出来事・ニュース:2025年9月

10月16日しめきり: 長野県 > 「中央新幹線南アルプストンネル新設(長野工区)工事(南アルプストンネル(長野)・小渋川橋りょう・小渋川変電所敷地造成)」に対する環境保全の見地からの御意見をお寄せください (9月17日)長野県(環境部)プレスリリース 令和7年(2025年)9月17日

終了、9月30日 大鹿村リニア連絡協議会、村交流センターで19時から。

終了、9月19日まで JR東海が8月4日に公表した「中央新幹線風越山トンネル新設(上郷工区)工事における環境保全について」について、長野県が環境保全の見地からの意見を募集しています。締め切りが9月19日。 ⇒ 長野県 > 中央新幹線風越山トンネル新設(上郷工区)工事に対する環境保全の見地からの御意見をお寄せください

終了、9月18日 令和7年度第2回長野県環境影響評価技術委員会。審議内容は、リニア関連では、「中央新幹線南アルプストンネル新設(長野工区)工事における環境保全について (南アルプストンネル(長野)・小渋川橋りょう・小渋川変電所敷地造成)」。⇒ 長野県 > 令和7年度第2回長野県環境影響評価技術委員会を9月18日(木曜日)に開催します(9月11日)


9月30日(g) 「gooブログ」が11月18日にサービスを終了。リニアと直接関係はないですが「gooブログ」にはリニア問題を扱ったブログもあります。:『朝日』9月7日7面 "消えゆくブログサイト アクセス数 1/3 に 運営撤退相次ぐ 闘病記や被災体験… 「消えるのは惜しい」 保存議論は進まず"。

9月30日(f) 『信毎』2面 "「ユネスコエコパーク」、 南アルプスの登録更新"。

9月30日(e) 『日経』35面 "トキ鉄・しなの鉄道、相互乗り入れ 「雪月花」初の軽井沢発"。

9月30日(d) 『日経』16面 "JR西、北陸全線開通に壁 「小浜・京都」見通せず株価一人負け 整備費5兆円に異論 "。

9月30日(c) 『中日』24面 "新幹線停車を自動化 JR東海 来秋に国内初導入"、『信毎』8面 "東海道新幹線、駅ホーム停止を26年秋から自動化"。

9月30日(b) 『中日』1面 "リニア 背もたれ固定式 座面 新幹線より軟らか"、24面 "リニア新型車両乗車会初開催へ 11月6日、7日山梨で"。

9月30日(a) FBの「リニアを考えようコミュニティ」に「日本政策投資銀行によるレポート」が紹介されていました。⇒ 日本政策投資銀行(DBJ) > リニア中央新幹線の開通と名駅再開発が名古屋エリア及び東海圏に与える影響の展望 -人流データによる不動産市場分析を中心とした考察 -リニア中央新幹線の開通と名駅再開発が名古屋エリア及び東海圏に与える影響の展望 ― 人流データによる不動産市場分析を中心とした考察 ―

9月29日(a) 『中日』8面 "建設中のリニア橋脚 間近で見学 喬木の天竜川工区ヤード 初公開"。/ 『南信州』30日3面 "リニア工事身近に感じて JR東海 さわやかウォークで工事現場を公開"。

9月28日(a) 『南信州』1面 "上流側は年度末にも着工 下條村の残土置き場 協議会で進捗状況報告"。

9月27日(b) 『信毎』8面 "線路上空を活用 複合ビル 博多「空中都市」計画中止"。

9月27日(a) 26日、阿部知事がJR東海の丹羽社長と面会:『中日』12面 "阿部知事、JR東海社長と面会 「開業時期 明らかにして」"、『南信州』1面 "阿部知事 県駅への機能移転 検討求める JR東海 丹羽社長とトップ会談"、『日経』35面 "リニア早期開業要請 長野知事、JR東海に"、『信毎』3面 "新たな開業時期示されず 阿部知事・JR東海社長 会談 地域振興関与 踏み込み乏しく"。

