出来事・ニュース:2024年04月

予定、4月28日 FoEジャパンの "緊急オンラインセミナー:リニア工事の遅れの真実"。4月28日(日)、14時~15時30分、オンライン会議システムzoomを使用、参加費なし、申し込み必要(申し込みページ)

予定、4月25日 東京高等裁判所でストップ・リニア!訴訟の第1回口頭弁論(午前11時開廷)。詳細はこちら

終了、4月21日 "『上郷飯沼の民俗』刊行報告会" 。上郷公民館、午後1時30分~4時。参考


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[ 画面クリックで署名ページへ ] 開始日 2024年4月18日。署名の発信者は、"「大井川の水を守る62万人運動」を推進する会 事務局"。


4月30日(b) 『静岡新聞』 "川勝流15年 功罪相半ば 文化庁長官、県教育長、知事選候補…当事者3人に聞く【静岡県知事選】"。

4月30日(a) 『静岡新聞』 "独自の言葉 魅力そして舌禍 「命の水を守る」「コシヒカリしかない」 川勝平太知事"。

4月29日(b) 『静岡新聞』 "民意の変化 JRとの信頼構築課題【静岡県知事選2024 リニアの行方㊦】"。

4月28日(a) 『日刊SPA』4月23日 "「2027年の開業を断念」遅々として進まないリニア問題。静岡県知事だけではない「責任の所在」"。

4月28日(c) 『静岡新聞』 "リニア開業に伴う沿線の振興 東海道新幹線どう活用?【静岡県知事選2024 リニアの行方㊥】"。

4月28日(b) 経産省が玄海町に調査実施の申し入れを検討している:『信毎』2面 "玄海町に核ごみ調査申し入れ検討"。

4月28日(a) 『南信州』1面 "JR東海 残土置場の準備工事着手 下條村の活用計画地で"。

4月27日(h) 『静岡新聞』 "静岡県知事、求められる「リニア解決」姿勢 川勝氏はルート変更固執、県内外の関係修復急務【連載 知事選2024 リニアの行方㊤】"。

4月27日(g) 『日経』13面 "貨物列車で水産物輸送 JR西子会社 物流24年問題に対応"。

4月27日(f) 『日経』13面 "京成、脱・鉄道偏重に難路 4期連続 損益改善見通し 今期 東京ディズニー株巡り圧力 売却でも投資乏しく"。

4月27日(e) 『南信州』9面 "豊丘村 雇用報告長期間受けず 農地転用例外規定の工場建設で"、『信毎』19面 "「第1種農地転用に不適切な事務処理」 豊丘村 村民の指摘で発覚"。

4月27日(d) 『日経』7面 "運転手の荷待ち削減 計画義務化、参院で可決"、『信毎』8面 "荷待ち削減義務 3000社超へ 物流2024年問題 改正法成立 安全対策強化 多重下請け是正も"。

4月27日(c) 『中日』18面 "毎時の複数停車 「継続的に要請」 県駅でJR東海に"、『信毎』2面 "「リニアの停車本数 他県と連携し要望」 知事、中間駅巡り意向"。

4月27日(b) 『中日』9面 "日本車両製造が台湾新幹線納入 「N700S」型、2026年から"、"輸送用機器が好調【日本車両製造】"。

4月27日(a) 『朝日』26日 "核のごみ調査請願 玄海町議会が採択 佐賀知事「立地責任論」を否定"、『赤旗』13面 "玄海 核ごみ請願採択 町議会 立地自治体で初"。

4月26日(k) 『静岡新聞』 "リニア県境調査 山梨知事「再開を」 JR東海に求める"。

4月26日(j) 『静岡新聞』 "辞職表明の川勝知事に熱海市長が苦言 住民説明会「来なかった」【熱海土石流】"。

4月26日(i) 『信毎』25面 "「安全を経営の真ん中に」 JR西 尼崎脱線事故19年 教訓継承課題"。

4月26日(h) 『信毎』7面 "核ごみ文献調査 請願採択 佐賀・玄海町会特別委 スピード決着 町長、大型連休以降判断へ 「国の適地評価と矛盾」疑問の声 将来採掘の可能性ある石炭埋蔵 町のほぼ全域「好ましくない地域」"。

4月26日(g) 『信毎』3面 "焦点:人口維持 自力では限界も 「消滅の可能性」指摘の県内自治体 「東京一極集中 国が是正を」"、"長野など42道府県 「過疎地に雇用を」 制度拡充へ協議会"。

4月26日(f) 『信毎』2面 "公共交通計画案 県が意見を募集"。

4月26日(e) 25日、ストップ・リニア!訴訟(工事認可取り消し訴訟)の控訴審の第1回口頭弁論が東京高等裁判所で行われる:『赤旗』12面 "トンネル工事 即中止を リニア訴訟 控訴審始まる"、『信毎』25面 "工事認可の取り消し 県内原告ら側が訴え 東京高裁で控訴審初弁論"。

4月26日(d) 『赤旗』10面 "運動12年 住民要望実る コミュニティーバス運行はじまる 東京・北区赤羽 '交通弱者救済' 思い共有"。

4月26日(c) 『赤旗』4面 "事業者に遂行能力なし 外環道訴訟 住民が指摘"。

4月26日(b) 『中日』9面 "新幹線のホーム 3D映像で再現 JR東海 訓練に活用"。

4月26日(a) 『中日』2面 "静岡知事選 共産・森氏出馬表明"、『赤旗』4面 "静岡 知事候補に森大介氏 党県委が擁立、リニア・原発ノー"。/『信毎』7面 "共産、静岡知事選に新人擁立発表"。

4月25日(h) 『静岡新聞』 "共産が森氏擁立へ 13年以来の独自候補【静岡県知事選】s"。

4月25日(g) 『静岡新聞』 "南アルプス保全・利活用へ 静岡市と10団体が連携宣言"。

4月25日(f) 『信毎』19面 "「要対策土」持ち込み反対署名 飯田下伊那の有志の団体が開始 "。/ 『赤旗』27日 "「要対策土」持ち込み反対 リニア 沿線住民の会 署名開始"。

4月25日(e) 『日経』2面 "迫真:快走/迷走 伸びる新幹線(4)「函館直通=160億円」の波紋"。関連で、『信毎』7面 "北海道新幹線の札幌延伸、30年度末断念へ"。

4月25日(d) 『赤旗』12面 "地球科学者から異議 核のごみ 文献調査応募しないで 佐賀・玄海町に要望書を送付 "。

4月25日(c) 『赤旗』11面 "賃上げ・人員確保めざす 私鉄「連帯する会」全国総会"。

4月25日(b) リニア建設の工事車両の通行量が増える阿智村の清内路小学校で小学生向けの交通安全教室が開かれる:『中日』14面 "阿智 リニア工事車両に近づかないで! 村とJR東海 清内路小で交通安全教室"、『南信州』9面 "清内路小 ダンプ特有の危険を学習 リニア工事の車両通行で JR東海と村が交通安全教室"、『信毎』19面 "ダンプの視角体験 清内路小で「教室」 阿智村とJR東海が開催"。/『朝日』26日17面 "ダンプ見たら 「手を上げてアピール」 阿智の小学校 リニア工事本格化前に安全教室 "。

4月25日(a) 『朝日』17面(長野県版) "消滅可能性 県内は26市町村 人口戦略会議 13町村はリスト外れる 若年女性減少率 飯山、全市でワースト 観光・リニアで脱却も"。「リニア中央新幹線沿線の大鹿村の担当者は『工事車両が通る道路が拡幅されて、高速道路へのアクセスもよくなった』と話す」というコメントがのってます。その程度のことで消滅可能性のリストから外れたんですか? 人口戦略会議の考えている「持続可能性」ってなんか変だと思いませんか?

4月24日(g) 『静岡新聞』 "【時評】川勝県政15年と本県茶業界 「協創」で次世代へ道開く(小泊重洋/地紅茶学会顧問)"。

4月24日(f) 『信毎』16面 "分村を阻止 阿南の先達 電気店経営小西さん 元村長佐々木さんの歩み一冊に 平和追及の姿 心に響き"。「元村長」というのは、戦中に国策だった満蒙開拓に抵抗した旧大下条村の佐々木忠綱村長。

4月24日(e) 『信毎』2面 "静岡知事選 リニア対応注目 立民・国民 鈴木氏 自民 大村氏 与野党対決 衆院選みらみ"。

4月24日(d) 『赤旗』11面 "リニアも万博もあかん 三重・四日市革新懇 辰巳氏迎え講演会"。

4月24日(c) 『赤旗』11面 "米坂線 復旧早く 新潟 JR・県へ住民署名提出 「『このままでは地域の灯』消える」"。

4月24日(b) 『中日』11面 "平面設置OK 太陽光パネル JR東海が実験"。

4月24日(a) 『朝日』1面 "土砂災害の36% 警戒区域外 建物・橋 考慮せず設定 21~22年分 本社分析"、2面 "想定外の流れ 襲った土砂"。

4月23日(j) 『静岡新聞』 "川勝氏再出馬求め市民団体 署名活動 静岡市【静岡県知事選】"。

4月23日(i) 『静岡新聞』 "新知事の資質「バランス感覚大事」 菊川市長が言及"。「大井川流域市としてリニア問題で望むことについては「水量と水質に何かあっては困る。何もないということを前提に動いてもらいたい」とした。s」

