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出来事・ニュース:2021年9月

10月の予定、10月14日 飯田市公民館・市民大学講座第3講。「三六災害から地域の防災を考える -三六災害の状況と飯伊で起こりうる災害のメカニズム-」、講師:飯田市美術博物館専門研究員・村松 武さん。会場飯田市公民館、時間19時~21時。"近年、気象状況の変化から全国的に災害に見舞われています。今年は、伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」の発災から 60 年。当時の災害の状況や当地域の地形などの特徴から災害のメカニズムや防災について考えていきます。 " 。申し込み必要()。 詳細は:飯田市公民館

開催中、6月15日~9月26日 飯田市美術博物館で自然・文化トピック展示「三六災から60年」(会期:2021年6月15日(火)〜9月26日(日))…続きを読む


9月30日(c) 『静岡新聞』"川根本町長選 立候補者アンケート"。選挙でリニアは禁句の飯田下伊那と逆のことが起きているみたいです。

9月30日(c) 『静岡新聞』"リニア大井川水問題 川勝静岡県知事、岸田氏に期待【自民総裁選】"。/『日経』29日 "自民新総裁に岸田氏 静岡知事「リニア問題に敏腕期待」" リニアについて川勝氏は自身が4選を決めた知事選の結果を踏まえ「いらないという結論は出ている」とも言及した。所得再分配などは「アベノミクスからの決別で、格差を是正する修正資本主義だ」と岸田氏に理解を示した。

9月30日(c) 『静岡新聞』"JR社長会見「信頼構築に疑問」 牧之原市長"。

9月30日(b) 『中日』5面「社説」"リニア現地会談 丁寧な説明を忘れるな"。JR東海による丁寧の説明の実態はこんな感じなのですが、社説はエコパークについて、エコパークは理念上、人工的な開発行為そのものは否定しない。ただ、登録当初から携わる専門家の一人は、JRは流量減少や環境保護、防災面で「地元への丁寧な説明を怠ってきた」と指摘する。流域市町の不安や懸念を払拭できていない現状、理由を社名をあげて報告書に盛り込む予定という と書いています。

9月30日(a) 第21回大鹿村リニア連絡協議会の記事。『中日』13面 "先進坑の掘削 7割完了 大鹿村連絡協で工事の進捗説明"。『南信州』1面 "10月から残土搬出本格化 大鹿村連絡協 県道5区間の改良、上旬に完了 関連事業の進捗 JRや県が報告"。

9月29日(d) 『中日』3面 "JR河川橋 総点検へ 国交省、豪雨対策で5000カ所"。

9月29日(c) 『信毎』2面 "大鹿の先進坑 年内にも貫通 小渋川・釜沢非常口間"、27面 "リニア残土活用 林道復旧へ 豊丘村 大雨で被災"。 ⇒ 関連ページ

9月29日(b) 『朝日』6面 "リニア開業見通せず 静岡工区 JRと県、対話停滞"。『朝日デジタル』 "リニア、いつ走る? 「延期」すら言えず、総事業費10兆円超に増加"。

9月29日(a) 『Searchina』28日 "日本がリニア新幹線にこだわる理由「成功するか、見てみようではないか」=中国"。理も利もないリニア計画について、日本が建設にこだわっている理由について、中国メディアの百家号が、なぜ日本はそれでも建設を進めるのだろうか。記事は、中国に続く「世界で2番目の高速鉄道王国になりたいからに違いない」と主張した。中国に対抗しているとの主張だ。別の理由は、リニア新幹線がもたらす「経済効果」に期待していることだ。かつての新幹線建設で日本は急速な経済成長を遂げたので、その再来を狙っていると分析した。 そうです。百家号の分析はいい線いってると思います。山本義隆さんが、『リニア中央新幹線をめぐって』で、明治以来の大国主義から抜け出せないでいるからと説明してます。日本は世界1番と思って頑張っても、今や世界で2番目という中国の見方は客観的にみて正しいと思います。常電導方式が勝っているという分析も正しい。2016年頃「ライバルは1964年」というキャッチフレーズが新聞などにのりました。昔は良かった、リニアも五輪も昔の夢をもう一度とただ浮かれているだけのように思いましたが、50年後には、なにバカやってたんでしょうかと、ふりかえられる時代なのかもしれません。

9月28日(c) 『朝日』20面 "列島をあるく ■衆院選挙を前に 課題の現場から 盛り土 見過ごされた危険性 「残土」の規制 条例に限界/知事会、法整備求める"。

