出来事・ニュース:2023年5月


6月の予定、11日 高森自由大学(第19回) "「安保三文書」を巡る問題"(講師:宮下与兵衛さん)、高森町下市田区民会館(萩山神社下)で13時30分から。8月の第20回はリニア問題を取り上げる予定だそうです。 ⇒ 詳細は、案内チラシ。 (2023/05/19、会場が間違っていたので訂正しました。)

終了、29日 インターネットで参加できます。詳細は ⇒ 「5月29日の講演会&シンポジウムのネット参加について」 / ストップ・リニア訴訟原告団が地震学者の石橋克彦さんを招き講演会とパネルディスカッションを東京都内で開催。詳細は決定次第掲載します。⇒ 案内チラシ

終了、28日 「平和祈念館を考える会 学習会 ③」飯田市公民館(旧ユニー飯田駅前店)2回多目的ホールで13時30分から。清水英男さんの証言「731部隊少年隊・平和祈念館」 ⇒ 案内チラシ「飯田市 平和祈念館を考える会」 ニュース Mo.3 2023.5.9

終了、27日 「おひさま進歩エネルギー」と「飯田まちづくり電力」共催の斎藤幸平氏講演会「気候変動と地域が持続するためのエネルギー自治」。飯田勤労者福祉センターで午後2時から。定員200人、申込不要。問い合わせは 0265-56-3712(『南信州』3月29日1面 "地域が持続するエネルギー自治 5月に講演会")。 斎藤幸平さんは『人新世の「資本論」』の著者。 詳細は ⇒ "【5/27開催】斎藤幸平氏講演会『気候変動と地域が持続するための「エネルギー自治」』"。案内チラシ

終了、3日 憲法9条を守り広める飯伊の会主催の「飯伊9条の会交流会」、13時30分~14時30分、飯田市アイパーク(JR飯田駅そば)で。⇒ 案内チラシ なお、会場のアイパークは「リニアを見据えて」飯田市が30年前に購入し事実上塩漬けになっている場所の一部です(参考)。


5月31日(h) 『静岡新聞』 "静岡工区に指摘・要望 沿線知事から相次ぐ リニア期成同盟会総会"。

5月31日(g) 『静岡新聞』 "リニア工事 山梨ボーリング、新たな削孔なし JR、22~27日"。

5月31日(f) 『日経』13面 "中国経済、インフラ頼み 5年で高速鉄道3割、空港1割拡大 疲弊の地方、建設効果で活性化"。中国の高速鉄道の総延長は2022年末に約4万2千キロで日本の約13倍で世界一。「2027年」に5万3千キロ(26%)に延ばす。

5月31日(e) 『信毎』7面 "県内駅に続くリニア高架橋 JR東海が公開"。山梨県内の話です。/ 『静岡新聞』 "リニア高架橋初公開 JR、山梨・富士川町で"。

5月31日(d) 『南信州』7面 "「観光=感動」をコンセプトに 高森町観光協会 体制整備し新たなスタート"。

5月31日(c) 『信毎』9面 "新幹線ネット予約の割引幅縮小へ 指定席・グリーン車 自由席は据え置き JR東海など今秋めどに"。

5月31日(b) 26日、三遠南信道の青崩トンネルが貫通:『中日』22面 "青崩トンネル貫通 三遠南信道・静岡県境 県内工事最大の難所"、 『南信州』1面 "青崩トンネル貫通 全線開通への弾みに 三遠南信道 最大の難所を克服"(web版)、『信毎』21面 "三遠南信道 青崩トンネル貫通"。

5月31日(a) 『朝日』11面 "「誤解を与えて申し訳ない」えっ、受け手の問題? 社会言語学者 松田謙次郎さんに聞く 好都合な言い換え 黙認しない"。

5月30日(f) 『静岡新聞』 "川勝知事、水や残土の懸念説明 31日、期成同盟会出席へ"。

5月30日(e) 『静岡新聞』 "川勝知事「説明したい」リニア工事巡る県境ボーリング 静岡市長に理解求め"。

5月30日(d)
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 『信毎』25面 "リニア走行時の地震対策を批判 住民団体が国会内で集会"、『赤旗』12面 "リニア「被災の危険」 国会内で講演とシンポ"。リニアの南アトンネルと伊那山地トンネルは小渋川の橋りょうでつながります。非常に険しい谷間にかかる橋りょうで、地震の時に崖が崩れたらどうするのという話もありました(こんな感じの場所です)。JR東海さんは飯田線で崖崩れとか落石とかの経験がたくさんあるはずなのに、こういう危険なルート設定をしています(『信毎』25面 "落石警報装置が作動、飯田線特急2本運休")。この講演会については、FoEジャパンさんの協力で Youtube に録画がのることになっています。石橋さんはこれとよく似たスライドを使っていました。これは、岩波書店から出ている『科学』の2020年10月号にのった石橋さんの論文「リニア中央新幹線は南海トラフ巨大地震と活断層地震で損壊する」。[小渋川橋梁は品川起点160.6km、長さ171m、地盤高801.25m、施工基面高859.29m (工事申請書・路線縦断面図より)](約200m上の県道からの橋梁付近の谷の眺めと地図)

5月30日(c) 『信毎』19面 "気候変動への対策や「脱成長」取り組みを 斎藤幸平さん飯田で講演"。記事によれば、斉藤さんは「リニア中央新幹線については『再生可能エネルギーが増えても(電力消費量の多い)リニアを走らせていたら意味がない。100年、200年のスパンで造るべきか考えないといけない』と話した」。⇒ 関連