9月26日(b) 25日、都内であったJR東海の定例会見で丹羽社長は本山へは豊丘村外からの要対策土は搬入しないと述べる:『信毎』2面 "豊丘の要対策土埋め立て JR「村外から搬入計画ない」"。細かいことですが、「本山の残土置場は、トンネル工事で出た残土約130立法メートルの埋め立てを計画しており、要対策土のために1万5千立方メートルの容量を確保している」という部分、「確保する」の方がベターじゃないかと思います。記事は搬入時期について、「関係者と相談中で、トンネル工事の進捗も踏まえて決めることになるので現時点で未定」と書いています。環境保全計画の修正がまだ公表されていないので県環境影評価技術委員会の審議もまだです。結局、犯罪行為に近い水源地に要対策土を処分するということの重大さに、JR東海はビビッているんじゃないかと思います。

9月26日(a) 『南信州』11面 "関係人口増に向けた政策を 飯田市山本 市長と語るまちづくり懇談会"。「雇用創出に期待し、市民からは飯田山本IC南に造成予定の産業団地の進ちょく状況を質す声もあった。『本年度に予算かした。リニアの掘削土を活用するため時間がかかるが、中央道と三遠南信道の結節点で好立地なので、企業にしっかりアピールしていく』と答えた。」

9月25日(d) 『信毎』9面 "県内公共交通4計画を法定計画に認定"。

9月25日(c) 『赤旗』2面 "軍港影響の評価「必要」 沖縄・浦添西海岸埋め立て 日本環境会議理事会"。⇒ 日本海協会議 > <理事会声明>那覇港湾施設浦添移設事業の環境アセスに関する意見那覇港湾移設事業環境アセスに関するJEC理事会声明.pdf

9月25日(b) 『日経』15面 "京浜東北線でワンマン運転 JR東、27年春から"。

9月25日(a) 『日経』"鉄道の達人 北海道・北陸・西九州…混迷続く整備新幹線の「終着駅」"。梅原淳氏の連載の最終回(前回)。新幹線関係では2月5日の "新幹線、次の開業はいつ? 工事や沿線の調整が難航"。北陸新幹線の大阪延伸について、9月25日では京都市内の2案を困難さを指摘してますが、2月5日では米原ルートについて「だがこちらの案も実現しないと筆者は考える」としています。本当に新幹線やリニアが地方にとって必要なのか考えた方が良いと思います。結局、東京に住んでいる代議士が地元まで行き来するのが便利になること、建設業がもうかるだけがメリットじゃ困ります。

9月24日(c) 『南信州』9面 "リニア 環境保全報告書に県が意見募集 小渋川橋りょう 工事計画具体化に伴う更新受け"。 ⇒ 長野県 > 「中央新幹線南アルプストンネル新設(長野工区)工事(南アルプストンネル(長野)・小渋川橋りょう・小渋川変電所敷地造成)」に対する環境保全の見地からの御意見をお寄せください (9月17日)長野県(環境部)プレスリリース 令和7年(2025年)9月17日

9月24日(b) 『南信州』1面 "水素 実証実験へ地元意識高め飯田商工会議所 信大の水研究施設視察"。

9月24日(a) 中部車両基地の完成は2035年8月 JR東海は、リニアの中部総合車両基地の造成工事と回送線工事の工期を2031年12月まで延長すると発表:『東京新聞』(=共同) "岐阜のリニア車両基地、工期延長 2031年12月まで"。記事によれば3年9か月の延長。しかし、車両基地の保全計画(2021年6月、2025年7月30日更新)では、用地造成が2025年9月30日まで、建物・電気設備工事が2027年12月28日、(回送線の保全計画)では2028年3月31日なので、今回発表の用地造成については保全計画で示したものからは6年3カ月、去年出たばかりの回送線の保全計画で示された2028年3月を基準に3年9カ月の延長で2031年12月という意味?! 建物・電気設備の工事が2024年4月4日~2027年12月28日で約3年8カ月かかるので、車両基地の完成は2035年8月。2027年開業という目標はいったい何の意味があったのという感じですね。

9月23日(i) 『信毎』25面 "しなの鉄道で変電設備が故障、13本運休"。

9月23日(h) 『日経』34面 "踏切、訪日客の事故相次ぐ 海外で設置少なく、ルール理解不足 「多言語での注意喚起を」"。

9月23日(g) 『日経』16面 "JR西、M&A枠930億円 非鉄道事業の収益源獲得"。

9月23日(f) 『日経』11面 "中国空母「復建」から発着艦 電磁カタパルトで初"。電磁カタパルトというと脊髄反射で超電導リニアと結びつける方もいるので…。カタパルトに使うリニアモーターは「浮上」とは関係なく、「加速」さえ出来れば良い。エアギャップを小さくすれば、つまり高く浮上させてはマズイので、常電導でも実用性に問題はないはず。超電導磁石を使用する意味はない。