9月28日(b) 『信毎』23面 "松本市教育文化センター 天体の衝突とは 最新の研究紹介 オンライン講演会"。国立天文台副台長・渡辺潤一さんが「天体衝突 小惑星が地球にぶつかる日」をテーマに講演。ほぼ同じようなテーマで飯田市美術博物館で講演されたことがありました。飯田市内で隕石クレーターが確認された頃だったと思います。

9月28日(a) 『赤旗』3面 "日本経済が化変える問題どうみる 金子勝 富士山のように裾野広く 「環境と雇用」両方追及を"。

9月27日(d) 『朝日』22面 "身近に潜む 土砂のリスク", 24面 " 頻発する土砂災害 どう備える"。

9月27日(c) 『信毎』2面 "静岡工区 次回中間報告 有識者会議 流量見解変えず"。

9月27日(b) 『静岡新聞』 "国交省会議のJR指導評価 難波副知事【大井川とリニア】"。

9月27日(a) 『静岡新聞』の最近の記事から:

9月26日(a) 天竜川橋梁関係の記事。『南信州』1面 "天竜川橋梁 本体工事10月1日に着工へ JR東海 県内建設予定の橋では初"。記事では県内では、天竜川、松川、小渋川の3つの橋梁を建設する予定と書いています。実際には県内で建設するのは、ほかに、阿島架道橋、南大島川橋梁、欠野沢川橋梁、土曽川橋梁(以上、工事申請書)と、壬生沢川橋梁があります。『信毎』の記事も同じなんですが、橋の高さについて、「川底に埋める基礎部分から約27メートル」としています。一般読者向けには河原から何メートルと書いた方が分かりやすいと思います。作業は非出水期の10月から翌年5月末に行う予定。しかし、今年5月21日に大雨がふった時工事現場は水をかぶっていました。そして、8月14日から15日にかけて、工事のために造成した中州状の岸(左岸側)は『南信州』の記事の写真位置から上流部分が流出してしまいました(8月14日8月15日8月16日)。飯伊森林組合の東隣に作業員宿舎ができ、加々須川出口付近で工事ヤードを造っています。

9月25日(e) 『中日』6面 "東海道新幹線 LINE スタンプ登場"。リニアのエルゼロ系絵柄で「むりむり」とか「残念」とかいうのはさすがにないか。⇒ 【公式】東海道新幹線スタンプ(JR東海)

9月25日(d) 『信毎』35面 "家屋被害1割 警戒区域外 8月大雨 各地の土砂災害"。共同通信の調査。8月の大雨でおきた災害のうち警戒区域の指定のない場所で起きたものが約1割あったそうです。『南信州』 "盛り土緊急点検危険箇所なし" は、阿部知事が県会で熱海の災害を受けて緊急調査した盛土について危険なのもはなかったと報告したという記事。調査は危険性のある場所を選択して行ったもので全部を調べたわけではないようです。1箇所亀裂がみつかったところがあったそうですが、法面が2か所で崩壊し始めている下條村の道の駅は調査しなかったのか、点検したけれど見落としたのか? 『中日』23日10面 "盛土1か所で一部亀裂 熱海土石流 県内緊急点検で明らかに" によれば大鹿村内のリニア残土の盛り土についても調べ、問題なかったことにしていますが、本当に大丈夫なのかと思います。

9月25日(c) 『信毎』1面 "天竜川橋りょう 来月1日着工 飯田・喬木 県内建設の橋で初"。22日の県内初の「本坑掘削開始」に続いてリニア工事で「初物」の記事。記事は最後の部分で、つまりまとめの部分で、静岡の大井川の問題についての協議が難航しているのに県内の工事は続いていると書いています。例えば、阿智村がやった「同時に天体観測を行った最多人数」のギネス記録に挑戦みたいな、「県内で初の」というのは、なんか意味のないような、そんな感じに受け取れますね。リニア建設は本質的には進んでいない。失敗する以上は多くの国民を巻き添えにと、また大きな環境破壊をと、JR東海さんは考えているのかも知れません。太平洋戦争の本土決戦みたいに。