5月30日(b) 『信毎』7面 "国内短信▼静岡知事、リニアの水資源への懸念説明へ"、『静岡新聞』 "川勝知事、水や残土の懸念説明 31日、期成同盟会出席へ"。

5月30日(a) 『信毎』5面 "(投書欄)響 読者と本紙と:「由里子桜」の記憶を後世に"。 ⇒ 関連

5月28日(a) 『信毎』17面 "731部隊のつらい経験 ずっと頭に 「飯田市平和祈念館を考える会」が学習会 元少年隊員の清水さん 語る"、『中日』8面 "平和祈念館展示品 収集委開催を要望 飯田市教委に吉沢代表ら"。

5月28日(g) 『日経』2面 "社説:土砂崩れ防ぐ盛り土の管理に"(web版)。

5月28日(f) 『南信州』1面 "3年間の方向性示す 南ア ジオパーク協が実行計画策定"。

5月28日(e) 『赤旗』11面 "党の鉄道政策を紹介 乗客の会学習会で山添議員"(web版)。

5月28日(d) 『日経』7面 "ローカル鉄道95社 本社調査 「運賃上げ検討」2割どまり 顧客離れ懸念、判断難しく"。

5月28日(c) 『信毎』3面 "東京-敦賀の線路つながる 北陸新幹線 福井で締結式"。

5月28日(b) 『中日』14面 "ダンプと自転車 互いに体験乗車 大鹿、中川の県道 運転手と愛好家が交流"、『信毎』23面 "新たな視点で探る道路の安全走行 ダンプ運て自転車愛好者 立場入れ替え乗車体験 大鹿 リニア残土運搬車両通る県道で"。27日に「リニア中央新幹線工事で大鹿村などを走行するダンプカーの運転手と地元の自転車愛好家が交流する催し」(『中日』)が行われたという記事。『中日』と『信毎』の記事でちょっと違う点は:『中日』は「村内でリニア工事を進める共同体(JV)や採石業者の運転手ら12人が参加」、『信毎』は「リニア工事の残土を運ぶダンプカーの運転手が不参加だったことから、工事関係者は『自転車や普通車に配慮した運転意識(の重要さ)を現場の運転手に伝えたい』と話した」。 / 『南信州』30日1面 "安全向上へ互いの視線を体験 大鹿村で 運転手とサイクリスト"(【大鹿村】ダンプカーと自転車 互いの視線入れ替え松川インター大鹿線を走行体験)。

5月28日(a) 勤労者福祉センターで斎藤幸平氏講演会「気候変動と地域が持続するためのエネルギー自治」。自動車を電気自動車にするだけでなく、自動車をあまり使わなくてもよい社会にするように考える事、ごみの分別とか個人としてできることをやるだけで満足することでは、気候変動対策にはならない。その意味で、気候変動対策イコール脱炭素ではない。脱炭素化の努力をしても成長を念頭にするとやはり資源の消費は増えるので緑の成長というのは神話だ。生産ベースでなく消費ベースで考えるべき。などなどのお話。リニアについては、100年後を考えれば、再エネの電力を用いたとしてもリニアを走らせるんでは意味はない。あえて出張しなくてもよいことを分からせたのはコロナ禍なんですが、消費ベースで考えれば、リニアは将来的に不要なもの。マルクスは、人間の根幹は労働で、労働は人間と自然の物質代謝を媒介するもの。これはいつの時代にもあった循環的なものだが、資本主義のもとでは、労働者の搾取や自然からの収奪、ゴミなど廃棄物の問題、都市への富の集中など循環的であるべき物質代謝の過程がゆがめられるというものとの説明もありました。さて、お礼の挨拶を述べたのが、商工会議所の会頭でもある原勉さん。自分も昔は新左翼だったみたいな話はされましたが、斉藤さんの話の内容に関わることはほとんど言わなかったですね。はっきりいって、こういう話って不愉快なものです。質疑の時間があって、質問は1人1問ずつと、R東海さんの説明会の1人3問までよりさらに厳しかったです。

5月27日(f) 中央アルプストンネルの松川工区で作業員が頸椎ねんざの労災事故が4月10日にあり、5月12日から工事を中断中で再開時期は未定:『信毎』28面 "トンネル工事で事故 JRは詳細公表せず 飯田市への報告は10日後"、『中日』26日14面 "飯田の松川工区 労災で作業中断 作業員が頸椎ねんざ"、『南信州』26日9面 "リニア飯田市 松川工区で掘削中断 作業員1人が首をねんざ"。記事によれば、事故は4月20日発生 ⇒ 下請け業者が5月12日にJVに報告 ⇒ 同日、JVは労基署と運輸機構とJR東海に報告 ⇒ JVは22日に飯田市、23日に長野県に報告。「佐藤市長は『労災に限らず、情報をオープンにすることが信頼関係構築の基本と考える。トンネル掘削の休止は工事期間など地元関係地区に影響がでることだ』と述べ」たそうですが、工事期間よりは安全のほうが大事だと思いますね。JR東海の広報は運輸機構を通じて安全確保の徹底を図りたいといったそうです。まるでお殿様だ。

5月27日(e) 『信毎』15面読書欄に 『土の声を 「国策民営」リニアの現場から』(信濃毎日新聞社編集局)の書評。

5月27日(d) 豊丘村大柏の電力変換所の用地造成工事についてJR東海は25日夜地元住民対象の説明会を開く:『信毎』21面 "豊丘変電所 今秋以降に着工 JR東海 用地造成へ住民に方針 盛り土規制説明会兼ね"、『南信州』2面 "JR東海 豊丘変電所の用地造成着手へ 9月に工事用道路整備から"。