4月23日(h) 22日、長野県の阿部知事とJR東海の丹羽社長が長野市内で会談:『朝日』19面 "リニア県駅停車増を開業遅れ巡り 知事、JRに要望"、『中日』20面 "R、新たな工期提示へ 6月に大鹿、7月飯田 トップ会談 知事、1時間に複数本停車を 知事と社長 会談の要旨"、『日経』35面 "リニア開業時期、提示早く 長野知事 JR東海社長に要望"、『信毎』1面 "リニア27年断念後 初のトップ会談 JR東海側 回答せず 開業目標や停車本数 県要望 住民負担 具体的改善策を 県は主体的な姿勢必要"、"「完全公開」乏しい成果 リニア巡るトップ会談 「1時間に複数本停車を」地域振興へ布石 迫る県 かわしたJR東海 「県は人ごとのようだ」 飯伊の住民 "。/ 『信州 NEWS WEB』22日 "JR東海社長と会談 知事「リニア開業時期 早期に明確に」"、『SBC』22日 "「静岡工区が着工しないと開業時期見通せず」JR東海丹羽社長と阿部知事がリニア新幹線巡り初の公開トップ会談 長野県駅停車本数の申し入れに「開業時の経済情勢などで判断」"、『ABN』22日 "リニア新幹線でトップ会談 初の全面公開"。/ 阿部知事はJR東海に対して開業時期を明らかにしてほしいといい、丹羽社長は「現時点で新たな開業時期を見通すことができない」という。こういう会話がいま成り立つのは、この計画が最初からきちんとしたものじゃなかったからで、JR東海の社長や県知事が、そういうことが今まで分からなかったというのは不思議不思議。/ 『南信州』24日1面 "県とJR東海トップ会談 新たな工期示す方針 6月大鹿、7月飯田で説明会"。

4月23日(i) 『赤旗』10面 "長野・南木曽町 坂本氏トップ"。南木曽町議会議員選挙(投票率75.02%)で坂本満氏がトップ当選。坂本さんは「リニア計画に依存しない希望ある町づくりに向けて『自給・自立の街 格差のない町 ジェンダー平等の町』を掲げました。」。リニアは「時間をカネで買える人」が利用するもので、格差の象徴みたいなものともいえますね。

4月23日(h) 『日経』14面 "JR西、運賃体系見直しへ 民営化後初 大阪環状線は上げ"。

4月23日(g) 『日経』2面 "快走/迷走 伸びる新幹線(2)敦賀乗り換え、逆に不便"。

4月23日(f) 『信毎』23面 "しな鉄運行 影響なしと判断 土砂流出 鉄道災害調査隊が県内初調査"、『朝日』19面 "しな鉄に災害調査隊派遣 国機構 降雨被害状況を確認"。

4月23日(e) 『中日』11面 "小型くい打ち機の電動化 国内初成功 日本車両 CO2排出ゼロに"。

4月23日(d) 『中日』11面 "新幹線沿い高品質通信網 JR東海、社外に貸し出し"。

4月23日(c) 『朝日』7面 "自動物流道路 ルート選定を指示 首相、関係閣僚に 「2024年問題」・物流需要対応"。

4月23日(b) 『朝日』7面 "JR東のネット銀、来月開始 口座利用でポイント付与や運賃割引 "。

4月23日(a) 『Newsweek日本版』17日 "価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画って必要なの?"。「偉大で高額なものに引き付けられるのは、権力者のさがだ。田中角栄が新潟方面に新幹線を引いたことを誰もが知っているように、彼らは名を残したいのだ。…さて、日本のリニア計画はといえば、映画『フィールド・オブ・ドリームス』式の理屈に従っているようだ―― 「それを造れば、彼は来る』。…旅の時間をわずかに短縮するためのコストが飛躍的に増大しているこのご時世、「高速化の必要性」はどんどん低下している。」。つまり、(1)リニアは権力者の自己顕示欲のために始まった。(2)リニアができればきっとよいことがおきるというのは空証文。(3)電気通信の方がリニアより速く廉価。

4月22日(f) 『静岡新聞』 "大自在(4月22日)三遠"。

4月22日(e) 『赤旗』9面 "ライドシェア導入反対 待遇改善で運転手確保を 宮城交運共闘が宣伝"。

4月22日(d) 『赤旗』6面 "奴隷所有者の名前不適切 米ボルティモア 崩壊した橋 名称変更要求"。ボルティモアの貨物船が衝突して壊れた橋の名前はフランシス・スコット・キーという奴隷所有者の名前に由来。「全米有色人地位向上協会」などがメリーランド州から黒人で初めて連邦下院議員に選出されたバレン・ミッチェルの名前にするよう要請。ボルティモアは米の超電導リニア(超電導マグレブ、SC maglev)の駅が計画されている都市。この計画のアセスメントでは、路線が通過する地域の有色人種の人口割合だとか所得水準などを調査対象としています。アセスに対する自治体からの意見には、低所得層は工事で迷惑を受けるのに、利用者は富裕層に限られるという批判が出されています。岸田首相は最近、バイデン大統領と会談したのですが、失敗の可能性が高い、この米東北回廊の超電導リニア計画についてなにか話をしたのでしょうか?

4月22日(c) 『日経』2面 "快走/迷走 伸びる新幹線(1)福井発「夢の好循環」行き"

4月22日(b) 『信毎』2面 "南木曽町議10人決まる"。

4月21日(a) 熊本の川辺川ダム計画について地元の五木村が建設容認:『朝日』22面 "川辺川ダム 地元容認 熊本・五木村 計画から半世紀以上"、『信毎』2面 "熊本 川辺川ダム 容認を表明 水没地抱える五木村 住民になお賛否 構想から半世紀 20年豪雨災害で「推進」にかじ ダム防災には限界も 流域治水 ソフト対策は道半ば"。

4月21日(a) 『上郷飯沼の民俗』の刊行報告会が上郷公民館でありました。リニア駅が建設される予定地を含む飯沼地区ではかって機織りや染色業が盛んだったことや飯沼諏訪神社の獅子、御柱の話、無尽や野底山の利用の話などを、調査に当たった方たちがそれぞれ報告をしました。

4月20日(i) 『静岡新聞』 "野党系4者、鈴木康友氏推薦・支援へ団結確認【静岡県知事選】"。

4月20日(h) 『信毎』25面 "「1時間に複数数本」 県の停車要望方針 飯田市長「歓迎したい」"。

4月20日(g) 『信毎』25面 "戸草ダム計画「後退はせず」 国交省 天竜水系流域委で河川整備計画の変更原案提示 建設求める伊那谷の首長「方向性同じ」"。

4月20日(f) 19日、長野県の環境影響評価技術委員会がクララ沢の残土置場の環境保全計画について審議:『信毎』2面 "阿智のリニア残土置き場の環境保全を審議"。委員から、残土置場に周囲から土砂が流れ込む恐れがあると指摘にJR東海は堰堤などの設置を計画していると説明したようです。ここはもともと崩壊土砂流出危険地区に指定されていた場所。余計な残土を置くのではなく、適切な時期に対策を施していけばよいはず。残土盛土の安全に絶対はないので、置かない場合に比べ2重に手間をかけることになる。付近のこれまでの災害履歴について調査期間が2013~2022年と短すぎるという指摘も。本山の保安林指定解除手続きでは1961年の災害の記録を持ち出してたのに。

4月20日(e) 『日経』15面 "岩谷産業、ガス備蓄2倍 半導体需要増に対応 ヘリウム安定供給 整備"。

4月20日(d) 19日、南信州広域連合会議で、JR東海が駅の本体工事の着手が予定より遅れると説明:『中日』15面 "県駅本体工事着手に遅れ JR東海 契約済み工区の工期延長も"、『信毎』2面 "飯田の県駅工期 延長可能性示す JR東海「着手に遅れ」"。 / 『南信州』21日1面 "JR東海 県駅の工事にも遅れ 工程精査し工事説明会で提示へ"。

4月20日(c) 『朝日』23面 "国スポあり方見直し 知事「ゼロベースで」 宮城知事の廃止言及受け"。「国民大気大会」が「国民スポーツ大会」に名前を変えるとき、なにか抵抗がなかったのかなと思うのは、戦前を知っていた親が「国体」という言葉を嫌っていたからですが、このニュースは大会そのものを考えるということで、高森町の「かわまち」は国体のカヌー競技会場を目指すということがあったと思うのですが、そういう自治体の負担が重いのでやめたらどうかという意見が知事の間で出始めたのに高森町の感覚はちょっと古いんじゃないかと思います。

4月20日(b) 『中日』3面 "静岡知事選 与野党対決へ リニア「推進」2氏とも訴え"。

4月20日(a) 『静岡新聞』 "リニア、新野球場、原発…立候補表明の2氏、主な争点巡る違いは? 現時点で差異見えず、論戦に注目【静岡県知事選】"。

4月19日(f) 『日経』1面 "物流クライシス(下)弱点は人手不足以外にも 海路も鉄路も老い鮮明 "。

4月19日(e) 『中日』18面 "飯田 県駅周辺での2次交通 自動運転 課題を考える 識者ら講演"、『信毎』17面 "リニア県内駅からの2次交通手段 最新移動技術の情報共有 飯田で講演会"。

4月19日(d) 『中日』3面 "北陸新幹線大阪延伸 与党整備委員長に自民・西田氏就任"、『信毎』3面 "北陸新幹線の与党整備委員長に西田氏"。

4月19日(c) 『朝日』3面 "大・中型車も AT限定免許 警察庁方針 26・27年導入 運転手不足ふまえ"、『中日』33面 "大型・中型など AT免許導入へ 物流24年問題に対応"、『日経』5面 "免許要件緩和、物流で進む 大型車にAT限定、27年にも 鉄道は取得年齢18歳に下げ 担い手確保へ裾野拡大"。

4月19日(b) 『中日』2面 "与野党対決固まる 静岡知事選 自民、元副知事推薦へ"、『信毎』7面 "静岡知事選は与野党対決"。

4月19日(a) 『朝日』27面 "道路の盛り土崩壊 能登の教訓 新基準で防止可 古い部分の対策が急務"。

4月18日(n) 『静岡新聞』 "リニア工事、JR東海社長「静岡県との対話進んだ」 生態系影響前提の議論開始で"。

4月18日(m) 『静岡新聞』 "記者コラム「清流」 宿題投げ出した子?"。

4月18日(L) 『信毎』8面 "JR北海道が豪華観光列車"。

4月18日(k) 『日経』35面 "JR米坂線の復旧へ「見解一致」"。

4月18日(j) 『中日』14面 "飯田 自動運転バス 市街地に 実証実験 市長ら乗り心地確認"、『信毎』19面 "飯田の街 自動運転車両走行 市が実証実験 リニア駅結ぶ導入検討"。/ 『朝日』19日17面 "自動運転バス 街を走行 飯田市が実験 試乗会も"。/ 『南信州』2面 "中心市街地で自動走行 飯田市が「レベル2」実証実験"。