9月25日(b) 『信毎』28面 "期待の道路なぜ? 地元困惑 松川町のリニア残土運搬通行上限 → 「ダンプ増やせぬ」県道整備が見合わせ 町と県 方針表明巡り擦れ違いも 意思疎通に「?」連携求める声"。七久保からの県道(上街道)のバイパスから信号のない交差点で広域農道につながっています。そこから県道バイパスと広域農道が並んで走っているという不思議。県道バイパスは松川の川岸で途切れている。記事によれば平成13年度からバイパス建設は中断している。地元住民にとって県道バイパスと広域農道の新たな接続道路が本当に必要なことか。リニアにひっかけて出てきた要望みたいに思えます。通過車両にとっては大差ないことだし、20年以上中断していて問題はなかったように思えるのですが。記事からは小渋線が良くなったのを見て話が出てきたというようにとれます。

9月25日(a) 『信毎』8面 "名古屋駅西側「雲」を表現"。名古屋市がリニア開業に合わせた名古屋駅西側広場のイメージを公表。「雲」を表現した屋根を分散配置。リニアが来ると名古屋経済が曇りになる?

9月23日(d) 22日、長野県議会で阿部知事は建設残土などの盛土を規制する条例の制定を検討すると述べる(『信毎』1面 "盛り土規制 県条例検討 知事 熱海土石流受け 県会開会"、2面 "盛り土全般 26都府県が規制 条例 県内では信濃町が独自に")。『信毎』1面によれば、長野県砂防課によると、森林法や砂防法などには盛土の造成を規制する内容があるものの、規模や場所などによっては対象外となり、個別の法律だけでは完全に対応できないのが現状だ。そこで、県が検討する条例では従来の法律の枠内で対応できなかった比較的小規模な盛り土造成などへの対処を想定し、罰則なども検討する というのですが、豊丘村本山の130万㎥という大規模なリニアの谷埋め盛り土は、「許可を得て」工事が始まっています。桜を見る会の問題などみれば、条例や法律だって行政当局やそのお友達は法律違反でもやってしまえる方法があるわけですから、今の状況で法律や条例さえできればと思うのはちょっとねと思います。現行の制度内でも地権者がダメといえば残土の盛土はできません。

9月23日(c) 『信毎』3面 "水利用への心配 「解消取り組む」 JR東海社長" 。22日JR東海金子社長は会見で18日の大井川流域市町の首長との意見交換について、「水利用に対する心配の解消に向けて強い要請を受けた。しっかり取り組まなければならない」と述べた。ルート変更か計画中止すれば「解消」できる。

9月23日(b) 『信毎』3面 "斜坑掘削で本坑の後期短縮 最難関では「先進坑」" は、トンネル工事やりかたについての解説記事。「斜坑」について説明しているのになぜ「斜」という文字を使うのか説明していません。トンネル掘削は上り勾配で掘るのが基本という点に『信毎』さんは気付いていないのかも。

9月23日(a) 21日の中川村のリニア対策委員会のニュースのつづき。『中日』11面 "県内初 本坑掘削始まる 伊那山地トンネル 名古屋方面へ" によれば中川村小和田の堤内地嵩上げについて、10月から試験工事を行う計画にトンネルズリを使うようなのですが、土量について、記事は、試験工事で搬出する掘削土と、搬入する埋め立て土の量は、計2780㎥ と書いています。大鹿から運ぶ残土の量がいくらになるか分かりますか? もし、運搬するダンプカーの台数がきになるとすれば、掘った時の体積の増加量が違うので、大鹿から搬入する土量と、現場から掘り起こす土量は別々にしなくてはと思います。『信毎』23日27面 "残土運搬 1日400台超に 来月から本格化 大鹿 中川" は、渡場の交差点を通過する残土運搬車の1日当たりの台数は8月に206台だったとしています。7、8月は高森町だけだったはずで、実際に走っていたダンプカーの台数は13~14台程度台数は1日最大で片道50~60台でした。「交差点を通過する車両」というのは往復でという意味のようですね。9月20日はダンプカーの台数は30台を少し超えるくらい、たぶん1日片道120台少しだっただろうと思います。

9月22日(c) 『朝日』13面 "多事奏論 高橋純子:政治の「現実路線」 「仕方ない」と屈しないために"。政治学者・丸山真男の「『現実』主義の陥穽」に「現実的たれということは、既成事実に屈服せよということにほかなりません」「現実はいつも、『仕方ない』過去なのです」 という言葉があるそうです。なるほど。つまり、当地域の自治体や長野県がリニアに対してとっている態度は「既成事実に屈服」している姿なんだと。静岡県との違いはそこですね。