5月27日(c) 岐阜県多治見市内のリニアの第一中京圏トンネル大森工区から六価クロムとヒ素が検出される:『信毎』27面 "岐阜のリニア掘削土から六価クロムとヒ素"。

5月27日(b) 『中日』7面 "JR貨物東海と運送会社7社 災害時 代替輸送体制整備"。

5月27日(a) 『中日』6面 "名鉄 運賃10%値上げ申請 中部運輸局に 初乗り180円など"。

5月26日(e) 『信毎』7面 "千曲川堤防の表面崩落 国交省「機能支障なし」"。

5月26日(d) 飯田市のまちづくり委員会連絡会議でJR東海が天竜川橋りょうの座光寺地区側の工事の説明会について「計画が具体化した後に開催する予定」と述べる:『南信州』2面 "JR東海 工事説明会の時期明言せず 飯田市座光寺の天竜川工区で"。

5月26日(c) 喬木村でリニアの高架橋の橋脚建設工事についての地元住民対象の説明会が24日に開かれる(『南信州』1面 "JR東海 喬木の橋脚進ちょくを報告 竜東一環道路 26日から片側口語通行規制"(web版))。

5月26日(b) 盛り土規制法が施行:『中日』3面 "盛り土規制施行 6割が体制強化 都道府県アンケート"、『信毎』7面 "盛り土規制法施行 自治体の負担 重く 31都道府県が体制充実 長野県は技術職員2人を増員 区域指定や状況監視 業務量は膨大 対s買う徹底へ 人員不足の懸念"。/ 『朝日』27日34面 "「盛土規制法」が施行 悪質ならすぐ行政処分"、『中日』27日5面 "社説:盛り土規制法 「人命最優先」の意識で "、『日経』27日39面 "盛り土の安全 地主に責務 規制法施行 法人罰金3億円に"。

5月26日(a) 『静岡新聞』25日 "リニア調査「県境まで掘っていい」難波静岡市長が個人的見解"。微妙な発言だと思います。工学的な観点からは小口径であれば影響は限定的といえるといっています。しかし、そもそも、環境影響評価の段階で具体的に十分な説明をJR東海がしてこなかったということがあるので、そういういきさつからいえば、JR東海のやってること、求めていることは、建設工事そのものなんですから、JR東海さんは忘れてもらっては困ることがあるんじゃないですかとはいえると思います。

5月25日(g) 『信毎』2面 "ローカル線分岐点:大糸線 イベント助成急増 活性化協 定期券補助横ばい 22年度"。大糸線活性化協議会の総会の記事。大糸線の活性化のための「沿線住民のイベント利用への助成事業が…急増した」けれど「日常生活での利用は伸びなかった」。JR西日本は廃止のつもりなので、結局「盗人に追い銭」は言葉が過ぎるので「税金の無駄遣い」。鉄道を残すための活動として見当違いのことを行政は主導していると思います。JR西の支社長も「活性化策だけでは(鉄道の特性を生かす水準に上げるのは)厳しいと受け止めている」と発言したそうです。

5月25日(f) 『信毎』8面 "駅ホーム 人の接近自動検知 JR東海 列車にカメラ AI活用"。他紙が17日にのせたニュース。主な目的はワンマン運転する列車を増やすためのようです。

5月25日(e) 『赤旗』4面 "石木ダム建設強行するな 不当強制収容 住民、長崎県に抗議"。

5月25日(d) 『南信州』1面 "飯田北改良進ちょく図る 国道153号規制同盟会が総会"。

5月25日(c) 『中日』7面 "周波数変換装置 省電力型を導入 JR東海、37年までに"。⇒ JR東海の "東海道新幹線 すべての周波数変換装置の静止型化について"、"東海道新幹線 西相模周波数変換変電所の静止型化について"。年間約4千万キロワットアワーの電気使用量、年間約2万トンの二酸化炭素排出量を削減できるそうです。「回転型」というのは50ヘルツの大型モーターで60ヘルツの発電機を回して電力を変換します。「静止型」というのは50ヘルツの交流を直流にして、その直流から60ヘルツの交流をつくるのですが、その全部を半導体を用いた電子回路で行います。機械的な仕組みをエレクトロニクスに置き換えるわけです。超電導リニアは浮上の仕組みが主に機械的なものです。常電導のトランスラピッドやリニモは機械的な仕組みだけれどよりシンプルな構造、カギとなるギャップを制御する仕組みにエレクトロニクスを採用しています。超電導リニアがJR東海で一番古臭い技術なのかも知れませんね。

5月25日(b) 『静岡新聞』 "要対策土処理計画 「例外規定を確認」 JR社長リニア工事で"。

5月25日(a) 『静岡新聞』 "山梨知事「わだかまりなし」 ボーリング調査巡り 川勝知事が謝罪"。

5月24日(b) 『静岡新聞』 "リニアトンネル工事 ボーリング削孔124メートル進捗 JR東海"。

5月24日(a) 『信毎』25面 "東海道線電車が貨物線に誤入線"。

5月23日(e) 『静岡新聞』 "記者コラム「清流」 森副知事 遠慮しないで"。

5月23日(d) 『信毎』19面 "辰野・小野飯沼地区の未申請計画施設着工 「都内企業が指導」町判断 条例無視 差し止め申し立て検討"、『中日』12面 "辰野 事業者、条例規制逃れか 太陽光発電問題 町「施設、意図的に分割」"。