9月23日(e) 『日経』5面 "土木工事に夏休み推奨 熱中症対策、工期延長も 国交省、発注書に「国と協議可能」"。

9月23日(d) 『南信州』1面 "リニア駅前広場の利活用 23者が参画、協力の意向 来月にWG設置し具体化協議"、『中日』12面 "県駅前広場管理へ事業者の部会発足 飯田市、来月"、『信毎』11面 "飯田のリニア駅前広場整備、10月にWG開始"。

9月23日(c) 『赤旗』13面 "空のトラブル頻発 コスト優先で…58件発生の月も"。

9月23日(b) 『中日』12面 "県駅前広場管理へ事業者の部会発足 飯田市、来月"。

9月23日(a) 浮上式鉄道としては国内で唯一、20年前から営業運転をしている、上連動方式を採用した「リニモ」の運賃改定を「愛知高速交通(長久手市)」が申請。2005年の開業以来、消費税増税に伴う改定をのぞいてはじめて:『中日』24面 "リニモ 40円値上げへ 全区間一律 来秋にも 初の運賃改定"。

9月21日(c) 『信毎』16面 "気候危機と社会 茅野恒秀(6)何のための脱炭素なのか 気候市民会議という仕掛けが持つ可能性"。気候市民会議という会議のメンバーは行政が無作為に選んだ住民で構成されるそうです。ともかく行政が上から作った会議です。で、住民運動グループが何かいうと基本的に相手にしないというのは、ちょっと変じゃないかと思いますね。筋が違うのじゃないかと。

9月20日(b) 『信毎』25面 "JR4社 ネット予約連携へ"。

9月20日(a) 19日、長野県が「『リニアを核とした多極分散国家のモデル』検討WT」を設置:『中日』12面 "多極分散型国家向け検討チーム 県が設置"。

9月19日(e) 『信毎』12面 "上田市 バス3社と運行協定結ぶ 赤字補てんで利便性維持"。

9月19日(d) 『南信州』6面 "しんきん羅針盤:夏の朝晩の気温は北海道並み! この涼しさは当地域の魅力の一つ"。リニアが開業すれば「暑すぎる都会から逃げて、暮らしやすい当地域で夏を過ごす、そんな二拠点生活を…」といってますが、飯田下伊那の沿線では、リニアができるので暑くなってしまったという地区だってあります。

9月19日(c) 17日、下伊那農業高校の3年生30人がリニアの建設現場を見学:『南信州』1面 "開業のイメージ膨らます 下濃高 リニア建設現場を見学"。

9月19日(b) 『朝日』18面 "てっぱく発鉄路さいさい:ゴムタイヤ式の新交通も「鉄道」"。「鉄レール・鉄車輪方式は転がり抵抗が少なく、ゴムタイヤ・コンクリートなどの路面方式などに比べ省エネルギーです…都市間の高速・大量輸送は鉄車輪・鉄レール方式、都市内中量輸送には新交通システムが使われる傾向…」

9月19日(a) ヒ素入り残土が大量に出て工事を中断している和歌山県新宮市内の国道168号線「仮称2号トンネル」の要対策土を「若者広場」に処分する計画:『紀伊民報』9月9日 "若者広場へ盛り土検討 環境基準不適合の残土、トンネル工事、和歌山県と新宮市"()、『読売オンライン』9月12日 "基準値超すヒ素検出の残土、県は盛り土として利用検討…住民から懸念の声「なぜ搬入先が子どもの利用する広場なのか」"(Yahoo版)。

9月18日(j) 『産経』 "なぜ西九州新幹線は博多へつながらない 開業3年も規格と予算めぐる長崎と佐賀の同床異夢"。

9月18日(i) JR東海が、岐阜県内の3カ所のリニア工事の工期5年の延長を発表:『朝日』 "リニアトンネル「想定より地質もろい」、岐阜の3カ所で工期5年延長"。