9月22日(b) 『信毎』1面 "県内初 本坑掘削 大鹿・豊丘 伊那山地トンネル"(web版)。21日夜の中川村リニア対策員会で、JR東海は伊那山地トンネルの青木工区で9月3日から本坑の掘削を始めたこと、釜沢斜坑の掘削が完了し21日から小渋川方向に先進坑の掘削を始めたと説明。この記事で非常に意外と思ったことは、青木工区で本坑を名古屋方面に向かって掘削しているという点。記事の通りであれば、下り勾配で掘削を始めたことになります。伊那山地トンネルの青木工区というのはこんな感じです。斜坑と本坑の接続位置は坂島工区との境よりやや東寄りですが、青木工区の本坑部分は東に向かって上り勾配です。『信毎』の記事は「なぜ名古屋方面」なのかという点について説明不足のように思います。青木工区を東に向かって掘る場合まず最初は青木川(783.70m*)の下約30~40m(737.07m*)を横切ります。青木川斜坑は下り勾配(坑口の標高約775m、本坑接続部730~740m程度)です。出水を坂島斜坑方向に流すためなのでしょうか。であれば、工事方法が決まっていない小渋川橋梁と、青木川の間の蛇紋岩の出る青田山(せいだやま)の直下の工事はずっと先になるのですが。6月末に青木川の東の木の間沢でボーリングをしていたので意外です。『南信州(web版)』"長野県内初、伊那山地トンネル青木川工区の本線用トンネル掘削を開始" もなぜ名古屋方面なのかの説明はありません。小渋川斜坑と釜沢斜坑間の先進坑については1600mのうち7割を掘削したそうなので、1か月あたり約107mとこれまでにない急ピッチです。除山斜坑は1870mの約8割を掘削との報告があったようです(約62/月)。釜沢斜坑は8月25日に掘削が完了したので約53m/月。(* 路線縦断面図による)
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(「中央新幹線伊那山地トンネル新設(青木川工区)工事における環境保全について」(JR東海)の図2-1に加筆)/『信州 NEWS WEB』22日 "リニア中央新幹線の本線トンネル 県内でも着工"。『信毎』、『南信州』、『中日』は中川村のリニア対策員会の席上でJR東海が説明したと書いていますが、NHK は「JR東海によりますと」で済ませています。そして、掘削方向が名古屋方向ということは書いていない。中川での説明でJR東海にそういう意図があったかどうか分かりませんが、「県内でも本坑の掘削が始まった」とJR東海はそのことがいいたいんじゃないかと忖度して、NHKは要領よくまとめています。それでも、2018年8月の工程表からみても1年半遅れていると伝えています。

9月22日(a) 『静岡新聞』 "川勝知事「総裁選、物足りない」 リニア、争点化せず不満"。総裁選でリニアと大井川の問題が争点にあがっていないという批判。言われてみればそのとおり。

9月21日(c) 『静岡新聞』 "JR東海と流域市町の意見交換 国交相「前向きに評価」【大井川とリニア】"。赤羽国交大臣はJR東海に対して、県や地域住民に誠意を持って対応するよう指導する考えも明らかにした そうです。強盗に丁寧な言葉遣いで脅かすようにと指導しているようなものです。JR東海がこれからやろうとしている犯罪的な開発行為そのものについて何も言っていません。

9月21日(b) 『中日』13面 "リニアで変わる街の記憶(11)飯田市上郷・北条地区 工場移転 不安は尽きず"。自動車の整備工場をされている方で、リニアが来ることは良いと思っているが、自身の移転先がないという話。事業をされている方は住宅の移転と違ってなかなか難しいことがあるようです。JR東海も国交省も移転する人のことをちゃんと考え、彼らと相談したうえで、計画を立てるべきだったと思います。リニアで便利になる人も彼らも権利は同じなのですから。有無を言わせない公共事業。戦争と同じようなものだと言っている移転対象者もいます(記事の方とは別の方です)。

9月21日(a) 『南信州』2面 "力合わせてコースを復旧 座光寺MG場 愛好会が完成祝う"。リニアの天竜川橋梁から下流約500mに阿島橋があります。阿島橋のすぐ下流の右岸河川敷に座光寺マレットゴルフ場があります。今年の8月14日の大雨で天竜川が増水して浸水する被害を受けました。マレットゴルフの愛好者やボランティアの協力で復旧できたというニュース。記事によれば被災は2003年以来。昨年の7月豪雨では飯田下伊那の各地で被害が出ましたが、ここは被災しなかったようです。昨年と今年の違いは、上流約1㎞付近でリニア新幹線の天竜川橋梁の工事のために瀬替え工事が行われていたことでしょう。流れを右岸側へ変えるような工事が冬場から春にかけて行われました。瀬替えが原因かどうか確たることは分かりませんが、比較的近い上流で瀬替え工事があったことは事実です。