5月23日(c) 『日経』34面 "交遊抄:新幹線の伝道師 宿利正史"。ブッシュ政権で大統領特別補佐官を務めたトーケル・パターソン氏は葛西敬之氏と二人三脚で「新幹線の技術・経験や価値を海外に伝えるため」に、「国際高速鉄道協会(IHRA)」をつくった葛西敬之氏と「二人三脚で世界を飛び回った」。筆者の宿利正史氏は「運輸総合研究所会長」。『東洋経済オンライン』の "JR東海「葛西名誉会長」亡き後のリニアの行方 (2022年6月6日、2ページ目)" に「葛西氏の理念は2014年3月にJR東海、JR東日本、JR西日本、JR九州の4社が共同で設立した「国際高速鉄道協会(IHRA)」に色濃く反映されている。IHRAは元国土交通事務次官の宿利正史氏を理事長に据えたオールジャパンによる海外への新幹線売り込み組織だが、理事長代理のトーケル・パターソン氏はJR東海の取締役。かつてアメリカ国家安全保障会議の部長を務め、JR東海の超電導リニアを海外に売り込む会社の社長を務めていたこともある。」とあります。

5月23日(b) 『南信州』1面 "変わる街(4)次代への記録:喬木村 リニアが走る風景 より具体的に 橋脚工事進ちょく 課題も見える"。「工事の音が気になることはあるが、生活に支障がでるほどではない。工事も大切な仕事だから仕方ないと割り切っている。始まった以上、安全に、早く終わらせてほしい」という高架橋の建設現場そばの住民の声を紹介しています。戦争は究極の公共事業だという人がいるし、被害を受ける側から見れば、多くの無駄な公共事業はその通りだろうと思います。この声について言い換えると、戦争は始まった以上はなるべく自分たちに被害が及ばないうちに早く終わらせてほしいということになると思うんですが、前の戦争で明らかなことは、早くやめないと被害は大きくなるということでしょうね。記事によれば、天竜川橋りょうの渇水期の工事期間は終了したようです。

5月23日(a) 22日、JR西の長谷川社長がローカル線の議論のテーマは「鉄道を残すかどうかではなく、公共交通をどのように維持・発展させるかが問題」と述べる(『中日』6面 "ローカル線巡り「対話を」"、『信毎』7面 "国内短信▼JR西社長、ローカル線「自治体も一人称で考えて」")。

5月22日(a) 『FNNプライムオンライン』"FNNピックアップ:リニアでJR東海を悩ませるもうひとつのハードル 静岡県は工事で出る土砂置き場にも反対【静岡発】"。この記事は、『Yahooニュース』が転載しています("リニアでJR東海を悩ませるもうひとつのハードル 静岡県は工事で出る土砂置き場にも反対【静岡発】")。FBでは、内容に対して見出しに違和感があるという意見が出ています。静岡県から一番遠い隣県に住んでいますが、ソースの『FNN』のページと文面は同じなんですが、こちらは多数の写真や図が使われています。『FNN』で全体を読んで、少なくとも、見出しの「リニアでJR東海を悩ませるもうひとつのハードル」という部分は、違和感はないように思います。後半を「工事で出る土砂の置き場問題」とでもすれば…。私は、『Yahooニュース』については、いつもソースのページを確認しています。『Yahooニュース』の読者の中には見出しだけ読んで判断する人も少なくないわけで、『FNN』の比較的なまともな内容の記事を『Yahooニュース』の「そういう」読者に内容とは間違ったことを伝えるには、見出しを工夫するしかない、『FNN』でもそれぐらいしかできない、それほどにJR東海さんは苦境に立たされているということじゃないかと思いますね。事実を曲げるというのはなかなか難しい。

5月21日(c) 『中日』5面 "ニュースを問う:再び「ヴ」の表記について 大切にしたい 当事者の思い 三品信(文化芸能部)"。外来語の「ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ」という「音」を「バ、ビ、ブ、ベ、ボ」と「置き換える」問題について、文章を書く人の思いも大事にすべきだという意見。言葉の基本は「音」です。とすれば、日本人が「バイオリン」と言っているなら、「バイオリン」と書くべきで、それを、執筆者の思いですからと理解しようするのは、「科学的」に無理があると思います。新聞社の立場としては誰もが読みやすい書き方という方針があるはず。文字を書いて飯が食える人たちは、「科学的」でなくてはいけないと思いますね。関心のある方は、田中克彦著『漢字が日本語をほろぼす』をぜひ一読を。克彦さんつながりでは地震学者の石橋克彦さんの『リニア新幹線と南海トラフ巨大地震』も。こちらは、近々行われる、東京や松本の講演会にいかなくても、手軽な新書版なので、お読みになればいかがでしょう(東京の方は『Youtube』に掲載の可能性あり)。グーテンベルグが活版印刷術を発明したことで知識が広く広がるようになったと言われます。また、インターネットも普及しました。リニアがなくては「夜も日も明けない」なんてことはない。

5月21日(b) 『中日』10面読者欄の一番上に "今日の名言:すぐ役立つ本はすぐ役に立たなく本である。 小泉信三著『読書論』(岩波新書)より"。図書館で、基準はちゃんとあるそうなんですが、例えば古くて利用がない本なんかを「除籍本」として住民に無料で分けてくれることがありますね。リニアの技術開発について、このサイトの意見のカギになる本のいくつかは、「除籍本」や「古本」でした。