4月18日(i) 『中日』1面コラム「中日春秋」。「えらい奴が、立派なことを言うときは、気をつけた方がいい」。川勝知事の訓示についての報道でいえば、マスコミが「えらい奴」だったと思います。

4月18日(h) 『朝日』25面 "JR東海社長 コメントせず"。

4月18日(g) 『中日』24面 "快適さ グリーン車以上 JR東海 新幹線に個室導入へ"、『日経』17面 "東海道新幹線に完全個室 26年度に復活/1室2人まで"、『朝日』25面 "東海道新幹線 23年ぶりに個室復活 26年度登場へ"。復活とはいっても、東海道新幹線の利用客が減ってきているからこそできる個室。

4月18日(f) 『中日』14面 "「オサナブリ 今でも続けている家あった」 上郷飯沼の暮らし 後世へ 飯田市美術博物館など 5年かけ住民に聞き取り"。「リニア中央新幹線の開業を前に『どういった生活がこれまで営まれてきたか記録しておきたい』と、県駅建設予定地の上郷飯沼地区を選んだ」。研究者が記録として残しておきたい生活(文化)があったのか、なかったのか? あったとすれば、それを壊してリニアを受け入れることに意義があるのかないのか? 21日、午後1時半~4時に、上郷公民館で刊行報告会があるそうです。鉄道ファンが廃線が迫ったローカル線に殺到するのと似ていますね。

4月18日(e) 『南信州』2面 "適正な普及促進図る ラウンドアバウト協 会長に飯田市長新任"。

4月18日(d) 『中日』24面 "JR東海道線のり面崩落 近くの名鉄工事原因 業者謝罪"。

4月18日(c) 「住民の会」の要望書に対する、15日の飯田市の回答についての記事:『赤旗』12面 "要対策土持ち込み反対 リニア沿線住民の会 市と懇談 長野・飯田"。

4月18日(b) 17日、衆院選に出馬予定の福田氏が記者会見:『朝日』19面 "福田氏が5区から立候補へ 次期衆院選 立憲公認で"、『中日』12面 "衆院5区 福田さん 出馬正式表明 立民新人 「誰もが居場所ある社会に」"。「会見では『孤独に悩む人を減らし、誰にも居場所がある世の中をつくりたい』と立候補を決意した理由を語った。重点政策には、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道を生かした企業や大学の誘致と観光振興…」(『中日』)と語ったそうです。リニアは多くの住民の居場所をなくすことでできるんですが、それを生かした…って30歳の若者としては随分と考えかたが古臭いと思いますね。/『南信州』19日 "衆院選長野5区 新人福田氏が正式表明 「誰もが居場所ある世の中に」"。

4月18日(a) 『朝日』13面 "経済季評 坂井豊貴:社会常識とのズレが招くダメージ 変化に挑戦 地位ある人こそ"。坂井氏は「昔と比べるといまは、不見識な発言や、規範を逸脱する行為に対して、社会は厳しくなった。昔であれば川勝氏の発言は…いまほどは強い批判を浴びなかったのではないか…」と論じているんですが、川勝氏の発言が彼自身の職業差別意識に基づいて発露したものかどうかという点、そして、文脈の解釈として職業差別にあたるかどうかという点、これはマスコミが「差別とも受け取られかねない」と表現していることからも分かるんですが、実は明確にされていないのです。ところが、坂井氏は、その点を検討することもなく、あるいは検討したのかも知れないが、判断を誤っていると思うのですが、「川勝氏の発言は度を越して失礼だと思う」としています。結局、マスコミが発言の真意を確かめる以前に、川勝氏の問題とされる部分の文脈の断然について具体的に問う前に、差別発言ではないかどうだと詰め寄ったのですから、差別ではないと答えるしかない状況に追い込んだわけです。他にもっと凄まじいことばで確信犯として差別発言を繰り返す政治家に対するのとマスコミの攻撃とは明らかに違っていました。リニアに立ち向かったことが、川勝さんが今回マスコミにたたかれた本当の理由でしょう。「差別」についての容疑は極めて希薄だけれどマスコミが犯人に仕立てたわけです。その自覚が一抹あるんでしょう、マスコミは自己弁護の論考や投稿の掲載をしばらくは続けるでしょう。

4月17日(m) 『静岡新聞』 "【静岡県知事選】県議会ふじが鈴木氏、大村氏に聞き取り 候補選定作業を継続"。

4月17日(L) 『信毎』23面 "遮断機ない踏切 高崎市が全廃へ 女児死亡事故受け"。

4月17日(k) 『日経』19面 "ぷりずむ:無駄コンクリ、削減道半ば 年にマンション17棟分 都内で発生"。

4月17日(j) 『南信州』1面 "環境保全に対する意見募集 阿智村内発生土置場について"。

4月17日(i) 『南信州』1面 "県とJR東海がトップ会談 22日県庁で リニア整備の諸課題対応"。

4月17日(h) 『赤旗』13面 "テレビCM考査担当が危惧 健康被害 現実に 機能性表示食品 論文一つだけ・極端に少ない治験人数"。

4月17日(g) 『信毎』17面 "飯田市人口展望 見直し必要 総合計画審議会 開業延期で市長指摘"。

4月17日(f) 『信毎』25面 "金沢-福井間 72万人利用 北陸新幹線開業でアクセス向上"。

4月17日(e) 『中日』11面 "JR東海 「プラチナ」認定 育児中も車掌続ける 国内鉄道3社目 女性定着へ支援制度"。

4月17日(d) 『中日』12面 "遠のくリニア開業(4)今後の工事ペースは 骨材業者は緩和求める"。

4月17日(c) 玄海町の一部の住民が核ごみ処分地の文献調査の受け入れを求める請願を行ったことについて、佐賀県知事が新たな負担は受け入れないと述べる:『朝日』27面 "核ごみ「受け入れぬ」 佐賀知事、処分場選定巡り"、『中日』23面 "玄海で核ごみ調査求める請願書 佐賀知事 誘致に反対"。佐賀県知事は長崎新幹線についても、佐賀県に新幹線は必要ないと主張し、その結果、西九州新幹線は武雄温泉と長崎のあいだの約60キロのはなれ小島新幹線になりました。国策に歯向かう知事は静岡県の川勝知事だけじゃなかった…。

4月17日(b) 『朝日』12面 "声(投書欄):リニア新幹線 本当に必要なのか"。この投書は前の半分は、川勝知事の発言についての批判で「政治家の劣化ぶりは由々しき事態」とまでいっています。後半はリニアは必要なのかという意見。この投書を選んだのは『朝日』です。客観的に見ると、『朝日』も含めマスコミはリニアに立ち向かっている川勝知事を特に厳しくたたいたわけで、差別発言だったかどうかマスコミも確証がないままにやったマチガイであったという気持ちがあって、その言い訳を一読者に託している形になっていると思います。

4月17日(a) 『広島 NEWS WEB』12日 "広島高速5号線工事で審査会が費用負担の調停打ち切り"、『朝日デジタル』14日 "審査会調停打ち切り 二葉山トンネル工費めぐり 広島"。13.6mの大口径のシールドトンネル工事(広島高速5号線・二葉山トンネル)がトラブル続きで工事期間がたびたび延長されている問題で、発注した公社と建設業者のあいだで、工期延長で生じた追加費用の負担について、国の建設工事紛争審査会で調停が行われていたのですが、審査会が調停を3月で打ち切っていたことが判明したというニュース。有料記事ですが『日経クロステック』17日 "大林組JVとの費用負担巡る調停打ち切り、広島高速5号トンネル" の関連記事を辿ると事業の概要がわかると思います。⇒ 広島高速道路公社 > 広島高速5号線シールドトンネル工事に係る建設工事紛争審査会の調停打切りについて リニアの工事の状況を見ていると将来はこういう問題も起きてくるかも知れませんね

4月16日(c) 『中日』10面 "遠のくリニア開業(3)県内工事にも遅れ 「27年 無理だったのでは」"。除山非常口からの本坑の工事について、記事は全長約5キロあるので、順調にいって1日5m掘ったとしても2年半かかるので、まだ掘り始めていないので27年までの掘削完了は困難と予測しています。JR東海は以前から順調に行けば1カ月に100m掘れると説明しています。約5キロなら4年2カ月。しかしこれまでの長野工区の実績は1カ月40~60m程度なので、6年11カ月~10年5カ月はかかると思った方が良いでしょう。掘削完了は2031年~2034年頃まではかかる。なお、JR東海は「南アルプストンネル長野工区で26年11月の完了が『難しい状況にある』と説明。中央構造線の下を掘り進める工事のため『想定以上に崩れやすいため、慎重に工事を進めている』としている」と書いているんですが。中央構造線部分を掘っているのは伊那山地トンネルの青木川工区です。飯伊のある首長は「工事の遅れは明らかだった。静岡県の工期に関係なく27年開業は無理だっただろう。」と言っているそうです。静岡県は無理な工事ということを着工前に気が付いたともいえるわけで、静岡が文句を言い始めたころ沿線各地で本格的に工事は始まっていなかったはずですから、いまごろになって何言ってんだと言いたいです。なお、掲載されている写真に、座光寺地区の住宅団地の解体跡と天竜川橋梁の橋脚工事が写っています。この住宅地は約30年まえに飯田市が分譲したところで、飯田市が立ち退き交渉をしました。飯田市には市民の生活を守るという考えがないようです。

4月16日(b) 静岡県知事選に前浜松市長が出馬表明:『朝日』4面 "静岡知事選に前浜松市長出馬"、『中日』21面 "鈴木元浜松市長 知事選出馬表明"、『日経』4面 "静岡知事選出馬 鈴木氏が表明 前浜松市長"、『信毎』7面 "元浜松市長が出馬表明 静岡知事選2人目 与野党対応 焦点"。