9月18日(h) 『日経』38面 "電車防犯カメラ 整備進む 都内の鉄道4社、全車両に設置 同時監視、全国では一部"。

9月18日(g) 『南信州』11面 "飯伊の地価 飯田市の住宅地2地点上昇 リニア 県駅周辺など横ばいは4地点"。

9月18日(f) 『南信州』1面 "三遠南信道 3本目のトンネル掘削へ 喬木の飯喬道路3工区"。

9月18日(e) 『中日』28面 "線路内に立ち入り一時運転見合わせ 岐阜羽島-米原"。

9月18日(d) 17日、JR東海が、8月15日の東海道新幹線の発煙事故の原因となった機器についての今後の対策を発表:『中日』28面 "発煙した新幹線 部品管理強化へ JR東海、対策発表"。⇒ JR東海 > 東海道新幹線 米原駅~岐阜羽島駅間で発生した車両床下機器発煙事象の原因と対策について(9月17日) 接点の拡大画像のヨコのカラーのグラフの意味ぐらいは書いた方が良かったのかなと思います。遮断機とか電源の切り替え装置で事故が起きるのはリニアと共通してますね(5月31日社長会見5月22日5月21日)。

9月18日(c) 17日の伊那谷自治体会議で長野県は「『リニアを核とした多極分散型国家のモデル』検討ワーキングチーム」を設立すると説明:『中日』15面 "「多極分散型国家のモデル」に 県が検討チームあす設立"、『信毎』2面 "県駅核に活性化へWT設置 自治体や民間参加 県、具体策検討 開業効果 全県波及に課題"。飯田市長がゼロカーボンと森林活用というキーワードでまとまってきたと発言したらしいです。リニア計画を巡る現在の状況は、いくつかのキーワードを取り上げて作文して満足できるようなものでないことを理解されたほうがよいだろうと思います。/ 『南信州』19日1面 "実証都市圏形成へWT設立へ リニア県駅中心に ゼロカーボン都市エリア想定"。

9月18日(b) 17日、アマゾンが8月に稼働を開始した「あおなみ線・荒子川公園駅」そばにある「名古屋みなとフルフィルメントセンター」を報道公開:『中日』11面 "アマゾン西日本最大物流拠点 作業効率上げ 迅速に配送"。

9月18日(a) 17日、「リニア中央新幹線建設促進経済団体連合会」が、リニアの早期開業を求める要望書を国交省に提出:『中日』11面 "リニア大阪延伸37年開業を要望 国交省に沿線団体"。「リニア中央新幹線建設促進経済団体連合会」は1995年設立。会長は嶋尾名古屋商工会議所会頭)で名古屋商工会議所が事務局。(名古屋商工会議所 > リニア中央新幹線の建設促進リニア中央新幹線建設促進経済団体連合会 「令和7年度総会」及び「要望活動」について)。こんなページも検索でヒットしましたが、肝心の8項目の要望書の内容は見当たりません。宮下一郎さんもご苦労様。毎年同じことをやっているんでしょうか? 今年の報道向け案内とこの2023年案内のPDFは、ブラウザで見るとページのタイトルはどちらも「平成15年4月25日」。平成15年は2003年。

9月17日(c) JR東海は2025年9月17日に山梨県駅の工事契約を名工建設などと締結。工期は2031年12月10日まで。 ⇒ JR東海 > 中央新幹線山梨県駅(仮称)新設工事の契約について

9月17日(b) 相模原市内で東京電力パワーグリッドが発注したトンネル工事のシールドマシンが流域下水道管を50mにわたって削り取る:『日経クロステック』9月8日 "東京電力系のシールド機が下水道管を破損、50m削り取る 事前調査に不備か"、『朝日』9月4日 "相模原で下水管が50メートル損傷 掘削工事中、「管を認知せず」"。⇒ 神奈川県:流域下水道の下水管接触事故に伴う緊急調査の結果について臨時会見(2025年9月3日)結果概要

9月17日(a) 『赤旗』13面 "命守るホームドア設置して 視覚障碍者 駅で転落相次ぐ 駅員の配置など対策を"。

9月13日(i) 『南信州』2面 "9月市会 一般質問要旨 10日:…野崎直仁氏 駅前広場巡り見解問う 一部供用から開業まで一体的に…"。答弁のなかで佐藤市長は「他県とを比較し『リニア本線や駅予定地が住宅地に当たり、多くの移転を伴う駅周辺整備となった』」と述べたそうです。そもそも最初にJR東海が示したルートはもっと住宅の少ない場所だったのに、飯田市長が無理にルートを南にずらさせた結果そうなったわけで、単純に他県との比較はできないはず。