5月21日(a) 『静岡新聞』19日 "市民に寄り添う「温かさ」/難波氏 浜松から「新時代を創る」/中野氏【新市長対談詳報㊤】"。

5月20日(e) 『赤旗日曜版』(5月21日号)24面 "経済これって何:赤字ローカル鉄道 地域の基盤 採算より維持が先決"。沿線でいろいろなイベントをやって乗客を一時的に増やすのは、国交省やJRは廃線を決め込んでいるんですから、結局、盗人に追い銭になってしまうのではないかと思いますね。

5月20日(d) 『朝日』29面 "運転手の労働管理 不足なら処分検討 政府"。

5月20日(c) 『信毎』7面 "国内短信▼鉄道のCO2削減目標「46%」"、8面 "新幹線にも再エネ導入へ"。

5月20日(b) G7サミットで広島へ来た各国首脳は、アメリカのバイデン大統領以外は広島空港へ飛行機で来たようです(『中国新聞』18日 "G7首脳、続々広島入り 広島空港にイタリアやドイツから到着、バイデン米大統領は岩国基地経由")。岸田首相も飛行機でした(『読売』18日13時56分 "岸田首相が広島入り、G7サミットに先立ちバイデン氏と会談へ")。気候変動とか脱炭素とかの問題もいくらかは話し合うんだろうと思うんですが、岸田さんは、飛行機じゃなくて新幹線を使ったら良かったのに。

5月20日(a) 『朝日』17面(読書欄) "ひもとく:骨太の人物評伝 時代や社会を鮮やかに照射 ジャーナリスト 青木理"。リニアに関連するのは『信毎』の主筆だった桐生悠々の抵抗の姿勢が、リニア問題について現在の『信毎』に一貫した姿勢があったのかという点。葛西敬之氏を書いた『国商』。政治全体について安倍晋三氏との関係からすれば、リニアが安倍案件ではない理由はないと思います。突飛に感じるかも知れませんが、関連で、「発出」という言葉、最近聞くようになった言葉でいやな感じだと思いますが、違和感を覚える人はけっこう多いようです。JR東海さんもリニア建設では、ハテナと思うコトバ(専門「的」用語)を使っていますね。

5月19日(f) 『信毎』16面 "狭い道 立場入れ替え ダンプの視点も自転車の意見も リニア工事の大鹿 相互理解へ27日体験会"。

5月19日(e) 『赤旗』8面 "戦争と地形図 国防・侵略に使われ 国民には「機密」扱い 今尾恵介"

5月19日(d) 『日経』26面 "セメント工場 廃棄物活用に影 アジアへの輸出減で減産 処理収入細る ごみ処分場の負担増も"。

5月19日(c) 『信毎』2面 "ローカル線分岐点:大糸線「まず利用促進」 振興部会 方針巡り大町市長 「路線」の在り方 JRと自治体で解釈に違い 「持続可能性」温度差再び"、『中日』12面 "大糸線期成同盟会 23年度計画決定 人流活発化見据え事業"。

5月19日(b) 『中日』6面 "台湾新幹線車両 「N700S」型採用 日立・東芝26年から納入"、『日経』13面 "日立・東芝、台湾で新幹線受注"、『信毎』8面 "日立と東芝、台湾高速鉄道から新型車両受注発表"。 / 『朝日』23日9面 "日立・東芝、台湾高速鉄道144両受注"。

5月19日(a) 『朝日』6面 "コロナ後 新たな観光モデルを インバウンド ブームで終わらせないため 星野リゾート代表インタビュー ターゲット明確に・休み分散し混雑緩和"。

5月18日(a) 『中日』3面 "盛り土規制区域幅広く指定対象 国検討会が実施要領"、『日経』39面 "危険な盛り土 早期に対策 規制法施行・自治体の対応指針 崩落防止へ行政処分"、『信毎』7面 "国内短信▼盛り土規制、幅広く指定"。

5月17日(k) 『中日』12面 "リニア駆ける谷(4)残土置き場、選定難航(下)要対策土 住民の反発強く"。坂島の仮置き場は、川の流れで「攻撃される」ところではないですが、大鹿村の小河内沢の除山斜坑ヤードは攻撃される側ではないのに、川岸が常に洗われ、2020年7月豪雨では仮囲いが川に落下しています(参考)。増水した場合はそういうことはあまり関係ないはずですね。「危なくてしょうがない。リニアを造るのはいいけど、(土も)最後までJRで対処してほしい…水かさが増して置き場に流れ込んだらと、これからの時期が心配」という住民の声を紹介しています。関連ページ:"御嵩町の住民が豊丘と大鹿の残土置き場を視察"

5月17日(j) 『信毎』3面 "静岡事務所長を執行役員に JR東海 トンネル着工へ「対話強化」"、『中日』7面 "JR東海 執行役員に永長氏 リニア静岡工区 現場トップ "。

5月17日(i) 『中日』7面 "列車側面にカメラ 安全確認に活用へ 来月からJR関西線"、『日経』15面 "JR東海、在来線に側面カメラ"。

5月17日(h) 『信毎』27面 "「JR各社の格差是正協議期間を」 自民チームが提言"。

5月17日(g) 『信毎』24面 "上信越道 碓氷軽井沢の先に見えたものは… トンネル上部 巨大要塞 岩塊撤去工事始まる"。リニア新幹線のトンネルでも同じようなことが起こりそうな場所があるんじゃないかと思います。

5月17日(f) 『南信州』6面 "しんきん羅針盤:高速交通網にかけた地域の熱量~「伊那谷中央道誌」地域関係者の言葉"。南アルプスを貫く計画もあった、中央自動車道の話。読んでいくと伊那谷住民が一丸となってという印象も受けるんですが、赤石トンネルルートが諏訪湖周りになったこと、東名高速との関係とか、障害が出て来たというくだりで、「中央道の経済効果への疑念、多額のトンネル建設費用等々の事情に住民感情なども絡んだ、複雑な政治状況があった」と書いています。