4月16日(a) 『YBS』13日 "リニア掘削工事で発生した土の仮置き場から環境基準上回る重金属を検出 山梨"、『読売オンライン』14日 "リニア工事の土仮置き場、地下水から基準値上回る重金属「セレン」…JR東海が報告"。⇒ (山梨県環境・エネルギー部)リニア工事発生土仮置き場地下水からの重金属の検出及び県による追加調査について > "リニア工事発生土仮置き場地下水からの重金属の検出及び県による追加調査について "。この手のニュースに、「この程度の自然由来の重金属を含む土は結構あります。 適切に処理すればいいのです。」(某SNS)みたいな雑なコメントをする方がいるんですが、「自然界にも広く分布」しているとか「自然由来の」とかと同じで、掘らなきゃ出てこないじゃないかという話です。掘って出てきたらこれは人工のモノですね。掘って出てくるとまずいので基準だとかがあって、さらに、安心させるために、それはウソをつくという意味でもあるんですが、「自然界にも広く分布」しているとか「自然由来の」とかいうわけですが、掘らなきゃ出てこないのです。みんなやってるからルールは守らなくても良いという考えとも共通しますね。工業が発達する以前の自然環境は人間の生活する環境として適していたのに、工業化が進んだ今日、地中から掘り出すことで環境に余計に有害物質が出てくるのは心配と考えるべきで、どこにも結構あるから不必要な掘削はしないことが肝心です。リニアの必要性って、多くの人の健康を害するほどの価値が、もちろん少数だってまずいんですが、そういうことと引き換えにできるほどの価値があるかどうか考えたらよいと思いますね。

4月15日(c) 「リニアから自然と生活環境を守る沿線住民の会」が飯田市に対して2月25日に提出した要望書について、午前10時より飯田市から回答書が手渡され約2時間質疑応答が行われました。詳細は、「住民の会」が報告すると思います。続きを読む / 『信州 NEWS WEB』 "リニア新幹線 飯田市“トンネル残土の活用は住民の理解を”"。ニュースの最後の大坪勇さんのコメントは、「現実にリニアの工事が進んできているので、そういう中で、住民に、生活や環境が悪くなることは市としてやめてもらいたい。本当にそうしていってくれるかということはこれから見守っていかんと。もっと住民の納得を得るようにしてやらないといけないですよと、はっきり市長からもJR東海にいってもらわんと困る」。/ 『信毎』2面 "工事に「要対策土」使用 JR東海の計画 飯田市「丁寧な説明求める」 反対の住民有志 署名活動も"。/ 『南信州』17日 "要対策土「丁寧な説明必要」 飯田市が要望書に回答"。

4月15日(b) 『紙の爆弾』5月号(p28) 「"反川勝知事"報道 急増の不可思議 破綻寸前の「アベ友利権」 リニア中央新幹線計画」(横田一)

4月15日(a) 『デモクラシータイムス』 "【横田一の現場直撃 No.263】◆小池の厚顔 混沌15区 ◆リニアどうなる? 川勝後 ◆あと1年、メタン万博 20240415"。リニアについては37分19秒から約25分間。大井川源流部で毎秒2トン減水するというJR東海の推定の根拠のシミュレーションに使った透水係数が不適切で2けた違いの数値が出るという住民団体の会見があったこと、川勝知事の再出馬を求める署名活動が始まるという話、まだ詳細は分かりません。

4月14日(i) 『信毎』4面 "多思彩々:農業ほど知的な仕事はない 経済アナリスト・森永卓郎"。森永さんは、川勝氏の職業差別の発言は、川勝氏が農業をやったことがないからだといっていますが、農業用水の枯渇を心配して、沿線一都六県の知事の中でただ一人リニア計画に立ち向かってきたという事実を書いていないです。

4月14日(h) 『日経』26面科学欄:"科学むしばむ「不適切な研究」 解析でズル、機能性食品でも指摘"、"ヒッグス論文「わかりやすい」 明快さは武器かワナか 青木慎一"。

4月14日(g) 『日経』2面 "社説:知事辞任を機にリニアを前へ"。川勝氏は「職業差別とも取れる発言をしたことの責任を問われた。発言の中身は言語道断で弁護の余地はなく、辞職はやむを得ない。」(強調は引用者)という理屈が通るなら、「容疑は固まっていなかったが疑わしいので裁判にかけて死刑にしてもやむを得ない」というのと同じで、新聞社の社説とは思えないお粗末。マスコミの「やっちゃったこと」を弁護してるつもりなのでしょうが、全文読むと、馬鹿じゃないのという感じがしますね。これを読んでも、川勝氏はリニア計画に立ち向かったのでマスコミが潰しにかかったということは明らかです。『日経ビジネス』2018年8月20日号では、リニア計画について非常に厳しい指摘をしていたのにね(この記事が、いまだにネットに掲載されているというのもなにか不思議ですが…)。

4月14日(f) 『南信州』1面コラム「日言」:「丹羽俊介JR東海社長とのトップ会談で、阿部守一知事は『上下線とも1時間に複数本の停車』を要望するという…要求すべき適期だろうか…飯伊と県庁がかい離しているように見え、不安が広がる。会談は動画中継されるという。」

4月14日(e) 『南信州』1面 "飯田市 リニア開業の遅れ影響 総合計画の後期計画策定着手"。

4月14日(d) 『赤旗』1面 "精神障害者に運賃割引 JR・大手私鉄15社導入へ 「運動30年の成果」 障害者団体"。

4月14日(c) 『中日』28面 "走るミャクミャク 万博へ着々 北陸や東海道など、ラッピング"。

4月14日(b) 立憲民主の渡辺周氏が静岡県知事選の不出馬を表明:『中日』28面 "立民の渡辺周氏 不出馬意向表明 静岡県知事選"、『信毎』6面 "立民・渡辺氏、静岡知事選不出馬の意向表明"。

4月14日(a) 『中日』20面 "遠のくリニア開業(2)自宅と工房 すでに移転 「10年以上も先」募る疑問"。「染物職人中島久雄さん(71)は、リニア中央新幹線本線と関連工事のため自宅と工房を移転した。…あんなに切り詰めてまで新しい工場を造ったのに』。27年開業に合わせて移転させられたことに疑問を抱いている。」

4月13日(k) 『日経』5面 "温暖化ガス排出、22年度2.5%減 車・鉄道輸送は増加 EV普及 遅れ響く"。全体としては2.5%減っているけれど、鉄道、船舶、航空は約2割増、自家用車は7.2%増えたそうです。記事は、「経済回復で旅客需要が増えた」こと、EVの普及が遅れていることが原因でガソリン補助金が「遠因」としています。1970年代の石油ショックのとき、自動車については経済速度(一般道40キロ、高速80キロ)で走る呼びかけがあったと思います。最近は道路の速度制限が緩めになってきているんですが、自動車でも鉄道でも飛行機でも船舶でもスピードを落とすことも省エネ=温暖化ガス排出削減に通じるはずですが、それは書いていないです。それとモーダルシフトの遅れ。

4月13日(j) 『静岡新聞』 "リニア工事で影響懸念の南アルプス植生 難波静岡市長、移植・播種をJRに求めず"。

4月13日(i) 『静岡新聞』 "生物影響前提に「代償措置検討を」 リニア静岡県専門部会、南アルプス上流の変化予測手法提示"。

4月13日(h) 『静岡新聞』 "川勝知事の取り組み評価 環境保全継承を期待 市民8団体"。

4月13日(g) 『信毎』21面 "「パワースポット」へ新ルート 伊那・大鹿境の分杭峠"。「パワースポット」というのは分杭峠の「ゼロ磁場」の場所。ジオパークの認定の更新の時に伊那市が「パワースポット」として宣伝していることが問題になったことがありました。人は集まるかも知れないけれど、科学的に何らかの効果があることが証明されていないのに…。

4月13日(f) 『信毎』7面 "川辺川ダムの計画容認へ 熊本 水没予定地抱える五木村"。「川辺川ダム計画は1966年に始まった。村は96年に苦渋の決断で計画を受け入れたが、2008年に蒲島氏(県知事)が白紙撤回を表明。その後、球磨川流域で50人が犠牲となった20年7月の熊本豪雨の甚大な被害を受け、再始動した…」。

4月13日(e) 『信毎』7面 "川勝知事辞職しても議論前提「変わらず」 静岡県、トンネル掘削巡り"。

4月13日(d) 『信毎』2面 "トップ会談 全面公開 知事とJR東海社長 22日開催 県民の説明求める声に配慮か"。全面公開としていっても、説明を求めているのは主に南信の住民なのに、なぜ、飯田の合同庁舎でやらないのか。

4月13日(c) 『中日』14面 "遠のくリニア開業(1)まちづくり停滞 先見えず 描けぬビジョン"。リニアを見据えてという「まちづくり」は「リニア任せ」という批判が着工前からあったはず。

4月13日(b) 『中日』15面 "観光、リニア 将来に道を 町の現状と課題探る 南木曽町長選・町議選前に"。「住民の間には、JR側の説明不足に対する不満がくすぶる。町リニア対策協議会は1月、JR抜きの会議を開催し、協議会の進め方や工事計画の地元了解について議論。ある委員は『工事の安全や安心のため、住民サイドに立って疑問や要望をJR側に伝えるのが行政の仕事』と話した。」

4月13日(a) 『朝日』32面 "遮断機・警報機なし 「第4種踏切」進まない解消"。

4月12日(g) 『赤旗』4面 "外苑 球場・ラグビー場 現在地で再生できる"。

4月12日(f) 『南信州』は、静岡の問題を手際よくまとめています:1面 "「リニアの問題に道筋」 静岡 退職届提出の川勝知事 "、"冷静に受け止め 退職届で飯田市長"、"喬木村 リニア工期の見通し「年内に」 市瀬村長がJR東海に申し入れ"。一つ目の記事。川勝知事のコトバとして「(リニア)は日本の技術の最先端というかエキスが入っている。ただ、南アルプスと両立しないといけない。これは難しい課題」と紹介しています。2つ目の記事。佐藤飯田市長は「『川勝知事が辞めたということだけを持って(リニア建設が)大きく進むかどうかは分からない』と冷静に受け止めた」そうですが、飯田市はリニア駅周辺整備を進めていており、その飯田市の市長なんですから「分からない」では困るわけで、進めるなら進める努力をする姿勢を見せるべきで、人ごとのようなことをいっていてはまずいと思います。また、川勝知事の発言の意味が分かりにくかったといっていますが、主張は環境影響評価の内容が納得できないからという単純明快な点は一貫していたと思います。静岡県の対応で工事の着工が遅れたのは明らかですが、その原因はJR東海にありました。その点では、沿線の他の地域で工事が遅れている原因が、計画の無理無謀にある点もJR東海に責任があるんです。被害が出る前に止めたというのが静岡県で、被害が出始めてこれから気が付くのが他の県というだけの違いです。