9月19日(c) 『赤旗』の読書欄に石橋克彦著『リニア新幹線と南海トラフ巨大地震』の書評。評者は橋山禮治郎さん。

9月19日(b) 『信毎』3面 "熱海土石流 被害拡大で注目 リニア残土 長期管理の道筋は 安全確保 住民強い懸念 「個人には重荷」「JRや自治体が責任を」 状況見える仕組み 必要" は、飯田下伊那の残土処分地の問題の特集記事。豊丘村本山(130万㎥)と飯田市龍江の清水沢川(40万㎥)を取り上げています。どちらも心配する住民から盛り土の危険性関連して行政などに対して要望書が出されています。記事によれば、JR東海は発生土量975万㎥の約3割の活用先が決まって、他に6割が協議中と言っています。つまり9割。これは去年の12月現在と同じ。工事完了、もわっとした見込みまでのすべてを合わせて72~77%程度だと思います。記事は盛土について誰が管理するにしても点検結果を公開しながら管理することを社会と約束すべきという桜美林大学・藤倉まなみ教授の指摘を紹介しています。でも、行く末のことを心配するよりは、置かない方が良いはずです。用地の所有者が地元の人たちであるなら、所有者が同意しなければ置けないのですから、所有者がOKしないということが一番手っ取り早いと思います。国策的なことだから協力しなくてはと考える必要はないと思います。だいたい国策とか準国策とかいわれるものでろくなものがあったためしがない。例えば満蒙開拓。リニアは、建設目的が曖昧、理も利もないし、技術的にいつまでたっても未完成。静岡の問題が万が一「解決」しても「ヘリウム」の問題が残っています。

9月19日(a) 18日、JR東海の金子社長と大井川流域の9市町の首長が意見交換会。金子社長は工事は流域自治体の理解が前提との考えを示す(『中日』22面 "リニア静岡工区 地元理解が前提 JR東海社長"、『信毎』3面 "工事再開「流域理解が前提」 静岡工区 JR社長 首長と意見交"(web版)、『信毎』18日web版 "理解得るまで工事進めないとJR東海社長"、『信毎』18日web版 "リニア工事は流域の理解が前提 JR東海社長、首長らと面会"、『静岡新聞』16日 "JR東海社長と流域10市町、初の意見交換 18日、静岡市内で【大井川とリニア】"、『静岡新聞』 "JR東海社長「流域懸念、想像以上」 市町首長と初の意見交換会 厳しい声相次ぐ【大井川とリニア】")。静岡で進展の見込みがないことは明らかで、話が進んでも結論が工事はできないかルート変更が必要という結果になる可能性が非常に高いと思います。JR東海の側が早々に静岡県内の通過をあきらめるのが一番の得策。飯田下伊那の沿線の市町村長も長野県知事も、地地域は進めるとJR東海が言ってるからという住民に対する説明では済まされないと思います。

9月17日(b) JR東海が10月の新幹線の運行本数を1日当たり22本減らすこと、9月末までの予定だった一時帰休を10月末まで延長すると発表(『中日』18日30面 "10月の新幹線減 一時帰休を延長 JR東海"、『信毎』8面 "来月の東海道新幹線、669本減便")。

9月17日(a) 大鹿村9月定例会で県道松川インター大鹿線(小渋線、59号線)を走るリニア残土運搬車両の土日全面運休を求める村観光協会が提出した請願は賛成多数で採択(『南信州』19日 "大鹿村議会9月定例会が閉会"、『信毎』18日33面 "大鹿村議会閉会")。

9月16日(b) 『信毎』23面 "南アジオパーク 認定継続へ協議 飯田市や伊那市などの協議会 事務局体制の強化など調整"。結局、ゼロ磁場とかパワースポットなんかに短絡的に傾きやすいのは、やはりなんかカン違いがあるんじゃないかと思います。それから、地域振興という点については、ジオパークは地域振興に結びつくような具体的なことが分からないかも知れません。しかし、役に立つかどうかは、地域振興というのはこういうものという公式や方式があって、それに照らして判断するわけです。役に立たないと思うものでも役に立つということもあるんじゃないですか。当地域の市町村長や自治体の議員さん、公務員には、考え方に、そういうゆとりがない人が多いと思います。たとえば、住民が地域の地質の特徴をよく知っておれば、安易にリニアに賛成などするわけないです。災害につながる開発に反対します。そういう意味において地域振興に役立つといえるんじゃないでしょうか。

