかについてきちんと考えずに、できればいいなくらいのことで市としての対応を進めてきたと思います。

10月1日(b) 『南信州』3面 "高森町 水辺の演奏会を開催 中学生ら 明るい音色で会場沸かす"。下市田の親水公園で高森中学校、豊丘中学校の吹奏楽部と高森ニューサウンズの3団体が野外の演奏会を27日に行ったという記事。町がすすめる「かわまちづくり」プロジェクトの周知も兼ねた。2017年から役場の若手職員が取り組む地域振興3プロジェクトの1つ。山吹地区駒場河原に水辺のにぎわい拠点「川の駅(仮称)」を整備し、周辺一帯を開発することを検討している。 演奏会を行った親水公園の隣に、リニアのガイドウェイ組立・保管ヤードができる計画。ヤード誘致に関連して工事車両の円滑な通行のために町道7290号線の改良工事を行うために、市田港の「かわせみの家(カヌーハウス)」を取り壊し、拡幅することで通過車両の交通量をふやし、親水公園へのアクセスを困難にしておいて、何が「かわまちづくり」かと思います。親水公園はリニアのアセスの評価地点になっていて、基本的に付近を工事車両が運行しないので影響はほとんどないという評価をJR東海自身がしています。ところが、親水公園の入口付近を造成中も造成後も工事車両が通行するので影響が大いにあるのです。先日の説明会ではこのことについて町は認識がないと説明していました(高森のガイドウェイ組立ヤードはアセスと矛盾)。

10月1日(a) 『静岡新聞』の連載記事:


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