4月12日(e) 『日経』1面コラム「春秋」。「『日米戦争はまさかないと思ふが」武者小路実篤が文藝春秋にそんな一文を寄せたのは、1924年のことだった。太平洋戦争の開戦から遡ること17年も前になる。…食料など国力差を考えたときに「悲観しなければ馬鹿である』と容赦ない」。十数年前にリニアが事業として成功しないという識者がいました。現在、工事計画の見直しも話題に上るようになって来ています。

4月12日(d) 『日経』7面 "米インフラ危機の本質 貿易や安保、包括的政策欠く ラナ・フォルーハー(グローバル・ビジネス・コラムニスト) "。

4月12日(c) 『日経』16面 "太陽光発電所 金属盗難3倍 銅高騰で23年最多、再エネに足かせ ウエストHD自衛急ぐ"。

4月12日(b) 『信毎』7面 "静岡県知事選の投開票は来月26日"。

4月12日(a) 『信毎』24面 "JR 精神障害者割引 来年4月から 大手私鉄も"。

4月11日(f) 川勝知事辞職届提出関連の『静岡新聞』記事:"掛川市長「辞意表明から辞職、短い方がいい」【川勝知事辞職届提出】"、"リニア環境問題「解決に道筋」 次期知事に「資料読み歴史勉強を」【川勝知事辞職届提出】"。

4月11日(e) 『信毎』20面 "しな鉄運休 困惑の朝 代替バスに長蛇の列/対応に追われる駅員"、24面 "しなの鉄道 線路脇陥没 小諸-滋野間 雨の影響か 始発から一時運転見合わせ"。

4月11日(d) 『信毎』1面 "県内駅停車 拡充要求へ トップ会談 県「1時間に複数」 地域振興に実現に「不可欠」"。/ 『中日』12日 "「1時間で上下線複数本」 停車本数 県、JR東海に要求方針"。/ 『静岡新聞』12日 "長野県「リニア停車 1時間に複数本を」 JRに要求へ"。

4月11日(c) 川勝静岡知事の辞職提出関連記事:川勝さんは失言で辞職したことになってますが、世の中に失言を繰り返す政治家は多いです。麻生太郎氏杉田水脈氏、失言じゃないけれど、黒岩神奈川県知事長崎山梨県知事なんかも、辞職しないです。なぜか、これらの方々はリニア計画に批判的でないです。川勝さんが辞職に追い込まれたのは、結局はリニア計画に水をさしたからだと思います。阿部案件にブレーキをかけたから、マスコミも脊髄反射でたたいたのだと思います。みっともない話です。プライドが高いことがいけないような書き方の記事もありますが、プライドは重要で、プライドがないことが美徳の日本だからこそ、この間抜けなシステムを幹線に導入しようというトンデモプロジェクトを実行に移すことができたのだろうと思いますね。

4月11日(b) リニア駅高架部の橋脚に要対策土を使う方針ついて住民の反応:『信毎』25面 "要対策土「なぜ住宅街に」 基準値超の重金属含有 飯田の工事で使用計画 工事現場周辺や搬入ルートの松川町住民 JR東海に説明求める声"、『赤旗』10面 "クローズアップ:長野リニア工事 住民置き去りJR東海に怒 残土処分・住民立ち退き"。

4月11日(a) 『赤旗』2面 "運転者に適正運賃を 衆院国交委 物流関連法で高橋氏 "、"物流関連2法案可決 共産党が修正案提出、否決"。

4月10日() 『静岡新聞』 "辞職届提出の川勝知事 4月10日 定例会見【SBSnews6 収録映像】"。

4月10日() 『静岡新聞』 "社説(4月10日)知事選前倒し 県の将来像を競い合え"。

4月10日() 『静岡新聞』 "静岡県知事の辞職「歓迎」 リニア山梨県駅設置予定の甲府市長"。

4月10日() 『静岡新聞』 "リニアトンネル工事の環境対策 薬液注入「効果得られない前提で」 静岡市長がJRに予測要求 「最悪の想定を」とも"。

4月10日(g) 『日経』13面 "JR東がデジタル金融"、『信毎』8面 "JR東がネット銀行参入"。

4月10日(f) 『信毎』2面 "ローカル線分岐点:「地域と真摯に議論したい」 JR東・喜瀬新社長 利用低迷路線の在り方"。

4月10日(e) 『日経』5面 "「水素列車」地方路線に 国交省 安全ルール、一本化へ"。

4月10日(d) 『南信州』1面 "みすず高速バス リニア駅二次交通も視野 長野-飯田間 運行維持に県が予算"。

4月10日(c) 『赤旗』4面 "運転者の待遇改善を 高橋議員質問 参考人訴え"。

4月10日(b) 『中日』23面 "JA静岡中央会が川勝知事に抗議文 きょう辞職願提出へ"。

4月10日(a) 国交省も認める「終わりのみえない」リニア計画:『Youtube』(日本共産党東京都委員会) "2024.4.10|#リニア中央新幹線 工事の遅れと都内の工事状況について国交省レク"。全線の工事の進み具合について国交省は、シールドトンネル以外は公表されていないので把握できていないと説明しています。ウソをこくな。沿線自治体のリニア工事についての連絡協議をする委員会とか工事対策委員会でJR東海は、あるいは工事業者は地域の回覧文書などで、進ちょくを報告しています。

4月9日(m) 『鈴岡新聞』 "愛知知事「大変残念」 川勝氏辞職理由にリニア開業延期"。

4月9日(L) 『東洋経済オンライン』 "「失言しても許される」"暴言首長"の命運分ける差 なぜ泉元市長は許され、川勝知事はダメなのか"。川勝氏の資質についてネチネチと「比較対象」を挙げてあげつらっています。もう辞めると言って辞表も出したんだから、いつまでもくどくどやるなよと言いたいですね。結局、リニアに「実質的」に反対していたから、マスコミはたたきからかして来たわけで、辞職に追い込むほどのことでないのに、スクラムを組んで攻撃しちゃったことに一抹の後ろめたさがあるんでしょうね。神奈川県の黒岩知事はリニア推進の立場で、こういうことがあっても知事を続けられる。山梨県の長崎知事はリニア推進の立場で、こういうことがあっても知事を続けている。川勝さんは辞職する必要なんかなかったと思いますね。

4月9日(k) ちょっと意外な:『産経』 "川勝平太・静岡知事の辞職でもリニアは動かず 追い詰めた「サービス精神」 職員「温厚な人」"。「比較の手法があだ」というけれど、持ち上げられた地域の人たちが、ただちに「けしからん」と思わないのも現状じゃないかと思いますね。リニアに立ち向かう奴の発言だからと、マスコミが強調して報道してきたからという面もあるかも知れません。

4月9日(j) 『信毎』8面 "主力の宅急便も ヤマト置き配へ 6月から 荷物全体の8割に拡大"、"ファミマ・ローソン 共同配送"、"日本版ライドシェア 始動 まず東京・京都 不安払拭課題 軽井沢 今月下旬目指す"。

4月9日(i) 『日経』43面 "遮断機ない踏切 安全どう確保 群馬で9歳女児亡くなる 手動バー設置の動き 一時停止促す"。

4月9日(h) 『日経』27面 "オフィス、通勤の便で明暗 1路線だけ 空室率7.2%に上昇 2路線以上利用可 需要回復続く"。

4月9日(g) 『日経』5面 "「特殊車両」の走行時間拡大 国交省試行"。大型トレーラーなど特殊車両の通行できる時間を前後ともに夜間の午後8時から午前7時に広げ輸送効率を高める。って運転手の勤務時間は延びるんですが?

4月9日(f) 『南信州』7面 "中心市街地のエリア拡大 グリーンインフラエリアビジョン改定"。

4月9日(e) 『南信州』1面コラム「日言」。事実は、JR東海の無理無謀な計画について、環境問題できちんと説明するよう求めただけで、JR東海が説得力のある説明ができないので(できるわけがないのだけれど)、静岡県として着工を認めなかっただけのことなのですが、川勝知事は「リニア関連の本を執筆する予定で原稿をまとめており、工事を遅らせた経過を誇らしげに語った」とコラム氏。訓示の問題の部分については、あいかわらず「差別とも受け取れる発言」とか「…と聞こえる主張」と、主張というなら訓示の要旨のはずなんですが、本当に差別発言だったのかどうかという点についてははっきりしないままこういうコラムを書いているわけです。無実かどうかわからない容疑者を犯人扱いする新聞の習性でしょうか。「静岡県は農業も工業も優秀な県であるのに、そのような発言が飛び出ることが意外だ」と書いている通り、川勝氏が踏ん張ったのは農業用水や工業用水の枯渇を防ぐためだったわけで、別に差別発言じゃなかったのではないかと、最後の部分を執筆するまで、思い至らなかったのは残念ですね。

4月9日(d) 『中日』22面 "愛知でリニア調査掘進 2工区でJR東海が開始"、『信毎』3面 "大深度地下工事 愛知で掘進開始 北品川工区でも再開"。

4月9日(c) 『朝日』26面 "川勝知事 あす辞職願提出へ 静岡 議会・県民の声受け前倒し"、『中日』1面 "川勝知事あすにも辞職願 静岡知事選 来月26日投開票か"、『赤旗』2面 "静岡県知事あすにも辞職"、『信毎』3面 "川勝知事 あすにも辞職願 静岡知事選 元副知事出馬へ"。

4月9日(b) 『朝日』11面 "耕論:岐路に立つローカル線 /人口減少 想定以上だった 井手正敬さん 元JR西日本会長/地方では外と出合う手段 酒井治子さん 只見線地域コーディネーター/交通弱者のための福祉に 高嶋修一さん 青山学院大学教授"。「地方路線には、通学や通院のための利用や、少ないながらも交通弱者の人たちの需要がある。そうした人のモビリティーをどう確保するか、というのは国として考えるべき問題です。交通弱者のモビリティーのために整備すべきだと判断すれば、国が福祉政策として思い切ってやるべきです…ヨーロッパで地域交通を福祉政策として割り切っているところは、総じてバリアフリーも進んでいる … 道路にかける国費が年間2兆円なのに対して、鉄道は1千億に過ぎません」(高嶋教授)。関連で『赤旗』14面 "各地で廃線するコミュニティーバス 交通は人権 取り組み訪ね"。