9月16日(a) 『信毎』7面 "「品川地下鉄」ルート調査 来年度から 事業費試算800億円"。リニアの始発になる品川駅と東京メトロ南北線の白金高輪駅を結ぶ2.5キロを結ぶ新線計画。国交省は概算要求に調査費の補助を計上する。というニュース。

9月15日(a) 『信毎』8面 "首都圏から本社移転 急増 新型コロナ テレワーク普及背景 1~6月に186社 前年比46%増"。

9月14日(b) 『中日』"こう見る(論説委員・豊田雄二郎) リニア中央新幹線 「結論ありき」ではなく"。

9月14日(a) 『信毎』23面 "飯田の移転代替地「北条・丹保」 新たに16区画 購入者決定"。

9月13日(b) 『読売』 "川重と日立造船、トンネル「シールドマシン」事業を統合…国内勢は実質2社に"。

9月12日(a) 『信毎』33面 "残土例外 4政令市も 横浜・名古屋・京都・福岡 処分先 工事業者に委任"。公共工事の建設残土について、4つの政令指定都市が処分先の確保について工事の受注業者に委任できる例外規定を設けていることが国交省の調査でわかる。

9月11日(a) 『信毎』2面 "川沿い低地 税負担軽減へ 国交省 貯水の役割保全狙い"。天竜川沿いの低地の嵩上げにリニアの残土を使うというアイデアが中川村(60万立米)と松川町(70万立米)で出ています。流域治水の考え方に照らせば無理な部分もあると思います。

9月10日(d) 8日の高森町議会の一般質問で、5月と8月の大雨で避難指示が出されたとき避難所の利用者が数人だったことについて2人の町議が質問。答弁で壬生町長は、「危機意識が不足しているという指摘は、その通りだと思う」とし、「三六災害から60年が経過し、当地域が安全な場所だという誤解を招いている状況もあるのではないか」と強調。「危険箇所を事前にきちんと周知し、今後の対応を考えていきたい」と述べた(『南信州』2面 "アンケートで行動分析 高森町一般質問 5、8月の避難状況受け")。2人野長義さんも、町長さんもリニアは推進の立場だと思います。危機意識が不足しているのはたぶん町民ではなくて、危機一般について意識が欠如しているのは、これらの町議さんや町長さんの方だと思います。

9月10日(c) 大鹿村の9月定例会に大鹿村観光協会が県道59号線を使っての残土運搬について土曜日の運休をJR東海に働きかけるように村や議会に求める請願を提出(『信毎』23面 "大鹿で「観光客らからダンプカーに不安の声」 JRに土曜運休 要請求める請願 村観光協会 村会に提出")。/『南信州』11日2面 "請願 採択なら「村として要望」 大鹿村 残土運搬車の土曜日運行巡り"。

9月10日(b) 大鹿村の9月定例会初日の9日、熊谷村長はコロナのワクチン接種の報告の中で、村内の宿舎に滞在するリニア中央新幹線建設工事関係者約80人については、今月中に村内で接種してもらうよう事業主体と日程調整を行っていることを明らかにした(『南信州』1面 "2回目 対象者の7割異常が完了 大鹿村議会 ワクチン接種状況報告")。

9月10日(a) 9日、岐阜県御嵩町長がリニア残土の受け入れ容認を表明(『中日』1面 "御嵩町 残土処分場を容認 リニア JR東海と協議へ"、『信毎』7面 "国内短信 ▼リニア残土の処分場容認へ、岐阜・御嵩町長が表明")。渡辺公夫町長は、「産廃の話は『なぜ全国のものを御嵩で』と言ってきた。(今回)御嵩のものをどこかに持っていけと言うのは論理的に整合性がなくなり、一生懸命取り組んできたことすら否定しかねない」と述べた。「反対の声はあるが(町で受け入れるほかに)解決策がない。協議の中で、JRに求めるべきところは求めていく」と強調した。(『中日』)。「反対の声もあるが、ほかに解決策がない」として消極的な賛成だとも強調した。(『信毎』)。「御嵩のもの」と言っていますが、実はJR東海が出すゴミだと思います。出来るだけ近くで残土をポイ捨てしたいというJR東海の考えに沿うもの、JR東海の思うツボだと思います。残土の処分はJR東海が解決すべき問題で御嵩町が解決すべき問題じゃないです。渡辺町長の理屈が論理的とは言えません。町は町民の安全を第一に考えるべきです。