9月13日(h) 『赤旗』11面 "貴重な自然残したい 党長野県議団 リニア工事調査"。9月11日、12日に共産党県議団が飯田下伊那のリニアの建設工事の様子を視察。

9月13日(g) 『赤旗』4面 "リニア地下工事 説明不十分 吉良、山添両議院が国交省聞き取り"。

9月13日(f) 『信毎』6面 "地下水位回復へ 岐阜で専門家委 JR東海、検討案報告"、『中日』30面 "リニア水位回復策3案 JR東海、岐阜県へ報告"。

9月13日(e) 『信毎』2面 "ローカル線分岐点:JR東 24年の輸送密度 1000人未満 県内4路線6区間"。

9月13日(d) 『信毎』10面 "動物の餌に ドングリください 飯田市立動物園が募集 中にいる幼虫「大好物」"。だけれど、「外来種の混入を防ぐため、ドングリは飯田市内でとれたものに限る」そうです。

9月13日(c) 『信毎』21面 "車両に不具合、中央東線で運休"。

9月13日(b) 『信毎』12面 "「道の駅まるこ」案 大幅見直し 上田氏 県が盛り土工事すると思い込み 市負担数億円増 完成1年以上遅れか"。

9月13日(a) 本山地縁団体が臨時総会で要対策土の受け入れを決定する:『中日』12面 "要対策土搬入を容認 豊丘の地縁団体、賛成多数で"、『南信州』1面 "地権者が受け入れ承認 豊丘村 本山の要対策土活用巡り"、『信毎』2面 "要対策土 豊丘に受け入れへ 地権者団体 総会で賛成多数"。

9月12日(b) 『信毎』2面 "しなの鉄道一部区間、11月下旬に工事運休"。

9月12日(a) 『信毎』25面 "リニア原告適格訴訟、最高裁が上告不受理"。 ⇒ (飯田リニア通信)最高裁、原告適格の上告を棄却、9月3日

9月11日(c) 『日経』(電子版) "鉄道の達人・リニア中央新幹線、全線の9割がトンネル いつ開通?"。鉄道ジャーナリスト・梅原淳さんの記事。「トンネル掘削による大井川の水が枯れるという問題はJR東海が立てた対策やその後の調査の進展で、懸念が薄れたとして静岡県の同意が得られた。」に続いて「残るは環境問題、トンネル掘削によって生じる残土の処理問題だが、これらは他の場所でも解決してきた事柄であるからあまり深刻ではないと思われる。」。静岡の大井川の減水問題も、トンネル掘削残土の処分先の問題も環境問題です。「開業から60年を経過した東海道新幹線の負担を緩和する手立ては国鉄時代から検討されていた。東海道新幹線のバイパス路線は以前から必要で、逆にまだ存在しないことのほうが異様だ。」無駄な出張を減らせば良いことだし、実際、70年代に新幹線の若返り工事を新幹線を止めて行ったときに社会的な混乱がなかったという経験はあったので異様というほどのことじゃないでしょう。「利用者にとってリニア中央新幹線はスピードアップというメリットが得られ、鉄道会社側にとってもよいことが多い。列車が線路を占有する時間が短くなれば輸送力が増えるし、車両数の増え方も列車の本数の増え方に比べれば少なくて済むからだ。」といってますが、スピードが上がるほど、止めるのに距離が増えるので、安全を考えると一定区間走る列車本数を増やすにも限界があるはず。一般的にいえば、線路の数を増やした方が良いはずで、JR東海の建設理由の東海道新幹線の輸送量の限界はそれですから、梅原さんのこの説明は何の意味があるんでしょうか? リニアがいよいよ駄目だとわかってきたからこういう変な理屈の記事が出てくるんだろうと思います。

9月11日(b) 『朝日』17面 "運賃の値上げ 長野電鉄 12月から平均26.5%"。

9月11日(a) 『信毎』11面 "豊丘の地権者団体 きょう総会 本山に「要対策土」是非諮る"。記事は、「豊丘村本山の地権者でつくる『本山地縁団体』が…」と書き始めているんですが、「同団体は伴野、壬生沢、福島の3地区の全住民約1600人で構成し…」とか、「総会には約500世帯の自治会費納入者である会員が参加し…」とか、「団体の財産処分…」とか、書いているわけで、ちょっと変だと思いませんか? 事実は、「本山地縁団体」という組織が地権者です。「豊丘村本山の地権者である「本山地縁団体」が…」と書くべきでした。