4月9日(a) 『東京新聞』 "リニア開業延期でも「高輪再開発に影響なし」 ゲートウェイシティ開業は2025年春のまま JR東日本社長"。東京は人口が多いので再開発なんかやっても、リニアなんかの効果はオマケ程度のはず。田舎のリニアの駅周辺でリニアだけに期待して開発しようとする考えはちょっとはずれていると思います。

4月8日(f) 『信毎』5面 "社説:リニア工期延長 情報共有のあり方再考を"。どちらかというと、情報共有などJR東海への要望がおもなもので、飯田市長の「リニアに寄りかかりすぎない、地に足の着いたまちづくりに取り組んでいきたい」ということばを取り上げているんですが、この期に及んで、ようやくこれをいっている事実は、飯田市の無責任を象徴していると思います。この社説には、リニアを見据えるだけでやって来た飯田市の責任を問う姿勢がありません。『土の声』では、取材申し込みに対する前飯田市長のみっともない対応を紹介していたのにね。

4月8日(e) 『信毎』2面 "静岡知事後任対応、自民・茂木氏が県連と協議"。

4月8日(d) 『日経』17面 "京急・京成、車いす利用客らの乗降支援を電子化"。

4月8日(c) 坂下非常口、名城非常口で初期掘進を再開と開始:『CBCテレビ』 "リニア中央新幹線 住宅街の下を掘り進める調査を開始 掘削機“シールドマシン”で 地上への影響を確認"、『東京新聞』 "リニア中央新幹線 品川で「大深度」トンネルの掘進を再開 地上に影響がないか調査"。

4月8日(b) 『日刊スポーツ』 "苫米地英人氏、リニア建設に持論「新幹線の4倍の電力、原発再稼働が前提」など問題点を複数指摘"。⇒ "リニア新幹線と原発は無関係"

4月8日(a) 『デモクラシータイムス』2024年4月8日 "【横田一の現場直撃 No.262】◆乙武出馬小池自民アシスト ◆川勝辞任 リニアどうなる ◆メタン万博 無責任自見 20240408"。リニアについては 34分 付近から。

4月7日(d) 『南信州』1面コラム「日言」が「飯伊でもJRが南ア長野工区が遅れる可能性を示唆した他、5年の掘削を想定する萩の平工区が本体工事に着手できていないなど遅延が浮き彫りになりつつある」と書いています。これは、ほとんどの全国紙が指摘していないことだけれど、工事の進ちょくをきちんと把握しているのはさすが地元紙の強味。「広く沿線を巻き込む国家的プロジェクトである。静岡だけに遅れの責任を押し付ける空気はいかがなものか」と結んでいます。「『27年開業を前提に土地を提供し、移転をした人も多くいる。心情を察するに余りあるものがある』(飯田市長)」とも書いています。そもそも、そういう人たちの心情を察することができるなら、このあやふやなリニア計画に対して飯田市が協力を惜しまない姿勢はなかったはずだと思います。

4月7日(c) 『赤旗』4面 "始まった再構築協議会 どうする 赤字ローカル線(中)減便が利用者減に拍車"。

4月7日(b) 高崎市内の上信電鉄の踏切で小学生が列車にはねられ死亡:『朝日』26面 "踏切 9歳はねられ死亡 群馬・高崎 遮断機・警報機なし"、『中日』27面 "遮断機ない踏切で小4はねられ死亡 群馬"。

4月7日(a) 能登半島地震で被災した「のと鉄道」が全線で運行再開:『信毎』29面 "のと鉄道「復興の道しるべに」 全線で運行再開"、『日経』27面 "のと鉄道再開、住民ら励み 3カ月ぶり全区間で 新学期 間に合う"、『赤旗』11面 "のと鉄道 全区間再開 能登中島-穴水駅間 『希望の象徴』"、『中日』26面 "のと鉄道 復興の道行く 3カ月ぶり全線再開 「未来への希望の象徴となる」"、『朝日』27面 "待ってたよ いってらっしゃい のと鉄道 全線再開"。

4月6日(n) 『J-CAST』 "静岡以外にも課題山積のリニア中央新幹線 辞意表明でも「川勝知事はJR東海に勝った」と言える理由"。

4月6日(m) 『静岡新聞』 "緊急連載【衝撃 知事辞意表明㊦】リニア「投げ出し」 部分開業、最後まで固執"。

4月6日(L) 『静岡新聞』 "川勝知事辞意、国交相「コメント控える」 リニアは「JRの対策見守る」"。

4月6日(k) 『静岡新聞』 "リニア議論方向性「変わる可能性も」 藤枝市長"。

4月6日(j) 『信毎』13面 "コンパス 古山明男:仕事を愛せる人を育てる やりたいことの支援から"。

4月6日(i) 『信毎』26面 "線路付近で陥没、篠ノ井線で8本運休"。坂北駅付近でレール脇に陥没。

4月6日(h) 『信毎』2面 "ライドシェア導入 自治体で判断要望 阿部知事が国交省会議で"。

4月6日(g) 『日経』7面 "センコー、運転手に100人 特定技能外国人、物流などに拡大 待遇など働きやすさ課題"。

4月6日(f) 『日経』5面 "リニア巡り「対話促す」 国交相、JR東海・静岡県"、『信毎』2面 "国交相「JRと自治体の対話促す」"。

4月6日(e) 『日経』1面「春秋」が山下惣一さんをひっぱりだして、川勝氏の訓示を避難。もういいだろうに、リニアに立てつくから思わずやったことに、よっぽど後ろめたさがあるんだろうと思いますね。

4月6日(d) 『南信州』5面 "「魅力すでに十分ある」 マーミヨさん インバウンド拡大へ勉強会"。

4月6日(c) 『赤旗』13面 "社会リポート:行き詰まるリニア建設 1都6県 大幅遅延 静岡工区は30項目「未解決」"。

4月6日(b) 『赤旗』4面 "始まった再構築協議会 どうする 赤字ローカル線(上)"。

4月6日(a) 5日夕方、川勝知事が訓示で問題とされた部分を削除、撤回すると発言:『朝日』28面 "川勝知事、問題発言を撤回 「職業差別は誤解」改めて強調"、『中日』30面 "川勝知事が発言撤回 静岡・職員訓示 職業差別批判受け"、『信毎』7面 "川勝知事が発言撤回 静岡 職業差別との批判受け"。

4月5日(o) 『東京新聞』 "こちら特報部:「リニア」の遅れは静岡だけのせい? ほかの工区でも後ずれする工事、未解決の問題を考えた"。

4月5日(n) 『SBC』 "リニア新幹線「座光寺高架橋」の完成は当初の開業予定より4年遅れ2031年に「工事の遅れは住民負担の増大に」地元からは落胆や説明不足を指摘する声"。

4月5日(m) 『日刊スポーツ』 "川勝知事が反対したリニアの行く末を推測「先見の明があったという話になるかも」池田清彦教授"。「決めたことを変更しないで、何がなんでもやり遂げるというのはアホの極みで、日本人の宿痾(しゅくあ)」。実はちゃんと決めたことでもないのに。

4月5日(L) 『静岡新聞』 "緊急連載【衝撃 知事辞意表明㊥】分断と残る課題 行き詰まった「川勝流」"。

4月5日(k) 『静岡新聞』 "リニア完工、静岡工区以外も2027年以降 JR東海初めて認める 山梨県駅完成は31年"。

4月5日(j) 『信毎』24面 "子どもの頭部に磁気治療「危険」 児童青年精神医学会が批判声明"、『中日』27面 "子どもの頭部 磁気刺激治療 「非倫理的で危険性伴う」医学会声明"。リニアは治療のためでもないのに乗客の体全体を強力な磁気にさらすので、そのための対策をしているんですが、それが、通常の鉄道の列車と違って、乗客にも経営側にも、大きなデメリットになるはずです。

4月5日(i) 『信毎』7面 "川勝知事の早期辞職、静岡県会自公会派が申し入れ"。

4月5日(h) 『信毎』2面 "負担27年以降も 地元憤り 工期延長発表 「元々無理では」住民懸念 飯田市長「JRは理解得る努力を」"。

4月5日(g) 『日経』10面 "ボルネオ島に鉄道計画浮上 総工費10兆円、最高時速350キロ"(web版)。インドネシア、マレーシア、ブルネイを結ぶ全長1620kmの路線。最高速度は350キロ、総工費約10兆円。実現できるかどうかは不明。/

4月5日(f) 3月29日元NHKアナウンサーだった鈴木健二さんが死去:『NHK NEWS WEB』3日 "NHK元アナウンサー 鈴木健二さん死去 95歳"。てっきりリニアの京谷好泰さんと同い年だと思っていましたが、京谷さんのほうが3つ年上。というのは、平成の最初の年に鈴木健二さんの番組に京谷さんが出演したことがあったからです。最近飯田市役所のリニア推進部にいったら、カウンターにこの番組でスタジオに展示されていた「MLU00X1」(モックアップのみ製作された)の模型がありました。1989年当時、京谷さんは「もう、あと10年以内にできると思います。」といっています。つまり2000年開業。それが、2025年になって、2027年になって、ついに2034年以降になったのがいま。で、『日経』1面コラム「春秋」が鈴木健二さんの『気くばりのすすめ』を紹介し、「民主主義の最大の敵は、自分の主張ばかりで相手の意見を聞かないことだ。仕事をうまく回す人間関係は、秀でた才能やエリート意識からは生まれない。そんな訴えも印象に残る。入庁初日から『頭脳、知性の高い方たち』と持ち上げられた静岡県の新人職員の皆さんは、ボスの訓示と読み比べてみるのもいいかもしれぬ」と書いています。「自分の主張ばかりで相手の意見を聞かない」JR東海に対して唯一食い下がっているのが、川勝氏が知事の静岡県なんですが…。