5月17日(e) 『赤旗』8面 "「生活道路」が「遊び空間」「交流の場」に "ボンエルフ"を日本にも 「クルマ社会を問い直す会」講演会 欧州で根付く実践紹介 日本女子大学家政学部住居学科教授 薬袋奈美子さん"。

5月17日(d) 『静岡新聞』 "トンネル残土置き場計画 JRと静岡県、すれ違い続く リニア国交省会議"。

5月17日(c) 『静岡新聞』 "「科学的根拠を」山梨知事が反論 リニア・ボーリング調査"、『信毎』3面 "国内短信▼山梨知事「リニア調査中止要請の根拠を」"。

5月17日(b) 『静岡新聞』 "JR東海社長 県境の湧水「特定は困難」 リニア工事、山梨のボーリング"。

5月17日(a) 『静岡新聞』 "JR東海、渇水期含め解析方針 大井川上流域沢の流量予測モデルで リニア国交省会議"。

5月16日(g) 『日経』1面 "日本の賃金 強まる上昇圧力 「安いニッポン」に転機 時給2000円でも働き手来ず"。「…建設職の不足率は22%。修繕が出来ず道路は穴だらけで移動の時間が増える…『多くの業種が景況と連動しない構造的人手不足になっている』」。

5月16日(f) 『中日』14面 "リニア駆ける谷(4)残土置き場、選定難航(上)決定半数 土砂災害へ懸念"。豊丘村の本山の残土置き場について、「うっそうとした道を標高千メートルほどまで駆けあがった先に、突如として8.5ヘクタールの開けた土地が広がる」と書いています。まあ「うっそうとした道」がどんなものなのか想像ができませんが、「突如として8.5ヘクタールの開けた土地が広がる」という表現が適切といえる場所じゃない。3月下旬に掲載されたJR東海のYoutubeチャンネルでは残土の全量974万の4割の行き先が決まっていると説明していました。この記事は「半分ほど」としています。阿智村上清内路のクララ沢への谷埋め処分について、岐阜大の沢田和秀教授(地盤工学)の「JRが示す設計について『百年に一度の確立(ママ*)で想定される大雨でも十分排水できる。現在のクララ沢は不安定で土砂災害が起きやすい地形、地質だが、盛り土でむしろある程度安定する』」というコメントを紹介しています。かなり前に豊丘村あたりで、残土を置いた方が災害対策になるという素人考えの意見があったと思いますが、地元の人でいまそんなことをいう人はいないと思います。不安定だから長野県は崩壊土砂流出危険地区に指定しているわけで、周辺に建物を立てることなどについて規制はしていないけれど、県が谷止め工(とか砂防堰堤)を入れて防災対策をする可能性はあるわけで、盛り土を受け入れるのと、必要に応じて防災対策をしていくのとどちらが地域として良いのかという判断の問題だと思います。豊丘村の小園の場合は結果的に後者を選んだ形になったと思います。「沢田教授は『盛り土工事の基準は確立している。土砂災害の危険性がある国などが指定する沢だからといって、盛り土すると危ないという訳ではない』」ともいっています。かなり乱暴な理屈だと思いますが、この記事、ふしぶしに執筆者の表現に問題があることも事実。静岡県で頑張りすぎている沢田さんとなんかご関係のある方なんでしょうかね? 残土処分先のリストがのっていますが、半の沢の数字(×53万 → 〇33万、差の20万は974万に含まれない)が大きく違っていますね。『信毎』に比べて『中日』のリニア問題についての知識はやや浅いという印象ですね。* ネット記事では「確率」になっていますから紙面のマチガイは明らか

5月16日(e) 『信毎』26面 "飯山駅前のホテル補助金 「事務執行 適正といえない」 市長が不支出方針説明"。

5月16日(d) 『信毎』7面 "熊本 川辺川ダム巡り100億円規模 水没の村 新興計画合意 賛否は保留"、『朝日』34面 "川辺川 ダム触れず村振興策 国・熊本県・村 一部水没 根強い反発"。

5月16日(c) 『信毎』7面 "国内短信▼リニア調査中止要請で静岡知事「十分調整する」"、『静岡新聞』 "川勝知事、山梨県に「礼節欠いた」 リニア工事でJRに要望書"。

5月16日(b) 『赤旗』2面 "調査と情報提供必要 笹子トンネル事故 田村氏求める"。「田村氏は自動車道の新規建設をひたすら続ける政府と高速道路会社を批判…貨物等鉄道輸送へのモーダルシフト-への構造的・抜本的な道路政策転換を訴えました。」。関連で、『赤旗』"第三者機関で究明を 国交省人事情報提供 田村智子氏迫る 参院本会議"、"国土交通行政拡充を 国交労組など国会議員要請"。

5月16日(a) 『日経』17面 "鉄道17社、営業益29%増 今期 旅客回復もコスト高重荷"。「17社平均の営業利益はコロナ前の6割水準にとどまる…JR東海の今期営業利益(4300億円)もコロナ前比6割にとどまる。修繕費の増加に加え、東海道新幹線の出張利用がコロナ前に戻らない。」

5月14日(c) 『信毎』11面 "西の都から 尾池和夫 「変動帯の文化」とリニア工事 "。京都にも静岡にも「変動帯の文化」があり、豊富な水資源と関係がある。「リニア新幹線は大部分が活断層帯を掘り抜くトンネルで設計されており、地下水に対して真正面から挑戦する計画になっている」