9月10日(e) 『信毎』11面 "「大屋根」建設費 2億5000万円 第1期 飯田市が市会で説明"。

9月10日(d) 『日経』15面 "山手線に自動運転導入 JR東日本、35年までに 人員配置を最適化"、『信毎』8面 "JR東 「31年度までに鉄道運転事故3割減」"。 ⇒ 『JR東日本ニュース』9月9日「モビリティ中長期成長戦略「PRIDE & INTEGRITY」の策定

9月10日(c) 『日経』8面 "バス会社間で運転手を融通 商工中金、繁閑を調整"。

9月10日(b) 『朝日』23面 "海底地震の検知 在来線でも JR東 非常ブレーキ 最大20秒早く"。

9月10日(a) 『朝日』6面 "日立の米鉄道車両工場 本格稼働 首都ワシントンの地下鉄納入へ"、『日経』13面 "日立米工場、関税下の稼働 鉄道新需要、現地調達を強化 デジタル化 実証の場に"、『信毎』8面 "日立 米で鉄道工場本格稼働 150億円投資 デジタル技術駆使し車両製造"。

9月9日(a) 『信毎』6面 "非電化区間は原則蓄電車両"。

9月8日(a) 高森町で意味不明の回覧文書:高森町 発生土運搬ルート沿線住民の民様へ 令和7年9月8日。飯田市内のトンネル工事箇所から松川町前河原道路整備事業へ発生土を運搬しておりますが、準備工事の遅れ等により運搬期間を延長しますのでお知らせします。」。飯田市内の工区から下條へ運んでいた残土を一時的に松川や中川に運ぶという話がありました(『信毎』7月12日)。準備工事が遅れているのがどこの工事現場か不明確。

9月7日(b) 『赤旗』2面 "進行度16%で予算7割 辺野古埋め立て 大幅超過は必至"。

9月7日(a) 『中日』16面 "飯田 かぐらの湯の泉質 「他とは違う効果」 美術博物館研究員が講演"。

9月6日(d) 飯田市美術博物館の自然講座「遠山郷かぐらの湯は特異な泉質と地質であると判明」。続きを読む

9月6日(c) 3日、JR東海が「中央新幹線南アルプストンネル新設(長野工区)工事における環境保全について」を更新。小渋川橋りょう工事について加筆。:『信毎』11面 "リニア環境保全計画小渋川橋りょう加筆 JR東海、大鹿で建設へ"。

9月6日(b) 4日夜の阿智村リニア対策委員会でJR東海が昨年9月に今年の秋ごろからと予定していた萩の平非常口からの掘削開始が来年春ごろになると説明:『南信州』1面 "斜坑掘削は来年春ごろ リニア萩の平工区 村道拡幅工事の遅れ影響"、『信毎』11面 "「萩の平非常口」掘削遅れる 阿智村委員会 「来年春に」JR説明"。

9月6日(a) 『信毎』22面 "塩尻駅で非常停止装置作動、列車運休など"。

9月5日(e) 『中日』11面 "中経連と中部地整 名古屋で意見交換 "。「勝野会長はあいさつで、リニア中央新幹線の開通や国土強靭化、インフラ整備の促進などに言及。『上下水道施設の更新も必要。取り組みを進めてほしい』と求めた。」 国交省中部地方整備局の「森本局長は『リニア駅と結節する道路整備を進める必要がある。予算を確保し、インフラ整備を進めていく』と語った。」

9月5日(d) 『赤旗』8面 "新幹線延伸容認しないで 京都 市民団体が知事に申し入れ"。

9月5日(c) 4日開会の喬木村議会9月定例会のあいさつで市瀬直史村長が今の任期で引退すると表明:『信毎』11面 "喬木村長選 現職市瀬氏が引退表明"、『南信州』1面 "喬木村長選 現職市瀬氏が引退表明 「3期12年で区切りに」"、『中日』15面 "来年の喬木村選 市瀬村長は不出馬 祖議会で表明"。