4月5日(e) 『中日』13面 "飯田市長 駅前広場 開業前に一部共用へ 「静岡知事、不安定要因だった」"、『南信州』1面 "飯田市長 「不安定要素がクリア」 静岡知事の辞意に言及"

4月5日(d) 『朝日』24面 "静岡知事発言に批判2000件超 県庁にメール・電話相次ぐ"。

4月5日(c) 座光寺の高架部分と山梨県内の工区で工事の完了が2031年になるとJR東海が飯田市内で公表:『朝日』17面 "リニアの高架橋 31年完成目標に JR東海 飯田に新設"、『中日』3面 "リニア山梨県駅 工期31年までに 初の27年超え契約"、『信毎』1面 "座光寺高架橋 31年完成 JR東海 県内初「27年以降」に"。/ 『南信州』6日1面 "座光寺高架橋完成は2031年 JR東海 静岡の遅れ考慮、初の27年超え工期"。

4月5日(b) 『朝日』10面 "社説:川勝知事の発言 他者の知性 敬ってこそ"。新聞人は、現実としては人間には能力に差があることが分かっていないんでしょうか?「『頭脳、知性が高い』職員と対比して別の職業を挙げれば、その職には優れた知性が必要ないといっているのに等しく、侮辱である」って。問題の部分、二つの別の文章が二つ唐突につながっていることが理解できずにこういう批判を展開できるだろうか。訓示全体を要約した場合この部分は残るのか、どう書くのか。侮辱すべき農業や酪農やそのほかの産業のためになんで水資源のことで頑張るのだろうか?と思ないのか、記者さんたちは。いったん振り上げた拳を下げるのはむずかしい。唯一、リニアにモノ申す知事だからたたいてやれというのが根っこにあって、なにか失言をしないかと鵜の目鷹の目で取材しているのがマスコミ。2度目の会見で、「確認ですが…」と質問する記者がかなりいました。一回聞いてすんなり理解できないのは、バカなのか、先入観をもって取材しているから不注意になっているかだと思います。2つの会見を通して、戦術でちょっとヘマこいたかも知れないけれど、戦略では川勝知事の勝。本当に辞職するだろうかとも思いますね、辞職しなくても、いいぬける余地のある会見でしたからね。

4月5日(a) JR東海が静岡支社で記者会見:『静岡新聞』 "リニア完成、静岡工区以外も2027年以降 JR東海初めて認める 山梨県駅完成は31年"。JR東海は3カ所の工事の発注に通しを公表(そのうち2つ):(ア)山梨県駅 約6年8カ月(24年度工事契約・25年度着手・完了31年中)(イ)座光寺地区の高架橋(天竜川橋梁西側から駅東端) 約5年10か月(24年度工事契約・25年度着手・完了31年中)。以前長野県担当部長だった沢田尚夫常務は、川勝知事が静岡工区の工事期間について「13年」といったことについて「基本10年という話をしている。誤解している」とのべ静岡県に指摘。続きを読む

4月4日(p) 『静岡新聞』 "緊急連載【衝撃 知事辞意表明㊤】「ポスト川勝」レース 与野党駆け引き激化"。

4月4日(o) 『静岡新聞』 "リニア延期が理由、6月静岡県議会開会日に辞職 川勝知事、中沢議長らに説明"。

4月4日(n) 『静岡新聞』 "知事辞職表明、リニアへの影響「極めて大きい」 難波静岡市長、自身の知事選出馬は否定"。

4月4日(m) 『静岡新聞』 "リニア中止あり得ず 後継打診の立民・渡辺氏"。

4月4日(L) 『日経』15面 "「ライドシェア」 8日にスタート 日本交通など、都内で"。

4月4日(k) 『信毎』2面 "県内5カ所 小水力発電検討 県企業局 事業化 可能性見極めへ"。

4月4日(j) 『日経』12面 "中国中車、純利益0.5%増 前期、国外売上に伸び"。

4月4日(i) 『日経』2面 "リニア「迷走の6年」転機 反対派の静岡・川勝知事が辞意 工事進展、市場は期待 JR東海 早期開業なお遠く"、"川勝氏「リニア、大きな区切り」"。

4月4日(h) 『赤旗』4面 "サグラダファミリア 完成には1万人立ち退きも 対象住民 最終工事の中止要求 スペイン"。リニアより早く2026年に完成するかと思われたガウディのサグラダファミリア教会の完成時期が?に。

4月4日(g) JR東海がクララ沢の環境保全計画を発表:『中日』12面 "クララ沢の残土置場 JR 環境保全計画公表"、『信毎』21面 "阿智の残土置場「クララ沢」 早ければ7月にも着工 JR東海 環境保全計画公表"。/『南信州』5日2面 "JR東海 25年度初頭に盛り土工 「クララ沢」環境保全計画公表"。

4月4日(f) 『中日』9面 "名鉄タクシーにパート運転手 人手不足解消へ時給制導入"、12面 "24年問題 早速生活に影響 バス減便 タクシー24時間営業撤退 運転手不足に加え 国の残業規制"、13面 "飯田に物流事業拠点 綿半グループ 自社運用でコスト削減"。

4月4日(e) 肥薩線の復旧について:『朝日』25面 "豪雨災害の肥薩線 鉄道で復旧へ 赤字路線 熊本県利用策をJR側受入れ 八代-人吉 33年度目標 収支厳しい先例「地元は覚悟を」"、『日経』15面 "肥薩線八代-人吉の復旧で合意"、『信毎』7面 "熊本の肥薩線 鉄路で復旧へ 八代-人吉 JR九州 慎重姿勢一変"。/ 『赤旗』5日12面 "肥薩線 鉄路復旧へ JR九州・熊本県・国が合意"。

4月4日(d) 川勝知事辞意表明への反応:『朝日』19面 "リニア開業「前進を」 知事・飯田市長 静岡知事辞意で"、『中日』24面 "リニア延期「仕事一段落」 川勝知事、辞意の理由語る 「みっともない」 県民ら落胆"。

4月4日(c) 3日、川勝知事が改めて会見をし辞職の理由を説明:『赤旗』4面 "川勝・静岡知事 「心からおわび」 職業差別発言巡り"。

4月4日(b) 川勝知事辞職についての社説:『中日』5面 "社説:川勝知事が辞意 舌禍が招いた結末だ"、『信毎』5面 "社説:静岡知事辞任へ リニアの課題は解決せず"。

4月4日(a) 『朝日』1面 "天声人語" が山本五十六を引きあいに川勝知事の発言を批判しています。「山本五十六は、こんな言葉を残している『やって見せ、誉めてやらねば、人は動かじ』。…心にとめたい訓示だろう。…、こちらの訓示は、心なしとしか言いようがない。静岡県の川勝平太知事である。…農業や畜産業に携わる人の知性が低いかのような発言は、やはり看過できない。…山本五十六は『中才ハ肩書ニよって現ハれ、大才ハ肩書を邪魔ニし、小才ハ肩書を汚す』とも書き残した。…(川勝氏は)大中小、どれにあたるのだろう。」。山本五十六は実際にアメリカに戦争を仕掛けてに国民を散々な目に合わせた張本人。非戦の考えを通すなら連合艦隊司令長官を辞める選択肢もあったのにしなかった。最後はアメリカ軍によって暗殺されました。明治生まれの山本五十六は大した人物であったが、さて川勝さんは? というのはどうなんでしょうか? 記者たちの嫌がらせのスクラムを肯定するつもりなんでしょうね。

3月4日(L) 『京都新聞』 "社説:リニア開業延期 不安の声軽んじたツケ"。

4月3日(k) 『静岡新聞』 "辞職表明の川勝知事 4月3日 臨時会見全編【SBSnews6 収録映像】"。

4月3日(j) 『静岡新聞』 "社説(4月3日)川勝知事突然辞意 無責任のそしり免れず"。

4月3日(i) 『静岡新聞』 "突然の表明に政界混乱 県議会「緊急事態」「停滞招く」【川勝知事辞職表明】"。

4月3日(h) 『静岡新聞』 "リニア開業遅れ「非常に残念」 国交相、早期開業へ「対話促す」"。

4月3日(g) 『静岡新聞』 "【識者評論】静岡県内の新しい分断招く/白鳥浩法政大大学院教授(現代政治分析)【川勝知事辞職表明】"。

4月3日(f) 『信毎』19面 "筑北村、廃線敷を本格活用へ 4キロ区間のうち8月までにまず1キロ整備 レンガ造りのトンネル歩く催し計画"。

4月3日(e) 『信毎』18面 "青木村、上田駅結ぶバス運行 千曲バスの減便受け 平日夜に 1往復 高校生らの帰宅の足を確保"。

4月3日(d) 『赤旗』4面 "根室本線市部廃線に抗議 宣伝に若者も呼応"。

4月3日(c) 2日、東北新幹線が一時運転見合わせ:『信毎』23面 "東北新幹線、一時運転見合わせ"、『朝日』24面 "保守車両油漏れ 上下76本が運休 東北・秋田・山形新幹線"、『中日』25面 "東北の3新幹線が一時運転見合わせ 工事車両故障で"。

4月3日(b) 『信毎』17面 "「県内駅」核に まちづくり案 信大院生2人 飯田で研究発表 リニア27年開業断念「ビジョン共有する好機」"。1日にのせた信大院生による駅周辺整備の計画。27年開業の断念、10年の遅延で「まちづくりのビジョンを地域の皆さんと共有する時間の余裕ができた。むしろ好機と考える」といっています。