9月9日(a) 『静岡新聞』"流量予測、妥当性強調 JR、静岡県と認識に差【大井川とリニア】"

9月8日(a) 7日の下條村議会の9月定例会の一般質問で金田村長が火沢のリニア残土活用計画の状況について説明(『南信州』2面 "下條村 空き店舗をテレワーク拠点に 都市部の若手経営者ら向け")。7月末に開いた村の「リニア中央新幹線関連工事対策協議会」で、埋め立ての事業主体であるJR東海から、範囲や埋め立て後の形状、排水対策などをまとめた概略設計が示されたことを報告した。 範囲は約10ヘクタールで、うち平坦部が7ヘクタール。利用する残土の量は115万立方メートルという。 今後詳細設計が行われ、完了後に同協議会に示される計画だが、時期については未定。金田村長は「盛土造成地の安全が確保されることが何よりも重要。しっかり働き掛けを行っていく」と話した。

9月7日(b) 『南信州』2面 "阿智村 経済や農業の回復に注力 9月議会開会 2億5886万円余の補正予算案" によれば、阿智村の9月議会の村長(村側から)から、七久里の洞の埋め立てについて、以前に地権者の代表からリニアの残土を使う要望があり、昨年末、自治会にJR東海が調査に入って良いかを確認。同社から埋め立て可能の連絡があり、8月4日に地権者への説明会を開いた。今後は埋立地の活用について地元と協議を進めていく との報告があったそうです。地権者さんたちは何かの目的があって埋め立てを希望していると考えるのが普通ですが、そのアイデアが書かれていないです。報告がなかったのか知れません。今後は埋立地の活用について地元と協議を進めていく ということは、まずなんでも残土を引き受けようという考えがあって、それからということなのでしょうか…。

9月7日(a) 中央アルプストンネルの松川工区の斜坑口を見てきました。『南信州』の記事では化粧木が分からないと書きましたが、ありました。『南信州』の写真でも確認できます。仮囲いがあって坑口そのものは見えません。
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マレットゴルフ場の13番ホールのそばにあります。丸印が化粧木。大平街道の松川第4発電所の鉄管のところから見えるかと思いましたが、土砂ピットに隠れて見えませんでした。/『信毎』2面 "松川工区の掘削始まる 中アトンネル"、『南信州』1面 "中央ア松川工区 トンネルの掘削開始 斜坑着手、本坑は22年度見通し"。

9月6日(c) 『信毎』7面 "焦点・争点:新型コロナ禍の五輪閉幕 露呈した成長主義の行き詰まり"。五輪をめぐる、斎藤幸平氏、吉見俊哉氏、佐伯啓思氏の考察を紹介。私たちは「ひたすら成長を求め続けたり、競争を煽ったりする社会のあり方を抜本的に変え」ていかなければならない(斎藤=AERA dot. 8月8日 「東京五輪失敗の根本原因はコロナではない」 p3)、「これまでの経済成長のように、『成長』『発展』という直線的な未来をただ追及するだけでは、何ごとも行き詰まり、破綻していく」(吉見=Voice 2021年9月号「東京が打破すべき成長主義の呪縛」)、「人間の活動の合理的な拡張が文明の進歩と同義」とみる西洋近代主義がある…「主体が対象に働きかけて何かをつくる(操作できる)」という思想が横たわっている…明治以降の日本の近代化は西洋化そのもので「そうしなければ、日本は近代社会の中で生き残れなかった」する一方、日本人の「深層意識」には西洋とは違う「自然の内にある霊妙な力(エネルギー)に対して畏怖をおぼえ、また随順であろう」とする思想がある(佐伯=Voice 2021年9月号「「西洋近代」に未来は築けない」)。リニアについてもいえますね。