5月14日(b) 『日経』6面 "News Forcast 苦戦の地方鉄道 次の手は 20日 JR四国 27年ぶり運賃上げ"。

5月14日(a) 『中日』2面 "視座 山田健太:「なぜ」を疎かにする社会"。コロナについての文ですが、リニアにも共通する点はあります。「なぜ」と問えば、もう決まったことで済ましてきたのがリニアです。

5月13日(e) 『UTYT(テレビ山梨)』12日20時19分 "リニアのトンネル工事現場で作業員が腕を骨折する大けが ベルトコンベアの点検作業中 山梨"。

5月13日(d) 『南信州』6面 "大鹿村 大型車とサイクリストの集い 27日 安全走行へ互いの目線確認"。

5月13日(c) 『信毎』7面 "国内短信▼リニア調査の中止要請、山梨知事「事前に調整を」"。

5月13日(b) 『静岡新聞』 "大井川利水協加入見送りへ 静岡市長 流域市町の懸念受け"。

5月13日(a) 『静岡新聞』 "流量予測モデル再考 静岡県、国にJR指導要望【大井川とリニア】"。

5月12日(g) 『赤旗』4面 "北の鉄路守ろう 札幌駅前で「いのちの日」行動"。

5月12日(f) 『信毎』21面 "中央構造線真上 大鹿の博物館 来月 開館30周年イベント"。

5月12日(e) 『信毎』7面 "山梨知事、リニア調査で意見交換"。11日、山梨県知事とJR東海の新社長との初めて面会、県内で行われているボーリング調査について意見交換。

5月12日(d) 『朝日』22面 "東海道新幹線 自動運転へ試験 28年ころ目指す"、『中日』27面 "新幹線 自動運転でGO! JR東海 試験走行 定刻通り、停止位置も正確"、『日経』15面 "東海道新幹線で自動運転 停車位置 誤差わずか9ミリ"。

5月12日(c) 『中日』9面 "名鉄 純益倍増188億円 交通事業3年ぶり黒字"。

5月12日(b) 『中日』12面 "JR4社 黒字 3年ぶり"。「旅客収入はいずれもコロナ禍前の7~8割に回復した。ただ、リモート勤務の普及などから、JR東日本の深沢祐二社長は『ビジネス分野はコロナ禍前には戻らないという前提で、働き方や暮らし方の変化に対応した様々な取り組みをしていきたい』と述べた」。

5月12日(a) 『静岡新聞』 "日軽金 漁師らに直接謝罪 土砂堆積続く雨畑ダム【サクラエビ異変 母なる富士川 未来につなぐ㊦】"。

5月11日(b) 『信毎』22面 "ローカル線分岐点:ローカル鉄道盛り上げ 地域一帯で えちごトキめき鉄道社長 飯山で講演"。ローカル線の「存続」や「利用客増」について、いろいろと施策がされているんですが、乗客が増えるようにいろいろなアイデアを考えたり、というのがこの飯山線の記事、ところが大糸線では、10日の記事のように、会合が非公開で行われている。いまの枠組みの中では何をやろうと、廃止は避けられないという結論が見えているから非公開で行われているのだろうと思わざるを得ませんね。北海道の農産物の輸送についての9日の記事では、ローカル線が貨物列車を通すことで成り立っているということが書いてあります。欲しいものと、必要なものという区別で言えば、リニアは前者、ローカル線は後者。特に、日本全体としては、こまった時なんですから、欲しいものはあきらめるべきです。

5月11日(a) 東京の北品川工区でJR東海は掘削を再開:『中日』2面 "リニア工事の調査掘進再開 JR東海、品川付近"、『信毎』7面 "国内短信▼リニア品川付近の調査掘進を再開"、『東京新聞』10日18時1分 "リニア地下工事 北品川からのトンネル「調査掘進」再開 JR東海 年内に240メートル掘る予定"

5月10日(d) 『赤旗』8面 "熱海土石流から1年10カ月 被災地の今(下) 盛土規制法 建設残土 規制なし 26日施行 市民の監視必要"。((上)は、5月4日8面 "熱海土石流から1年10カ月 被災地の今(上)復興・住まい 住環境激変 不安が続く "早く帰りたい" "元の家に"")

5月10日(c) 『信毎』27面 "上越新幹線 30年代に自動運転 JR東 北陸新幹線でも検討"、『日経』14面 "上越新幹線で自動運転 東京-新潟間 JR東、30年代に"。

5月10日(b) 『中日』15面 "活性化へ イベント展開 大糸線利用促進同盟会が振興部会"、『信毎』2面 "ローカル線分岐点:大糸線SNS 1万3000人閲覧 共同事業 期成同盟会部会 報告"。/ 『朝日』12日17面 "大糸線の存続議論 平行線 南小谷-糸魚川間 振興部会1年 自治体「活性化策取り組む」 JR西「見えぬ持続可能性」"。

5月10日(a) 『中日』9面 "新幹線 需要回復へ加速 ホテル、旅行も一括予約 推し活に焦点 コラボも JR東海 杉浦営業本部長"。

5月9日(d) 『信毎』6面 "米リニア構想 視界不良 JR東海が支援「大きな経済効果」 ワシントン-NY 360キロを1時間 巨額建設費 収益に疑問も"。共同通信の記事。関連ページ:"アメリカのリニア計画はどうなった?"、"アメリカ東海岸のリニア計画について"