4月3日(a) 静岡県の新規採用職員に対する1日の訓示内容に差別的な表現あるとマスコミにたたかれた川勝知事が2日の記者団の取材に対して辞意を表明:『信毎』1面 "川勝静岡知事が辞意 職業差別発言と批判殺到"、2面 "静岡知事辞意 リニア影響も 課題山積 局面転換見通せず"、7面 "川勝・静岡知事の訓示要旨"、『中日』1面 "川勝知事「6月に辞職」 静岡 職業差別発言で批判 職員に「野菜売るのと違う」"、27面 "突然辞意 リニアの行方は 川勝知事 会見10分で打ち切り 静岡工区前進へ期待の声 「次の知事選次第」警戒も 発言 何度も波紋 「コシヒカリ」「文化水準」"、"「早く整備を その一心」 愛知・大村知事"、『朝日』1面 "川勝・静岡知事が辞意 「職業差別発言」に抗議・苦情"、25面 "川勝氏「問題発言」何度も 批判に「誤解もはなはだしい」 リニア着工に影響も"、『赤旗』2面 "川勝知事が辞意 静岡"、『日経』1面 "静岡・川勝知事が辞意 入庁式で不適切発言 リニアに反対"、2面 "リニア計画に影響も 静岡・川勝知事 JR東海や国と溝"。/ 『南信州』4日1面 "静岡知事が辞意表明 リニア開業時期に影響も"、1面コラム「日言」:「リニア駅開業を見据えた地域づくりもリスケジュールが必要になるかもしれない。さらなる人口減少や担い手不足が予想される10年先まで、リニア開業効果に頼らずに地域の活力をどう維持していくのか難しいところだ」。

4月2日(j) 『テレビ静岡』 "【全文】物議醸す川勝知事の新入職員への訓示 特定の職業引き合いに「みなさんは頭脳・知性の高い方」静岡"。川勝さんの訓示はけっこうダラダラとやってるわけで、部分ごとに「タイトル」なんかはつけていないはずなのに「全文」というのに各所に小見出しが付けてあります。問題の部分には「川勝知事の潜在意識?職業差別を露見」とタイトルがつけてあるので職業差別をいっているように見えるわけです。もっともないのはマスコミです。

4月2日(i) 『静岡新聞』 "指揮統制連携 論点に 首相 日米首脳会談へ見通し"。「JR東海が2027年開業を断念したリニア中央新幹線品川-名古屋間の整備に関し『一日も早い開業に向け、関係自治体やJR東海と連携しながらしっかり取り組む』と語った。」

4月2日(h) 『信毎』18面 "長野市の市街地循環バス「ぐるりん号」減便 高齢者や観光客 嘆く声 便数 一気に半分以下に 「移動手段、これしかないのに」"。

4月2日(g) 『日経』13面 "R北、運賃8%上げ方針 来年4月 最終黒字15億円へ中計"。「中計」は中期計画の意味。

4月2日(f) 『南信州』2面 "工事の状況分かりやすく JR東海 リニア番組の再生回数100万回突破"。Youtube の 「リニア中央新幹線チャンネル」の再生回数が100万回になったというニュース。最新の動画は、"「教えて!リニアのリアル ~祝!第10弾 初公開㊙施設など貴重映像盛りだくさんSP~」(2024年3月25日~3月31日 飯田ケーブルテレビ放送)"。これを見て夢を膨らませても、リニア計画は、実際には現実はかなり厳しい状況です。

4月2日(e) 『南信州』1面 "2024年問題 地域の公共交通守る バス タクシー ドライバーらの残業規制開始"。記事の最後に、高速バスの「飯田バス停」(商工会館前)が廃止になったことが出てます。1967年に信南交通の本社が銀座から移転した時からだそうですが、その前の銀座の本社前はうっすらと覚えがあるくらいですね。本社前の停留所はほとんど使った覚えがないので。

4月2日(d) 1日、飯田市の年度初め式で佐藤市長は「住民同士のつながりの再生」を強調:『南信州』1面 "飯田市 「つながりの再生」強調 年度始め式で佐藤市長訓示"。リニア用地、駅周辺整備、アクセス道路で「住民同士のつながり」を断ち切ったうえで、「開業が早くても2034年以降の見通しとなったリニア中央新幹線に触れ『企業誘致や移住促進などへの影響は避けられない』と指摘。リニアに寄りかかり過ぎない地に足の着いたまちづくりを進める意向で、ムトスを合言葉に『市民の誰もが主役となれるまち、暮らし豊かなまちををデザインしていくという理念に沿って取り組む』とした…新規職員に向けては『市民を幸せにするというミッションをかみしめていただきたい』と呼び掛けた」。リニアに批判的な立場からはこういったこともいえるけれど、これまでリニアを引っ張り込むことを推進してきた立場にある方が何の反省の言葉もなしに言える言葉でしょうか。市長の言葉にムカッとした人もいるんじゃないかと思います。関連で、『信毎』17面 "まちづくり計画 軌道修正も 飯田市長「リニアに寄りかかりすぎず」 27年開業断念で沿線の市町村"。高森町と喬木村は「2026年度末まで」ガイドウェイヤードの利用を想定と記事は書いていますが、JR東海は高森については8年使用するといっていたはずで、去年の8月の操業開始からなら2031年までのはず。ともかく明り区間とトンネル区間が完成してガイドウェイの設置が終わるまでは土地はあかないはず。

4月2日(c) 『中日』1面 "中日春秋:旧満州で鉄道経営に携わった十河信二は昭和30年、71歳で国鉄総裁に就き、東海道新幹線建設に道筋をつけた…"。「(リニア)の27年開業は困難と察してはいたが、10年以上先と聞くとずいぶん先だなと感じる…十河なら何とか知恵を出せるだろうかと考えてしまう」。東海道新幹線は当時でも約150年の歴史をもつ鉄道技術によるものだったけれど、リニアはぜんぜんちがう方式で鉄道の幹線と同じものを建設しようとするもので、全く条件が違う。それを無視して、「十河なら」といういうことは、リニアの技術的な問題やトンネル掘削の問題など具体的な内容をみずに、政治的な議論だけで考えているように思える。

4月2日(d) 『朝日』20面 "コンクリート製造 進むか「脱炭素」 セメント1トンつくり CO21トン近く排出? 難しい対策"。

4月2日(c) 1日の長野県の阿部知事の記者会見での発言と山梨県知事の発言:『朝日』17面 "リニア延期「十分な説明を」 知事、JR東海に求める考え"、『中日』2面 "静岡リニア不利益 「国補填の制度を」 開業遅れで山梨知事"、10面 "開業時期 具体的説明を 27年断念 知事、JRに求める方針"、『日経』35面 "長野知事、リニア遅れで影響懸念"、『信毎』2面 "県内工事遅れ 説明要求へ 知事がJR東海に 今月下旬トップ会談 地元への説明「信頼維持に必要」"。

4月2日(b) 『朝日』12面 "社説:ローカル線協議 合意めざし熟議尽くせ"。

4月2日(a) 『朝日』1面 "長距離輸送 苦渋の撤退も 運転手の残業時間規制始まる 2024年問題 物流滞る恐れ"、2面 "時事刻刻:運送業界 体質改善半ば 元請け優位 運賃言い値・「荷待ち」長引く拘束 …"。

4月1日(f) 『信毎』20面 "機能性表示 揺らぐ信頼 安全性「事業者任せ」"。安全性について国が検討せずに建設工事を認可した超電導リニアも「安全性はJR東海任せ」。裁判所も目をつぶっている。長距離の定期便をやめた、神奈川県内のある運送会社の幹部は「『短距離に切り替えるなど、上限を超えない仕事を選ぶしかない』と漏らす」。

4月1日(e) 『日経』34面 "風紋:山口市、米紙「行くべき」3番手に 「普段着」の魅力、旅人誘う"。『ニューヨーク・タイムズ』が1月に「2024年に行くべき52カ所」という記事で「何もない県庁所在地」山口市が3番目にあがっていたことについて、記事は「普段着の暮らしのなかにある温泉や歴史的景観、アート……。市民の穏やかな日常こそが、ツーリズムの隠れたお宝だ。おカネをかけずに官民がその魅力を発信すればいい。」と書いている。

4月1日(d) 3月31日信大がエスバードで開講している「ランドスケープ兎・プランニング共同研究講座」の参加者による研究発表が「丘の上結いスクエア」で行われる:『中日』8面 "県駅整備 飯田の街の未来は? 開業後見据え 信大院生2人が研究成果披露"。リニア駅周辺の整備の構想。

4月1日(c) 3月31日に根室線の富良野-新得間(約82㎞)が運行を終了:『朝日』25面 "名作の舞台 117年の歴史に幕"、『中日』23面 "「北の国から」鉄道 さよなら 根室線の一部 117年の歴史に幕"、『赤旗』10面 "JR根室線の一部廃止 富良野-新潟間 117年の歴史に幕 北海道"。

4月1日(b) 『朝日』1面 "天声人語"。スペインはマドリードのサグラダ・ファミリア教会がリニアの開業より早い2026年に完成する見通しになったようです。「完成はまだずっと先だと勝手に思い込んでいた筆者には、ちょっと驚きだった。大好きなドラマが急に最終回を迎えるようだといったら編だろうか。何か残念な気持ちも胸をついた。」。リニアが30年後か50年後に完成した時に『朝日』があるかどうかわかりませんが、リニアについて同じようなことを書くのかな? サグラダ・ファミリア教会との違いは、出来上がった時にはじめて、最初から大失敗と分かっているべき事業だったと気付くことぐらいかな?

4月1日(a) 「開業断念」に対する長野県知事のコメント:『信州 NEWS WEB』 "リニア 2027年開業断念 阿部知事「十分な説明が必要」"、『産経』 "リニアの開業遅れ、長野県知事「十分な説明が必要」「静岡県だけの問題ではない」"。『産経』は、阿部知事は「長野県内の工区でも予定通りの工事が難しくなりつつあるという説明が地元へなされているとし…」というのは、南アルプストンネル長野工区の工事や、そのすぐ西に続く伊那山地トンネル・青木川工区の工事を、2026年11月と9月までに完了する目標としていたものを、JR東海が3月21日の大鹿村リニア連絡協議会で目標達成が無理なことを認めたことをいっていると思います。目標の達成が無理(「ハードルが高いのでは?」)ではないかということは12月の連絡協議会で委員から指摘がありました。関連では南アルプストンネルと伊那山地トンネルを直接つなぐ小渋川橋梁は工事期間が7年とされるのにまだ設計中で発注もできていない状況。風越山トンネルの掘削は2025年度からとされるけれど、工期は5年~8年はかかる見込み。なお、金子社長と川勝知事が面談をした2020年の6月には、南アルプストンネル・長野工区の工事が2027年の開業に間に合わないことは明らかでした。