9月5日(b) 中央西線の旧線の愛岐トンネル群の話題:『日経』16面 "ヒットのクスリ:廃線トンネルとビアホール 温度と歴史に価値再発見"。

9月5日(a) 『日経』12面 "メキシコ貫通 貨物鉄道が発進 大洋間輸送 「パナマ運河より早い」"。

9月4日(e) 『赤旗』11面 "「労使コミュニケーション」と労組の役割(中)JR東日本 物言えぬ職場 新幹線トラブル多発 「社友会」優遇 労組脱退仕向け"。

9月4日(d) 『赤旗』10面 "道・国と党議員交渉 ヒグマ対策・鉄路支援継続など要請"。

9月4日(c) 『赤旗』5面 "公共交通 若者応援へ 仏 18歳未満⇒無料に 英 16~21歳⇒格安に"。

9月4日(b) 『中日』22面 "名古屋駅地下街に暫定バスセンター 名鉄バスが正式発表"。

9月4日(a) JR東海がコンクリートの鉄筋のかわりに使える玄武岩を原料とする鉱物繊維を利用した材料を開発したと発表:『SBC(信越放送)』 "リニア新幹線の消費電力の低減にも期待 鉄筋以上の優れものバサルトFRP筋の大量生産を可能に 世界初の技術を開発と発表 JR東海"。⇒ JR東海ニュースリリース > リニア中央新幹線への適用に向けたバサルトFRP筋の開発について(9月3日) / すでに開発をはじめてから半世紀以上の月日が経っているのに、軌道の建設が従来の材料を使って従来のようにできない、そういう重要な問題が解決できずにいることは大変な問題。短い区間でも営業運転をすべきだったのになぜなのかそれをしようとしなかった。計画が失敗したアメリカでは60キロ(駅が3つ)の区間で建設を始めようとしていたのに。

9月3日(c) 『日経』16面 "決算ランキング(2)今期純利益の上振れ期待 関税対策や円高の影響軽減"。10位にJR東海。

9月3日(b) 『信毎』15面 "戦後という時代 成田闘争以降 各地で公共事業の進め方模索 地域との共生 なお途上"。

9月3日(a) 8月31日「米坂線復活絆まつり」:『赤旗』11面 "米坂線 全面復旧早く 新潟・関川村で「絆まつり」 知事・村長も集う"。

9月2日(h) JR東海は、高森町下市田のリニアガイドウェイ製作保管ヤードの契約期限を延長。町議会全員協議会で町が報告:『南信州』7面 "賃貸期間を5年延長 高森町 下市田のリニアヤード"、『信毎』11面 "作業場の土地契約 高森町延長 整備計画遅れ受け 31年まで"。

9月2日(g) 『日経』17面 "決算ランキング(1)純利益、オービック首位 4~6月…"。JR東海が10位に。

9月2日(f) 『日経』14面 "24年世界シェア調査 日本勢、成長市場は劣勢 半導体材料のみ健闘"。

9月2日(e) 『赤旗』4面 "住民追い出す事業問う 山添氏ら 市街地再開発 国交省レク"(JCP TOKYO)。

9月2日(d) 『中日』22面 "岐阜・長良川鉄道 新ダイヤで減便 来月18日から"。

9月2日(c) 8月28日、「南信州まちづくりフォーラム」が設立総会:『中日』12面 "飯田 まちづくり提言へ 南信の住民「フォーラム」設立"、『南信州』7面 "連携し「最高の田舎」に 南信州まちづくりフォーラム設立"。

9月2日(b) 『中日』4面 "電車とホーム 段差解消 4000カ所 国交省 30年度末目標"、『信毎』7面 "世界のダム影響 自転軸にずれ 米研究 地球の重量バランス変化"。

9月2日(a) 『中日』3面 "電車とホーム 段差解消 4000カ所 国交省 30年度末目標"。

9月1日(a) 『日経』8面 "経営の視点:トラック・バス じわり進展 日本の自動運転に意外な主役"。トラックやバスの分野では日本の自動運転の技術は見込みがあるのではないかという話。トラックでは実際に実験をやってるのは高速道。長距離の貨物輸送を鉄道にもっと切り替えれば、なにも事故を起こした場合に大事故になる大型トラックを自動運転で走らせる必要はないと思いますね。