5月9日(c) 『静岡新聞』 "リニア工事 静岡県の条件修正案「JR通じ詳細確認」 田代ダム案巡り東電RP"。

5月9日(b) 『信毎』8面 "交通機関の満足度 東京3位 英拠点メディア 世界の主な都市調査 「簡単に移動できる」94%"。

5月9日(a) 『朝日』16面 "リレーNOTE:どうなる 北の物流大動脈 新架線延びるとポテチが届かない"。

5月8日(a) 『静岡新聞』 "リニア工事の課題説明 静岡県職員が出前講座"。

5月7日(a) 『中日』5面 "「特攻」のメカニズム 「作戦」が残した教訓 責任不問体質 根深い日本 加藤拓"。加藤記者が紹介する、「『何の因果でかゝる場面に巡り合は(わ)したかと、愚痴の一つも言いたくなるのが偽らぬ真情である』」という言葉は特攻隊の指揮をした陸軍中将が回想録の中で書いていることば。リニア沿線の都や県や自治体の行政に関わった人たちの中にもこんな感情をもっている人がいるんじゃないかと思いますね。陸軍が特攻作戦を採用するまでの過程が記録されておらず、「責任触れないという組織の論理が垣間見えたように思えたけれど、国が責任と向き合わない構図は現在も残っているようだと加藤記者は書いています。リニア計画は「形の違った戦争」という人もいます。また、戦争は究極の公共事業という人もいます。公共事業すべてがとはいいませんが無駄といわれる多くの公共事業はそうだろうなと思いますね。この連載記事は夏に本になるそうです。

5月5日(c) 4日の『静岡新聞』 "リニアトンネル工事 5日間で93メートル削孔 山梨県ボーリング"。

5月5日(b) 1日の『静岡新聞』 "信頼構築問われるJR 小山展弘氏(立民、衆院静岡3区)【とうきょうウオッチ/永田町便り】"。

5月5日(a) 『読売オンライン』17時04分 "中国の鉱山で14人死亡、12人の遺体を隠蔽工作…責任追及恐れ地元トップが指示"。 JR東海は労災だとか、不法投棄など不祥事を公表しなかったり、工事現場付近の現場の外側の公道上や工事現場が俯瞰できる場所から工事現場の写真を撮ることを禁止したりと、中国共産党の地方の幹部たちがやってるのと同じようなもの。/ 『朝日』5面 "鉱山の事故隠蔽工作 12人の遺体隠す"。

5月4日(b) 『信毎』20面 "北海道新幹線トンネル工事 コンクリ試験で「不正」 熊谷組など"、『中日』16面 "トンネル工事で虚偽 熊谷JV、コンクリ巡り 北海道新幹線"、『日経』22面 "北海道新幹線の工事試験で虚偽 熊谷組JV、トンネルで"、『朝日』 "北海道新幹線の工事試験で虚偽 熊谷組JV、トンネルで"。

5月4日(a) 『中日』1面 "のぞみ かなえる 移動時間 JR東海 コロナで戦略転換 貸し切りイベント テレワーク 「上級グリーン車」検討"。移動時間に付加価値を加えるという考え方は、リニアモーターカーの考え方「時間を買う」とは違っているような気がします。1人で2シートや貸し切り車両などは、利用が減っているからこそできること。利用者側からすれば、今の新幹線の速度で十分ということでもあると思いますね。

5月2日(c) 『朝日』21面 "倉本聰が問う 「文明の墓場」 「便利」が生んだゴミの山 豊かさに麻痺していないか G7環境関連の展示 最後の最後に"(web版)。倉本さんは、少し前に『文藝春秋デジタル』に "倉本聰 老人よ、電気を消して「貧幸」に戻ろう! 浪費とはおさらば。子孫のため地球を洗い直す" という文章を書いて、リニアについて触れています。

5月2日(b) 『南信州』2面 "JR東海 秘境駅の魅力発見を 4日 新たなイベント列車運行"。

5月2日(a) 4月29日ころ、国交省から「弁明書の送付及び反論等の提出について」と「弁明書」という文書が配達証明で郵送される。続きを読む

5月1日(d) 『日経』19面 "ダイバーシティー進化論 「オールドボーイズクラブ」対策は どんどん女子会 連帯が力に 児玉治美"。「オールドボーイズクラブとは、男性中心の非公式な組織内コミュニティのことで、男性だけの飲み会やゴルフ、社内の派閥や勉強会などを通して自然に形成される。男同士の付き合いの中で組織の方針や人事が決まっていき、…」。「…」の部分は「女性が取り残される」と言うことなんですが、豊丘村の本山の残土置き場のことなんかでは、「住民が取り残される」みたいなことがあったと思いますね。「リニアは伊那谷にとって悲願」というのも、だいたいそんな仲間がいい続けているスローガンじゃないかと。

5月1日(c) 『信毎』1面 "泰阜・梨久保 若返る山あい 子育て世代移住増 高齢化率7割→2割 「ぽつんと感」が良かった 自分でできること増える"。リニアについても、移住者の意見をしっかり聞いて見ることが大切だと思うんですが、行政担当者はそれをやって来なかったように思いますね。

5月1日(b) 『信毎』20面 "塩尻駅 カモシカと列車衝突 1時間余 運転見合わせ"。飯田下伊那は陸の孤島というけれど、鉄道周辺でカモシカが散策するほどの山の中ではないと思います。

5月1日(a) 『中日』23面 "名古屋駅係員 新幹線と接触 上下線最大44分遅れ"、『信毎』19面 "東海道新幹線と接触、名古屋駅の駅員軽傷"。