9月6日(b) 『南信州』(web版) "【飯田市】リニア中央アルプストンネル松川工区で掘削始まる"。『南信州』掲載のドローン撮影の写真を見ると、斜坑口の位置はマレットゴルフ場の13番ホール付近のようです。記事は6日から掘削が始まったと書いていますが、いつの撮影なのか掲載の写真では化粧木が見えません。伊那山地トンネルも坑口付近からの掘削が戸中斜坑口からの両方向に変更になったり。南アトンネルでは釜沢地区からの残土搬出のための先進坑の掘削計画が遅れるなど、全体的に予定通りには進んでいません。伊那谷の山の神はJR東海さんの想定より手強いぞ。

9月6日(a) 午後、下市田ガイドウェイヤード予定地を高森町議会が視察。また、「(株)土木管理総合試験所」が平板載荷試験。色違いの2種類の残土の、黒っぽいほうを「粘板岩」、白っぽいほうを「花崗岩」として試験していたようです。おそらく南アルプストンネルと伊那山地トンネルの両方の残土がきているのだろうと思います。それぞれ振動ローラーの転圧回数を変えた3カ所ほどを計っていました。
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9月5日(a) 最近の『静岡新聞』の記事から:

9月4日(a) 『南信州』2面 "リニア天竜川橋梁工事 県環境部 環境保全の意見募る"。⇒ 長野県 > "「中央新幹線天竜川橋りょうほか新設工事における環境保全について(天竜川橋りょう工事)」に対する環境保全の見地からの御意見をお寄せください"。こちらで紹介したJR東海の環境保全計画に対する意見の募集。瀬替えの効果の予測がちょっと違っています。可能性が高くなってきたリニアが中止になった場合について、橋脚だけがたっている状況が景観に与える影響について記載がないような気がします。

9月3日(a) 『NHK第一ラジオ』の昼のローカルニュースで長野県世論調査協会のリニアへの期待についてのアンケート結果を県民の7割がリニアに期待していないと伝えていました。菅さんが首相を近々辞めるといったからかどうか分かりませんが…。『信州 NEWS WEB』にもでています("リニア中央新幹線への期待度調査 7割近くが「期待しない」")。

9月2日(a) 共産党長野県議団が飯田下伊那のリニアの残土処分場の視察に同行させてもらいました。大鹿村では、釜沢地区の三正坊の仮置き場、鳶ヶ巣沢(アカナギ直下)の環境対策事業として行う残土盛り土の計画地、深ケ沢の残土置場を視察。深ケ沢では崩壊地の直下で工事が行われているようすに、県議からは驚きの声が出ていました。鳶ヶ巣沢では河川敷の樹木が切られたり、河川敷に重機が入って作業が行われていました。住民の方の説明ではまだ盛り土の計画については決定ではないとのことでした。昨年の7月豪雨で小渋川が荒れたのでその関係だろうと思います。午後は豊丘村の戸中・下沢と本山ジンガ洞の最終処分地を視察し住民の声を聞きました。その後、飯田市下久堅小林の残土置き場と龍江地区の清水沢の候補地を視察、龍江地区住民の声を聞きました。『赤旗』の記者が同行取材していたのでいずれ記事が掲載されると思います。たまたま青木川沿いの152号線で見かけたダンプカーを高森町下市田のガイドウェイヤード造成地でも見かけました。また高森町行きのステッカーを付けたダンプカーが小渋川斜坑口方面から小渋川左岸の迂回路を下るところも見ました。下市田のガイドウェイヤードへは小渋川斜坑口と青木川斜坑口の両方から出た残土が搬入されているようです。/『赤旗』9月5日 "リニア残土崩落の危険 党長野県議団 7カ所を調査"

9月1日(a) 朝5時台の『NHK第一ラジオ』の「今日は何の日」で、宮崎実験線でリニアモーターカーが初の有人走行に成功したのが1982年の9月2日といっていました。国鉄は最初逆Tの字型の軌道で実験をしていましたが、人が乗れる部分が少ないので現在のようなU型字型に1980年に変更。1982年9月2日に試験車両「MLU001」が初の有人走行に成功しました。数名が乗車したそうです。ドイツのトランスラピッド(常電導)は、その3年前の1979年に、ハンブルグで開かれた博覧会の会場に設置された路線でトランスラピッド05型で博覧会の開催期間に観客5万人を運んでいました。1987年のJR東海発足より5年も前に、浮上式鉄道の実用化に向けての日本とドイツの開発競争での勝敗は明らかになっていたというべきです。


☆ 各項目ごとに id がふってあります。日付(mmdd)の後ろのカッコ内が x であれば、id="dmmddx" となります。例: "8月18日(b)" は、id="d0818b" です。